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第4話 転生! 凌辱学園
#51 混浴露天風呂の恐怖②
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「なんですか? あれは」
咳払いの後、不思議そうに首をかしげて若手教員のひとりが誰にともなくたずねた。
「しびれフグだよ。君のような草食系男子は、知らないかもしれないが」
年配の教員の湯船から、すかさず答えが返ってきた。
「しびれフグ?」
「言ってみれば男性用オナニーマシーンだ。あれをペニスに装着すると、スイッチを切るまで射精が止まらない」
「その通りです」
那智は右手の貝殻のような物体を、皆に見えるよう、高く掲げてみせた。
「ルール違反者には、もれなくこれを装着してもらいます」
「それもいいかもしれませんね」
さっき発言した教員はにやにや笑いを口元に浮かべている。
「なんだか気持ちよさそうな罰ゲームじゃありませんか」
「試してみますか?」
那智が矛先を向けると、
「いいんですか? 僕らの番はもう終わっちゃってますけど」
目を輝かせ、身を乗り出してきた。
「かまいません。勇気があるなら、どうぞこちらへ」
「馬鹿、やめろ」
「死にたいのか」
制止の声専らが年配グループからのみ上がるのは、アダルトグッズに関する経験知の違いだろう。
湯船から上がってきた若い教員は、細身ながら筋肉質な体をしたイケメン青年である。
女生徒たちから圧倒的な人気を誇り、陰で那智をババア扱いしているひとりだった。
「ここに立ってください」
エスコートすると見せかけて、那智は左のこぶしを青年の鳩尾に叩き込んだ。
「ぐはっ」
たまらず上体を折った若い者を後ろから引きずり上げ、羽交い絞めにする。
「この那智さんを舐めるんじゃないよ」
耳元でささやくと、左手でペニスをもたげ、右手のしびれフグをその先端にはめ込んだ。
スイッチを入れたとたん、
「うわあああああっ!」
青年教師の身体がいきなり弓なりに反り返った。
しびれフグに亀頭をくわえ込まれたペニスが、みるみるうちに立ち上がっていく。
「いく、いく、いくううっ!」
数秒と経たないうちに泡を吹き、腰を前後に振りながら大声で叫び始めた。
「こうなりたくなかったら、正々堂々と笹原先生を犯してくださいね」
岩風呂の間に寝転がって、股間を押さえてのたうち回る青年を冷ややかに見下ろして、那智は言った。
「では、ミドルクラスの皆さん、用意はいいですか?」
再びホイッスルを拭くと、10対の腕がおずおずと杏里のほうへと伸び始めた。
はちきれんばかりの乳房に、むちむちの太腿に、大きな桃のような尻に、指という指がからみついていく。
那智の牽制に最初のうちこそ控えめだった教師たちの手の動きは、杏里が悶えるようになると、次第に激しさを増し始めた。
「だ、だめです…ああん…そんなこと…」
水着越しに勃起した乳首をつままれ、反射的にあえぐ杏里。
その下にもぐりこんだ教員のひとりは、勃起したペニスを水着の上から杏里の股間にこすりつけているようだ。
悶え狂う杏里を見ていられなくなり、那智はストップウォッチに目を落とした。
あんな程度でヨガるなんて、感じやすいにもほどがある。
あれでは、次のグループの凌辱にはとても耐えられそうもない。
なんといっても、大山校長たちのグループは、なんでもありのデスマッチ・スタイルなのだ。
規定の時間が経過したところで、那智は力いっぱいホイッスルを鳴らした。
デモンストレーションが効いたのか、ひとりの違反者も出なかった。
いよいよ次は、老害10人衆の湯船である。
蹂躙される杏里の裸体が脳裏をかすめ、那智は急速に動悸が高まるのを感じないではいられなかった。
咳払いの後、不思議そうに首をかしげて若手教員のひとりが誰にともなくたずねた。
「しびれフグだよ。君のような草食系男子は、知らないかもしれないが」
年配の教員の湯船から、すかさず答えが返ってきた。
「しびれフグ?」
「言ってみれば男性用オナニーマシーンだ。あれをペニスに装着すると、スイッチを切るまで射精が止まらない」
「その通りです」
那智は右手の貝殻のような物体を、皆に見えるよう、高く掲げてみせた。
「ルール違反者には、もれなくこれを装着してもらいます」
「それもいいかもしれませんね」
さっき発言した教員はにやにや笑いを口元に浮かべている。
「なんだか気持ちよさそうな罰ゲームじゃありませんか」
「試してみますか?」
那智が矛先を向けると、
「いいんですか? 僕らの番はもう終わっちゃってますけど」
目を輝かせ、身を乗り出してきた。
「かまいません。勇気があるなら、どうぞこちらへ」
「馬鹿、やめろ」
「死にたいのか」
制止の声専らが年配グループからのみ上がるのは、アダルトグッズに関する経験知の違いだろう。
湯船から上がってきた若い教員は、細身ながら筋肉質な体をしたイケメン青年である。
女生徒たちから圧倒的な人気を誇り、陰で那智をババア扱いしているひとりだった。
「ここに立ってください」
エスコートすると見せかけて、那智は左のこぶしを青年の鳩尾に叩き込んだ。
「ぐはっ」
たまらず上体を折った若い者を後ろから引きずり上げ、羽交い絞めにする。
「この那智さんを舐めるんじゃないよ」
耳元でささやくと、左手でペニスをもたげ、右手のしびれフグをその先端にはめ込んだ。
スイッチを入れたとたん、
「うわあああああっ!」
青年教師の身体がいきなり弓なりに反り返った。
しびれフグに亀頭をくわえ込まれたペニスが、みるみるうちに立ち上がっていく。
「いく、いく、いくううっ!」
数秒と経たないうちに泡を吹き、腰を前後に振りながら大声で叫び始めた。
「こうなりたくなかったら、正々堂々と笹原先生を犯してくださいね」
岩風呂の間に寝転がって、股間を押さえてのたうち回る青年を冷ややかに見下ろして、那智は言った。
「では、ミドルクラスの皆さん、用意はいいですか?」
再びホイッスルを拭くと、10対の腕がおずおずと杏里のほうへと伸び始めた。
はちきれんばかりの乳房に、むちむちの太腿に、大きな桃のような尻に、指という指がからみついていく。
那智の牽制に最初のうちこそ控えめだった教師たちの手の動きは、杏里が悶えるようになると、次第に激しさを増し始めた。
「だ、だめです…ああん…そんなこと…」
水着越しに勃起した乳首をつままれ、反射的にあえぐ杏里。
その下にもぐりこんだ教員のひとりは、勃起したペニスを水着の上から杏里の股間にこすりつけているようだ。
悶え狂う杏里を見ていられなくなり、那智はストップウォッチに目を落とした。
あんな程度でヨガるなんて、感じやすいにもほどがある。
あれでは、次のグループの凌辱にはとても耐えられそうもない。
なんといっても、大山校長たちのグループは、なんでもありのデスマッチ・スタイルなのだ。
規定の時間が経過したところで、那智は力いっぱいホイッスルを鳴らした。
デモンストレーションが効いたのか、ひとりの違反者も出なかった。
いよいよ次は、老害10人衆の湯船である。
蹂躙される杏里の裸体が脳裏をかすめ、那智は急速に動悸が高まるのを感じないではいられなかった。
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