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第4話 転生! 凌辱学園

#35 恥辱まみれの歓迎会⑬

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 やがてどかどかと教師たちが乗り込んできて、バスの中はじきにすし詰め状態になった。

 杏里が改めて驚いたのは、その男性比率の高さである。

 杏里と那智以外、全員男なのだ。

「笹原君はちゃんと乗ってるかね? 主役を置いてきちゃあ、話にならん」

 一番前の席から身を乗り出し、大山が大声を出した。

「ご心配なく。ちゃんとわたくしめが、確保しております」

 澄ました声で答えたのは、那智である。

「おお、そうか。鬼龍院君に任せておけば、安心だな」

「なんだ、そんなところにいたんですか」

 その声に、後部座席の若い男性教員が反応した。

「ね、笹原先生、向こうに着くまで、僕らとトランプでもやりませんか?」

「うざいんだよ」

 とたんに、那智が猛獣の唸りに似た声を上げ、男達を牽制した。

「じーっと見てんじゃねーよ! この青二才めが!」

「は、はいいいっ」

 ドスの効いた那智の迫力に震えあがる後部座席の若手教師たち。

「こちとら、授業で疲れてんだ。覗いたら承知しないよ!」

 とどめを刺され、頭から冷水をぶっかけられたように、全員しゅんとなる。

「まったく、油断も隙もない」

 ぶつぶつ言いながら、那智の右手がまた杏里の胸をまさぐり始めた。

 左手はタイトスカートに伸び、むき出しのむっちりした太腿を愛おしむように撫で回している。

 ト、トランプのほうが、よかったのに…。

 今更嘆いてみても、後の祭りだった。

 那智の指は、徐々にスカートの下にもぐりこもうとしている。

 やっかいなのは、美和のくれた媚薬入り絆創膏のせいで、早くも股間が濡れ始めていることだった。

 そういえば、乳首も少しずつ勃ってきたような気がする…。

 よくない傾向だった。

 ここは気を引き締めなければ。

 乳首と陰部をじかに触られたら、杏里がノーブラノーパンで、しかもそこに絆創膏を貼っていることが那智にばれてしまうのだ。

 ただでさえ、ドSの性癖のある那智のことである。

 そんな秘密を知ったら、狂喜乱舞して、場所柄もわきまえず、杏里を手籠めにしようと襲いかかってくるに違いない。

「や、やめてください…」

 杏里は身悶えした。

 が、身体を拘束するシートベルトのせいで、腕一本、満足に動かせない。

 そうこうするうちにも、那智の指はブラウスのボタンを外し始めている。

「あ。だめ。だめです!」

 ボタンがはずれ、熟れ切った果実のような片方の乳房が、ぼろんと飛び出した。

 とたんに、那智が息を呑んだ。

「やだ…笹原先生、これはなあに?」

 乳首に貼った絆創膏を、食い入るように見つめている。

「あ、あの、あの、ただのブラの代わりです…」

 くう、見つかっちゃった!
 
 どうしよう…。

「やっぱり」

 と、ふいに、那智の口元に淫蕩な笑みが浮かんだ。

「思った通りだったわ。笹原先生、あなた、相当な変態ね」


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