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第4話 転生! 凌辱学園
#24 恥辱まみれの歓迎会②
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「こ、校長先生? し、失礼いたしました!」
杏里はうろたえ、赤面した。
そんな。
まさかこの脂ぎったスケベ男が校長とは…。
ここ清流院高校の校長といえば、棺桶に片足をつっこんだみたいな老人だったはずである。
やはり、ここは異世界なのだ。
元居た世界と似ているが、杏里自身が大人になっているように、全部が全部、同じというわけではないらしい。
「いいんだよ、そんなことは」
大山が相好をくずした。
「初めての授業やら色々で、君もストレスがたまっているんだろう。そう思って、きょうは歓迎会もセッティングしてある。もう少しの辛抱だから、あと半日、がんばってくれたまえ」
「あ、ありがとうございます」
再び頭を下げ、大山の前を通りすぎようとした時だった。
「ところで笹原君」
ふいに声のトーンを落として大山が呼び止めてきた。
「え?」
振り向くと、なにやら意味ありげなまなざしで杏里のスカートの尻を見つめている。
「もしよかったら、そのう、どんなパンティを穿いているのか、私にちょっと見せてくれないかな」
「は?」
豆鉄砲を喰らった鳩にでもなった気分だった。
今の、私の聞き間違い?
ま、まさか、校長先生が、よりによって職員室で、そんなこと言うはずないよね…?
「なんなら一緒に校長室に来るかね? なあに、ちょっと気になったんだよ。君のパンティが、そのう、教師としてふさわしいかどうか」
「け、けっこうです!」
腕をつかもうと伸ばしてきた大山の手を振り切って、杏里は身体を力いっぱいよじった。
その時だった。
ふいに肩甲骨あたりで、プツンという音がした。
ずるり。
ブラの肩紐がずり下がり、ブラウスの下でたわわな乳房が絞めつけから解放されるのがわかった。
やばっ!
杏里は蒼白になった。
ショーツどころか、今度はブラジャーまで!
「じゃ、私、これから授業ですから!」
こぼれかけた乳房を押し上げるように腕で隠して、急ぎ足で職員室を出た。
廊下の角にある女子トイレに飛び込むと、ブラウスを脱いで状況を確認してみた。
思った通り、ブラのホックが壊れている。
男子生徒のひとりに乱暴に胸をまさぐられた時、おそらく傷んでしまったに違いない。
仕方なく、ブラははずしていくことにした。
これで、ノーブラ、ノーパンになってしまったことになる。
しかも、ブラウスのボタンは全部弾け飛んでしまっているから、何とかしないと生乳房がこぼれ出してしまう。
大急ぎでショルダーバッグの中を探ると、底のほうに安全ピンがふたつ、見つかった。
「ないよりはましよね」
ほっとひと息ついて、ブラウスの前を2か所、安全ピンで留めてみた。
個室を出、洗面台まで行き、鏡で上半身を映してみる。
「やだ」
杏里は思わず、両手で頬を押さえていた。
顔から火が出るほど恥ずかしい恰好だ。
ブラウスに隙間があるため、そこから胸の谷間とへそがもろに見えてしまっている。
更にブラをしていないせいで、薄い布地を通してピンク色の乳輪と乳首のぽっちが透けてしまっているのだ。
「どうしよう…?」
途方に暮れて、そうひとりごちた時だった。
「ふふ、笹原先生、どうなさったんですか? そんなに深いため息ついて、可愛いお顔を真っ赤にして」
肩越しに声をかけられ、杏里は一瞬息が止まりそうになった。
鏡に、頭に包帯を巻いた少女が映っている。
元居た世界での杏里の第二の天敵、葛城美和だった。
杏里はうろたえ、赤面した。
そんな。
まさかこの脂ぎったスケベ男が校長とは…。
ここ清流院高校の校長といえば、棺桶に片足をつっこんだみたいな老人だったはずである。
やはり、ここは異世界なのだ。
元居た世界と似ているが、杏里自身が大人になっているように、全部が全部、同じというわけではないらしい。
「いいんだよ、そんなことは」
大山が相好をくずした。
「初めての授業やら色々で、君もストレスがたまっているんだろう。そう思って、きょうは歓迎会もセッティングしてある。もう少しの辛抱だから、あと半日、がんばってくれたまえ」
「あ、ありがとうございます」
再び頭を下げ、大山の前を通りすぎようとした時だった。
「ところで笹原君」
ふいに声のトーンを落として大山が呼び止めてきた。
「え?」
振り向くと、なにやら意味ありげなまなざしで杏里のスカートの尻を見つめている。
「もしよかったら、そのう、どんなパンティを穿いているのか、私にちょっと見せてくれないかな」
「は?」
豆鉄砲を喰らった鳩にでもなった気分だった。
今の、私の聞き間違い?
ま、まさか、校長先生が、よりによって職員室で、そんなこと言うはずないよね…?
「なんなら一緒に校長室に来るかね? なあに、ちょっと気になったんだよ。君のパンティが、そのう、教師としてふさわしいかどうか」
「け、けっこうです!」
腕をつかもうと伸ばしてきた大山の手を振り切って、杏里は身体を力いっぱいよじった。
その時だった。
ふいに肩甲骨あたりで、プツンという音がした。
ずるり。
ブラの肩紐がずり下がり、ブラウスの下でたわわな乳房が絞めつけから解放されるのがわかった。
やばっ!
杏里は蒼白になった。
ショーツどころか、今度はブラジャーまで!
「じゃ、私、これから授業ですから!」
こぼれかけた乳房を押し上げるように腕で隠して、急ぎ足で職員室を出た。
廊下の角にある女子トイレに飛び込むと、ブラウスを脱いで状況を確認してみた。
思った通り、ブラのホックが壊れている。
男子生徒のひとりに乱暴に胸をまさぐられた時、おそらく傷んでしまったに違いない。
仕方なく、ブラははずしていくことにした。
これで、ノーブラ、ノーパンになってしまったことになる。
しかも、ブラウスのボタンは全部弾け飛んでしまっているから、何とかしないと生乳房がこぼれ出してしまう。
大急ぎでショルダーバッグの中を探ると、底のほうに安全ピンがふたつ、見つかった。
「ないよりはましよね」
ほっとひと息ついて、ブラウスの前を2か所、安全ピンで留めてみた。
個室を出、洗面台まで行き、鏡で上半身を映してみる。
「やだ」
杏里は思わず、両手で頬を押さえていた。
顔から火が出るほど恥ずかしい恰好だ。
ブラウスに隙間があるため、そこから胸の谷間とへそがもろに見えてしまっている。
更にブラをしていないせいで、薄い布地を通してピンク色の乳輪と乳首のぽっちが透けてしまっているのだ。
「どうしよう…?」
途方に暮れて、そうひとりごちた時だった。
「ふふ、笹原先生、どうなさったんですか? そんなに深いため息ついて、可愛いお顔を真っ赤にして」
肩越しに声をかけられ、杏里は一瞬息が止まりそうになった。
鏡に、頭に包帯を巻いた少女が映っている。
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