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第3話 ずっとあなたとしたかった

#177 子宮プレイ再び⑲

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 紗彩は杏里の子宮を握ると、2本の輸卵管をアクセサリのように、手首に巻きつけた。

 多少荒っぽく扱っても、ちぎれないようにするためである。

 子宮の手触りは独特だ。

 表面は河豚の白子みたいにすべすべしていてひどく柔らかく、そのくせ中には芯がある。

 芯にあたるのは、かずのこを連想させる卵巣だった。

 押さえるとつぶつぶが手のひらに当たり、それがまたなんとも気持ちがいい。

 潰さないように気をつけながら、右手で子宮を握ってこぶしをつくる。

 その官能的な感触に、紗彩自身、危うく声を上げそうになる。

 見上げると、杏里の膣口はだらしなく開いたままだった。

 淫汁でぬるぬるになった赤い膣壁が、ひくひく波打っているのが外から見て取れるほどだ。

 その穴めがけて、紗彩はこぶしをゆっくりとめり込ませていった。

 こんなにまで広がっていいものかと思うほど、こぶしの侵入に合わせて膣口が広がり始める。

 股間全体が穴になってしまったかのように、大陰唇が左右に引き伸ばされていく。

 最初、若干の抵抗があったものの、杏里の膣はゴムでできているかのように柔らかかった。

 少し無理をしてこじるように押し込むと、ぬるりと小陰唇が反転して、紗彩のこぶしを難なくその中にくわえ込んだ。

「ああああっ!」

 両手を支点にレールから吊るされた杏里が、活きのいい鮮魚のように裸身をくねらせた。

 一気に挿入すると、括約筋が切れたり、膣口に裂傷が生じたりしかねない。

 だから紗彩は、こぶしが半分ほど沈んだところで、あえて一度抜くことにした。
 
 手前にこぶしを引くと、

「ふうううっ!」

 杏里が空気の抜けるような声を漏らして、下半身を跳ねるように揺らした。

 その振動で、こぶしの抜けた穴から卵白のような淫汁ががとろとろと流れ出してきた。

 幾筋もの粘液の糸が、紗彩の首に、乳房に、乳首に、べっとりと貼りついた。

 杏里の興奮の度合いに比例するのか、淫汁の匂いはかなりきつくなっている。

「じらさないで…」

 杏里はすすり泣いているようだ。

「もっと、ちゃんと、奥まで、突いて…」

「ふふ、杏里ちゃん、そんなにこれが好きなの?」

 嗜虐的な気持ちがこみあげてきて、紗彩はあえて乱暴にこぶしを突き上げた。

 めりっと音がして、ずぶずぶとめり込んだ。

 手首まで入ったところでぐりっと回転させ、こぶしをずぼっと勢いよく抜き去った。

「はあうっ!」

 杏里がびくんと足を突っ張り、やおらプロペラみたいに回り出す。

 こぶしを抜いたとたん、決壊した堤防から濁流が迸るように、多量の淫汁が紗彩の顔めがけて噴き出した。

 匂い立つ生温かい体液を、舌を伸ばして貪り舐める紗彩。

「もっと…もっと、入れてください…」

 杏里がむせび泣く。

「杏里のおま〇こを、もっと、もっと、めちゃくちゃにして…」

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