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第3話 ずっとあなたとしたかった

#159 子宮プレイ再び②

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 さすが百戦錬磨のペットロイドだけあって、みいの愛撫は巧妙だった。

 AIにすべての性技、そして杏里と紗彩の弱点がインプットされているのだろう。

 両手で2本の自撮り棒を器用に操りながら、その先に取りつけたローターで巧みにふたりの性感帯を攻めてくるのだ。

 しかも、みいの上手いところは、膣や乳首といった最も感じる部位を故意に避け、執拗にそれ以外の部分を攻めまくる点だった。

 じらしにじらされた杏里と紗彩は、すぐに狂乱状態に陥った。

「みいったら、やめて! そんなにじらさないで!」

「おお! そこじゃないわ! もっと右! ああんっ、また逸れた!」

「ふふ、おふたりとも、何をそんなに駄々をこねてらっしゃるんですかあ?」

 自撮り棒をテーブルに置き、みいがベッドの上に乗った。

 立ち上がると、ロープを操作して、杏里と紗彩を自分の近くに引き寄せた。

「さ、今度はみいも楽しむ番ですよ」

 にこにこ笑いながら自分の乳房にオイルを塗ると、両手を後ろに回し、胸だけを突き出して近づいてくる。

「これはどうですかあ?」

 みいが身体を反転させると、尖った乳首が杏里と紗彩の乳首を弾くようにして、水平に通り過ぎた。

「ああんっ!」

「はふうっ!」

 突然の鋭い快感に、反射的に身体をびくつかせるふたり。

「さあ、もう一度!」

 みいのふたつの乳房が旋回して、またしても乳首で杏里と紗彩を責めてきた。

 ベッドと平行に開いたふたりの両足の間、ぷっくりと膨れた恥丘の間から、つーっと透明な糸が伝って落ちた。

「もっと!」

 紗彩が叫んだ。

 普段の淑女然とした佇まいからは想像もつかない、恥も外聞も忘れた嬌声だった。

「はいはい」

 みいが紗彩を抱き寄せ、ぺたりと乳房と乳房を重ね合わせる。

 それを見て、

「そんな、紗彩さんだけ、ずるい!」

 ひりつくような嫉妬に駆られ、負けじと杏里は叫んでいた。

「私にも、みいのおっぱい、ちょうだいよ!」
 

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