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第3話 ずっとあなたとしたかった

#158 子宮プレイ再び①

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 場所は変わって、ここは例のプレイルームである。

 部屋の天井に高い位置には何本ものステンレスのレールが走り、そこからいくつもの拘束具が下がっている。

 今、杏里は、全裸のまま、天井から吊り下げられている。

 両手をまっすぐに頭上に伸ばし、両足を床と水平に左右に開いた逆Tの字の格好である。

 その隣には、やはり同じ姿勢で全裸の紗彩が吊り下げられていた。

 みいがふたり同時にフィストファックを行うためだった。

 みいは昨夜雪乃たちが使った遠隔ローターを両手に持っている。

 自撮り棒の先に大人のおもちゃをとりつけた”あれ”である。

 いきなりフィストファックは無理なので、まずは前戯からというわけだ。

 並んで吊るされている杏里と紗彩の裸体は、対照的だった。

 華奢ながら、出るところにはしっかり脂肪がつき、見るからにグラマラスな杏里の肢体に対して、紗彩のそれは、起伏では杏里に劣るものの、全体が流れるような流線形をしていて、長い手足がなまめかしい。

 また、杏里があどけない少女の顔立ちをしているのに対し、紗彩の顔は京美人を連想させる成熟した女の色香を漂わせている。

「うわあ、こうしておふたりのヌードを前にすると、みい、もうドキドキで胸がいっぱいですぅ!」

 2本の自撮り棒をそれぞれの裸体に近づけながら、感に堪えぬような声で、みいが言った。

 自撮り棒の先で震えるふたつのピンクのローターは、どうやらまずはふたりの太腿を狙っているようだ。

「みい、なんでもいいから、早くして」

 快感への期待で股間の疼きが次第に高まるのを感じて、かすれ声で杏里は言った。

 足を床と平行に180度開いているため、恥丘の割れ目が開いて自然と中身が露出してしまっている。

 その小陰唇に露が溜まり始め、今にもしずくとなって落ちそうなのだ。

「私もよ…。この格好で拘束されているだけで、おかしな気分になっちゃいそう…」

 紗彩の言う通りだった。

 3人の姿は、部屋の3方と天井を占めた大きな鏡に克明に映し出されているのである。

 どちらを見ても、己のはしたない姿が、否が応にも視界に入ってしまうのだ。

「はい、ただいま」

 嬉々として答えるみいも、もちろん全裸だった。
 
 背丈は杏里より少し低いが、その分みいのスレンダーな裸体はまるで妖精のそれのようだ。

「あん」

 ローターの振動を左の太腿に感じ、杏里は小さく喉の奥で叫んだ。

「くう」

 そこに、隣の紗彩の声が重なった。

 こうして、みいの長く巧みな前戯が始まった。

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