そんなお口で舐められたら💛

戸影絵麻

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第3話 ずっとあなたとしたかった

#157 不機嫌な下僕⑳

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 さらけ出された息を呑むほど美しい紗彩の裸身。

 目の前に仰臥するその女体に、気の向くままに食べ物を盛りつけていくのは、予想以上に楽しかった。

「わあ、おいしそう!」

 盛りつけ終わると、杏里とみいは競い合うようにして朝食を食べ始めた。

 みいと杏里の女体盛りの後だけに、紗彩はすでにかなり興奮しているらしく、秘所の濡れ方も半端ない。

 クリームや果物と一緒にその乳首を舐め、蜜壺にソーセージやフランスパンを突っ込んでは、愛液にまぶして口に運んだ。
 
 あらかた食べ終えたところで、今度はふたりで紗彩の全身を舌できれいに舐め回す。

 杏里が喉から首筋、腋の下へと舌を這わせると、みいが足の指先からふくらはぎ、膝の裏側、内腿へと、逆方向から舌を進めてきた。

 紗彩は時折ぴくんと腰を上げ、切なそうに喘ぎ声をあげる。

 杏里の唾液で濡れ光る乳房の頂では、桜色の乳首が勃起して、根元に影ができるほど硬くそそり立っている。

 それを交互に指で弾いていると、

「あらあ、紗彩さま、どうしちゃったんでしょうね。おつゆがこんなに」
 
 みいが紗彩の股間から流れ出す蜜を、人差し指に塗りつけて匂いを嗅いでみせた。

「も、もう、がまんできません」

 荒い息の合間から、仰臥したまま、紗彩がささやいた。

 極度の高ぶりで、声がかすれてしまっているようだ、

「沙彩を、いかせて…ふたりがかりで、いかせてほしいの」

「だめですよ」

 意地悪くみいが笑う。

「新しい技を試してみるって、約束したじゃありませんか。じゃあ、そろそろ場所を変えて、本番と行きますか」

「お願い…なんでもいいから、紗彩をすっきりさせて…このまま、蛇の生殺しみたいに、放置されるのだけは嫌」

 唾液まみれの裸体を悩ましくねらせて、苦しそうに紗彩が言った。

 ぬらぬら光る唇が、なんとも言えず、セクシーだ。

 杏里は、太腿と太腿の間に、ぬるりとした熱い感触を覚え、ひそかに頬を赤らめた。

 ゆうべの紗彩との子宮合戦を思い出し、欲情してしまったのだ。
 
 きょうはそこにみいが加わり、あの技を紗彩で試してみるというのである。

 興奮するなというのが、無理な話だった。

 ああ、こんなに早く、また紗彩さんの子宮に触れるなんて…。

 杏里は自分がすっかり子宮の虜になっていることに気づき、ちょっぴり驚いた。
 
 やだ。

 いつのまにか私も、変態になっちゃった…。





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