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第3話 ずっとあなたとしたかった
#152 不機嫌な下僕⑮
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細胞膜が消失し、細胞と細胞が溶け合ってひとつに融合するような快感の嵐に呑まれ、何度イッたことだろう。
「おなか空きましたね」
抱き合ったまま横たわると、口から出した子宮を胸のふくらみにはさんで優しく揉みながら、みいが言った。
「だよね。朝からこれだもんね、私、喉も乾いちゃった」
ふわふわのみいの髪を撫でながら、杏里もクスリと笑った。
服を着てダイニング・キッチンに顔を出せば、朝食にはありつけるのだろうけど、けだるい疼きが全身に残っていて、ふたりともすぐには動く気になれないのだった。
しばらくそうして肌を寄せ合い、お互いのぬくもりに多幸感を味わっていると、ドアのほうで控えめなノックの音がした。
「杏里ちゃん、起きましたか? ひょっとして、みいもそこにいるの?」
絹の肌触りを思わせるしっとりした声音は、紗彩のものである。
「はあい」
返事を返すと、杏里はあわててみいにささやいた。
「まずいよ、みい。早く服を着て」
杏里ときたら、ゆうべ遅くまで4人プレイを楽しんで、またこのていたらくである。
いくら紗彩でも、呆れてしまうに違いない。
「もう遅いですよ。すぐにオイトマするつもりだったので、みい、ドアにカギ、かけてないですから」
しれっとした顔で、みいが言う。
「あら、鍵、開いてるのね。じゃ、入りますよ」
みいの言葉通り、止める間もなく、紗彩が入ってきた。
「まあ」
裸で抱き合うふたりの少女の姿に、手で口を覆って絶句する。
みるみるうちにその目元が桜色に染まり始めたのを見て、杏里は紗彩の昨夜の乱れっぷりを思い出し、股間がかすかに疼くのを感じて、ぼおっとなった。
「ちょうどよいところにいらっしゃいました」
和服姿で立ち尽くす紗彩に向かって、明るい声でみいが言葉をかけた。
「今、杏里さまと、新しい子宮の愛撫方法、試してたんですよ」
「新しい、子宮の…?」
紗彩が恥じらいの色を浮かべた瞳で、そっと杏里のほうを盗み見た。
「よかったら、朝食の後、3人で試してみませんか? 杏里さまも、学校をお休みでは、きっとお暇だと思いますし」
「ちょ、ちょっと、みいったら」
杏里はみいの口をふさごうと、手を伸ばした。
そんな、紗彩さんの都合も聞かないで、勝手にどんどん話、進めちゃだめでしょ?
そう思ったのだ。
が、どうやら、みいの判断のほうが正しかったようである。
ぽっと頬を上気させると、紗彩が期待に震える声で言ったのだ。
「もしかして、それ…私の子宮でも、やってくれるってことなのかしら?」
「おなか空きましたね」
抱き合ったまま横たわると、口から出した子宮を胸のふくらみにはさんで優しく揉みながら、みいが言った。
「だよね。朝からこれだもんね、私、喉も乾いちゃった」
ふわふわのみいの髪を撫でながら、杏里もクスリと笑った。
服を着てダイニング・キッチンに顔を出せば、朝食にはありつけるのだろうけど、けだるい疼きが全身に残っていて、ふたりともすぐには動く気になれないのだった。
しばらくそうして肌を寄せ合い、お互いのぬくもりに多幸感を味わっていると、ドアのほうで控えめなノックの音がした。
「杏里ちゃん、起きましたか? ひょっとして、みいもそこにいるの?」
絹の肌触りを思わせるしっとりした声音は、紗彩のものである。
「はあい」
返事を返すと、杏里はあわててみいにささやいた。
「まずいよ、みい。早く服を着て」
杏里ときたら、ゆうべ遅くまで4人プレイを楽しんで、またこのていたらくである。
いくら紗彩でも、呆れてしまうに違いない。
「もう遅いですよ。すぐにオイトマするつもりだったので、みい、ドアにカギ、かけてないですから」
しれっとした顔で、みいが言う。
「あら、鍵、開いてるのね。じゃ、入りますよ」
みいの言葉通り、止める間もなく、紗彩が入ってきた。
「まあ」
裸で抱き合うふたりの少女の姿に、手で口を覆って絶句する。
みるみるうちにその目元が桜色に染まり始めたのを見て、杏里は紗彩の昨夜の乱れっぷりを思い出し、股間がかすかに疼くのを感じて、ぼおっとなった。
「ちょうどよいところにいらっしゃいました」
和服姿で立ち尽くす紗彩に向かって、明るい声でみいが言葉をかけた。
「今、杏里さまと、新しい子宮の愛撫方法、試してたんですよ」
「新しい、子宮の…?」
紗彩が恥じらいの色を浮かべた瞳で、そっと杏里のほうを盗み見た。
「よかったら、朝食の後、3人で試してみませんか? 杏里さまも、学校をお休みでは、きっとお暇だと思いますし」
「ちょ、ちょっと、みいったら」
杏里はみいの口をふさごうと、手を伸ばした。
そんな、紗彩さんの都合も聞かないで、勝手にどんどん話、進めちゃだめでしょ?
そう思ったのだ。
が、どうやら、みいの判断のほうが正しかったようである。
ぽっと頬を上気させると、紗彩が期待に震える声で言ったのだ。
「もしかして、それ…私の子宮でも、やってくれるってことなのかしら?」
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