上 下
296 / 475
第3話 ずっとあなたとしたかった

#137 杏里、燃え尽きる

しおりを挟む
 内腿をこすり合わせ、膣内に取り込んだ紗彩の子宮を、夢中でもみくちゃにする。
 紗彩の子宮は、ゴルフボールほどの大きさで、表面はぬるぬるしていて、中にコリコリした塊がある。
 そのコリコリには、ぶつぶつした豆粒のようなものがぎっしりつまっていて、どうやらそれが卵巣のようだった。
 それにしても、他人の子宮というのは、どうしてこんなに気持ちいいのだろう?
 無数の卵を内包した肉の塊を括約筋で締め上げたり緩めたりしながら、杏里は恍惚のあまり涙目になっている。
 そこに輸卵管を通して自分の子宮に加えられる快感がミックスされるのだから、もうたまったものではない。
「ああああんっ! ひいいいっ!」
 杏里の蜜壺の奥でマグマが沸騰し、陰唇の隙間から熱い愛液がシャワーのように噴き出した。
「まだよ、杏里ちゃん」
 きょう何十回目かのアクメにぐったりとなった杏里の両足を押し開くと、紗彩が斜めに腰を入れてきた。
 それを受け入れるように杏里が股を広げると、お互いの輸卵管でつながりあった秘所と秘所が触れ合った。
 ねちゃっという音がして、濡れそぼった肉襞同士が寸分の狂いもなく貼りついた。
「くうううっ! いいわあ!」
 紗彩が杏里を抱き寄せ、更に強く股間を押しつけてくる。
 紗彩の右の太腿が杏里の左の太腿の上に乗り、杏里の右の太腿が、紗彩の左の太腿の上に乗っている。
 ねちょりと絡まり合った唇をこすり合わせ、互いの愛液を相手の膣にすり込んでいく。
 そのうち、勃起したクリトリス同士が当たるようになると、快楽の度合いは一気に跳ね上がった。
 クリとクリが正面衝突するのと同時に、しこりにしこった紗彩の乳首が、正確に杏里の乳頭を捉えた。
 勃起した乳首と乳首が正面からぶつかり合い、互いの乳頭の先端に己の乳頭をめりこませていく。
 驚くべきは、紗彩の乳首のその硬さだった。
 互いに抱きしめ合い、両腕に力を入れると、紗彩の勃起乳首が杏里の勃起乳首を柔らかな乳房に押し込んだ。
 肉にめり込む杏里の乳首。 
 紗彩の乳首がドリルのようにその乳腺を刺激する。
 今しも母乳が迸りそうな快感に、
「はあああああああっ!」
 長く尾を引く悲鳴を上げる杏里。
 膣の中ではすべすべの紗彩の子宮が膣壁を刺激し、同時に自分の子宮を熱い肉に締め上げられる快楽に、杏里の両足はぴんと突っ張り、そろえた指がぴくぴく痙攣し始めた。
 たまらず舌を出して喘いだとたん、紗彩の口が杏里の舌に吸いついてきた。
 舌のつけ根をくわえられ、唇でぞろっと舐められた瞬間、新たな快感が後頭部で弾けて、杏里は腰を跳ね上げ、また驟雨のように潮を吹いた。
 完全に脱力してしまい、白目を剥いてだらりと腕を垂らした杏里を、紗彩はまだ離そうとしない。
「まだよ。まだ」
 壊れた人形のように動かなくなった杏里の裸身を、背骨をへし折るような力で抱きしめたまま、そのあどけない顔にひたすらキスの雨を降らせている。
「紗彩、そのくらいにしたら?」
 たまりかねて、雪乃が紗彩の裸の肩に手をかけた。
「だね、杏里ちゃん、もう気絶しちゃってるよ。きょうはここまでにしなよ」
 心配そうに眉根を寄せて、緑子が雪乃に同意した。
「そ、そうね」
 紗彩はようやく、我に返ったようだった。
 白目を剥いて口から泡を吹いている杏里にもう一度やさしく口づけすると、その身体を今度はやさしく抱きしめて、耳元でささやいた。
「ああ、今夜はとってもよかったわ、杏里ちゃん。落ち着いたら、またしましょうね。紗彩、いつでも子宮を洗って待ってますから」

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【完結】【R18百合】会社のゆるふわ後輩女子に抱かれました

千鶴田ルト
恋愛
本編完結済み。細々と特別編を書いていくかもしれません。 レズビアンの月岡美波が起きると、会社の後輩女子の桜庭ハルナと共にベッドで寝ていた。 一体何があったのか? 桜庭ハルナはどういうつもりなのか? 月岡美波はどんな選択をするのか? おすすめシチュエーション ・後輩に振り回される先輩 ・先輩が大好きな後輩 続きは「会社のシゴデキ先輩女子と付き合っています」にて掲載しています。 だいぶ毛色が変わるのでシーズン2として別作品で登録することにしました。 読んでやってくれると幸いです。 「会社のシゴデキ先輩女子と付き合っています」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/759377035/615873195 ※タイトル画像はAI生成です

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

声劇・シチュボ台本たち

ぐーすか
大衆娯楽
フリー台本たちです。 声劇、ボイスドラマ、シチュエーションボイス、朗読などにご使用ください。 使用許可不要です。(配信、商用、収益化などの際は 作者表記:ぐーすか を添えてください。できれば一報いただけると助かります) 自作発言・過度な改変は許可していません。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

【完結】【R18百合】女子寮ルームメイトに夜な夜なおっぱいを吸われています。

千鶴田ルト
恋愛
本編完結済み。細々と特別編を書いていくかもしれません。 風月学園女子寮。 私――舞鶴ミサが夜中に目を覚ますと、ルームメイトの藤咲ひなたが私の胸を…! R-18ですが、いわゆる本番行為はなく、ひたすらおっぱいばかり攻めるガールズラブ小説です。 おすすめする人 ・百合/GL/ガールズラブが好きな人 ・ひたすらおっぱいを攻める描写が好きな人 ・起きないように寝込みを襲うドキドキが好きな人 ※タイトル画像はAI生成ですが、キャラクターデザインのイメージは合っています。 ※私の小説に関しては誤字等あったら指摘してもらえると嬉しいです。(他の方の場合はわからないですが)

処理中です...