そんなお口で舐められたら💛

戸影絵麻

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第3話 ずっとあなたとしたかった

#136 熟女の檻⑳

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「子宮を使った、究極の、愛の証? 一体、何なの? それ」
 円形ベッドの上に足を投げ出した緑子が、あきれ果てたように目を剥いた。
「あたし、もう、十分やり尽くした感満載なんだけど、紗彩さんったら、まだ何かやり足りないことがあるっていうの?」
「だよね。さすがの私も、もうへとへとって感じ」
 同じように足を投げ出し、雪乃がため息混じりに言う。
 胸に盛り上がったホルスタインばりの爆乳の谷間は、すでに汗でびっしょりだ。
「おふたりは、ただ見ててくださればいいのです。これは、私と杏里ちゃんだけの問題ですから」
 紗彩は凛とした声でそう言い放つと、強い光をたたえたまなざしで杏里をまっすぐに見た。
「私と、紗彩さんだけの、問題、ですか?」
 わけがわからず、杏里はたずねた。
「それで、私は、何をやれば…?」
「まだ残っている、たったひとつの冴えた子宮の使い方。それは…」
 紗彩が膝立ちになって、杏里に近づいてくる。
 その太腿と太腿の間には、輸卵管でぶら下がった子宮がぶらぶら揺れている。
「それは?」
 緑子と雪乃が、声をハモらせて、訊いた。
「お互いの子宮を、お互いのおま〇こに入れあっこしたまま、貝合わせをするのです」
 杏里の前まで来ると、自分の子宮を両手ですくい上げ、頬ずりをしながら、紗彩が言った。
「子宮を互いに入れあっこ?」
「その上貝合わせまで?」
 雪乃と緑子の目が、そろって点になる。
「そ、そんな…」
 杏里はその奇想天外な発想に、危うく卒倒しそうになった。
 貝合わせとは、レズビアン同士が、性器と性器を密着させてこすりつけ、互いを絶頂に導くスタンダードな性技である。
 が、相手の子宮を体内に取り込んだままそれを行うなどという荒業は、おそらく世界中を見渡しても類を見ないに違いない。
 成功したら、ギネスブックに載っちゃうかも…。
 杏里は、自分と紗彩の股間を交互に眺めやった。
 どちらの秘部も、長時間にわたる淫行で、だらしなくぱっくりと口を開いてしまっている。
 これなら緑子のフィストファックの手を借りなくても、楽々相手の子宮を中に収めることができそうだ。
「よくって? 杏里ちゃん」
 小首をかしげて、紗彩が杏里の顔をのぞきこむ。
「は、はい」
 つられて杏里はうなずいていた。
 ここまできたら、最後の一滴まで快楽を味わい尽くすのも悪くない。
 そんな、開き直った気持ちが湧き上がってきたからだった。
「じゃ、あなたもご自分の子宮を手に持って」
 紗彩が開いたほうの手を杏里の腰に回して、言った。
 ふたりは今、膝立ちになって向かい合っている。
 乳首と乳首が触れそうな距離である。
 杏里が右手で子宮をすくい上げるのを見て取ると、
「タイミングを合わせて、同時に入れ合うのよ。ほら、1、2、3」
 ぬめっとしたものが、股の間に当たった。
 足を開いて、それを受け入れる。
 その時には、杏里の右手も紗彩の膣口に自分の子宮を押し込んでいた。
 入った。
「きゃんっ!」
 快感のあまり、杏里は太腿を閉じた。
 紗彩も同じだった。
 紗彩が足を閉じたため、膣壁に子宮を圧迫され、杏里は悦楽に我を忘れかけた。
 ふたり折り重なるようにして、固く抱き合ったまま、シーツの上に横倒しになった。
「もっと絞めて!」
 耳元で紗彩が叫んだ。
「子宮がつぶれちゃうくらい、強くぅ!」


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