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第3話 ずっとあなたとしたかった
#133 熟女の檻⑰
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ずぶずぶずぶ。
愛液を滴らせ、そうして緑子が紗彩の秘穴からつかみ出したのは、湯気の立つ白い豆腐のようなものだった。
「お産まれです。かわいい男の子ですよ」
そんなギャグを飛ばしててへぺろするこの三十路女、元看護師というより助産婦にうってつけかもしれない。
「やったわね、さすが緑子。じゃ、紗彩をそこから下ろして、子宮ごとこっちのベッドに連れてきてくれない?」
杏里の乳首を親指と人差し指でつまんで、執拗にこねくりまわしながら、雪乃が言った。
「OK。場所を空けといてね」
緑子に支えられながら、紗彩が移動してきた。
全身汗びっしょりで、はあはあ息を切らしている。
「はい、そこで足を上げて、ベッドの上に座るのよ。あ、自分の子宮をつぶさないように注意して」
杏里と向き合う位置に紗彩が座った。
ふたりとも足を投げ出した様子は、先ほどとほぼ同じである。
ただ唯一異なるのは、今度は紗彩の股間からも取れたての海産物のような子宮が飛び出していることである。
シーツの上で向かい合ったふたつの子宮。
2本の輸卵管をくっつけたそれは、当然のことながら、互いにそっくりな形をしている。
だが、よく見ると、紗彩の子宮のほうが少し大きく、色もピンクに近いようだ。
紗彩に子どもはいない。
だから未使用という点では同じはずなのだが、成熟度が違うからだろうか、紗彩のもののほうが、そこはかとなく完成品の趣をたたえている。
「こ、これが、紗彩さんの、子宮…?」
杏里はおずおずと右手を伸ばした。
「触ってみても、いいですか?」
「ええ…。私にも、触らせて。まずは、お互い、触りっこから始めましょう」
目尻を朱に染めて、恥ずかしそうに紗彩が言った。
「うわあ」
そっと手のひらに乗せ、軽く握ってみて、杏里は思わず嘆声を漏らした。
やわらかく、温かい。
それにすべすべしていて、なんとも形容し難い官能的な触感だ。
「くううっ」
快感にむせぶ声を発したのは、紗彩である。
「はああ。き、気持ち、いい…」
「わ、私も、です」
同時に紗彩に子宮を握られ、杏里もうめいた。
「おなかの底から、快感が…」
しばらくふたりで無言のまま、互いの子宮の感触を味わった。
指の腹で撫でたり、手のひらに包んで揉んでみたり、乳房で挟んでみたり、口に含んで舐め合ってみたり…。
そのうちに、それだけでは飽き足らなくなってきた。
「紗彩さん…」
杏里は紗彩の子宮を舌先で舐めながら、たまらなくなって呼びかけた。
「そろそろやってみませんか?」
「そうね…」
杏里の子宮を胸の谷間に挟んで揉みながら、紗彩が答えた。
「子宮同士をくっつけて…どんな感じがするか、試してみるのよね」
「出た出た。世紀の変態行為」
横で見ていた緑子が、ぐっと裸の上半身を乗り出してきた。
「ちょっと待って。スマホ取ってくる。だって、こんなにすごいシーン、動画に撮らなきゃもったいないでしょ」
いそいそと腰を浮かせる雪乃。
「だからといって、ツィッターやインスタに気軽にアップしちゃだめよ。警察に捕まっちゃうから」
「信頼のおける会員限定にするから大丈夫」
「まあ、子宮だけ写す分なら、正体が何か、容易に判断つかないでしょうけど。産婦人科のお医者さん以外はね」
だろうね、と杏里も思う。
これじゃただの肉塊か、深海の生物の一種みたいだ。
「はあい、いいわよ」
豊満な胸の前でスマホを構えて、雪乃が言った。
「じゃ、杏里ちゃん」
紗彩が杏里を見つめて、ゆっくりとうなずいた。
「思い切って、行きましょうか。人生初の、子宮セックスを」
愛液を滴らせ、そうして緑子が紗彩の秘穴からつかみ出したのは、湯気の立つ白い豆腐のようなものだった。
「お産まれです。かわいい男の子ですよ」
そんなギャグを飛ばしててへぺろするこの三十路女、元看護師というより助産婦にうってつけかもしれない。
「やったわね、さすが緑子。じゃ、紗彩をそこから下ろして、子宮ごとこっちのベッドに連れてきてくれない?」
杏里の乳首を親指と人差し指でつまんで、執拗にこねくりまわしながら、雪乃が言った。
「OK。場所を空けといてね」
緑子に支えられながら、紗彩が移動してきた。
全身汗びっしょりで、はあはあ息を切らしている。
「はい、そこで足を上げて、ベッドの上に座るのよ。あ、自分の子宮をつぶさないように注意して」
杏里と向き合う位置に紗彩が座った。
ふたりとも足を投げ出した様子は、先ほどとほぼ同じである。
ただ唯一異なるのは、今度は紗彩の股間からも取れたての海産物のような子宮が飛び出していることである。
シーツの上で向かい合ったふたつの子宮。
2本の輸卵管をくっつけたそれは、当然のことながら、互いにそっくりな形をしている。
だが、よく見ると、紗彩の子宮のほうが少し大きく、色もピンクに近いようだ。
紗彩に子どもはいない。
だから未使用という点では同じはずなのだが、成熟度が違うからだろうか、紗彩のもののほうが、そこはかとなく完成品の趣をたたえている。
「こ、これが、紗彩さんの、子宮…?」
杏里はおずおずと右手を伸ばした。
「触ってみても、いいですか?」
「ええ…。私にも、触らせて。まずは、お互い、触りっこから始めましょう」
目尻を朱に染めて、恥ずかしそうに紗彩が言った。
「うわあ」
そっと手のひらに乗せ、軽く握ってみて、杏里は思わず嘆声を漏らした。
やわらかく、温かい。
それにすべすべしていて、なんとも形容し難い官能的な触感だ。
「くううっ」
快感にむせぶ声を発したのは、紗彩である。
「はああ。き、気持ち、いい…」
「わ、私も、です」
同時に紗彩に子宮を握られ、杏里もうめいた。
「おなかの底から、快感が…」
しばらくふたりで無言のまま、互いの子宮の感触を味わった。
指の腹で撫でたり、手のひらに包んで揉んでみたり、乳房で挟んでみたり、口に含んで舐め合ってみたり…。
そのうちに、それだけでは飽き足らなくなってきた。
「紗彩さん…」
杏里は紗彩の子宮を舌先で舐めながら、たまらなくなって呼びかけた。
「そろそろやってみませんか?」
「そうね…」
杏里の子宮を胸の谷間に挟んで揉みながら、紗彩が答えた。
「子宮同士をくっつけて…どんな感じがするか、試してみるのよね」
「出た出た。世紀の変態行為」
横で見ていた緑子が、ぐっと裸の上半身を乗り出してきた。
「ちょっと待って。スマホ取ってくる。だって、こんなにすごいシーン、動画に撮らなきゃもったいないでしょ」
いそいそと腰を浮かせる雪乃。
「だからといって、ツィッターやインスタに気軽にアップしちゃだめよ。警察に捕まっちゃうから」
「信頼のおける会員限定にするから大丈夫」
「まあ、子宮だけ写す分なら、正体が何か、容易に判断つかないでしょうけど。産婦人科のお医者さん以外はね」
だろうね、と杏里も思う。
これじゃただの肉塊か、深海の生物の一種みたいだ。
「はあい、いいわよ」
豊満な胸の前でスマホを構えて、雪乃が言った。
「じゃ、杏里ちゃん」
紗彩が杏里を見つめて、ゆっくりとうなずいた。
「思い切って、行きましょうか。人生初の、子宮セックスを」
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