上 下
284 / 475
第3話 ずっとあなたとしたかった

#125 熟女の檻⑨

しおりを挟む
「そんなに興奮した紗彩見るの、初めてだわ」
 賞賛するような口調で、雪乃がつぶやいた。
「私たちがどんな技を使ってもイかせられない紗彩さんが、何もされていないのにそこまで乱れちゃうなんて」
「ほんとよねえ。なんだか、嫉妬しちゃうな、そのフグの白子みたいな子宮にさ」
 紗彩の豹変ぶりに、緑子も半ば呆れているようだ。
「だって、こんな機能、みいにも備わっていないんですもの」
 恥じらうように目を伏せて、紗彩が小声で言った。
「決めたわ、私。夫に頼んで、さっそくこの機能、みいにもつけてもらわなきゃ」
 この機能というのは、どうやら子宮を着脱できるしくみを指すらしい。
 杏里としては、複雑な気分だった。
 自分だって、好きでこんな身体になったわけではない。
 那智や美和、それにクラスメイト全員に凌辱されているうちに、偶然こんなふうになってしまったのである。
 子宮をじかに愛撫されるのは、確かに気の遠くなるほど気持ちいい。
 けれど、どう考えても、身体に悪そうだった。
「ねえ、手伝ってくださらない? 私、もっと落ち着いて、心ゆくまで杏里ちゃんの子宮を愛でてみたいの」
 甘えるような口調で、紗彩が雪乃と緑子に頼み込んでいる。
「ふふっ、紗彩のイクとこ、見てみたいもん。もちろん手伝うわよ」
「だよね! でも、手伝うって、どうすればいいの?」
 雪乃と緑子が、恥じらいでピンク色に染まった紗彩の顔を横から覗き込む。
「杏里ちゃんを、あのテーブルに寝かせてほしいんです。下半身だけテーブルの上に置いて、上半身はだらりと下に垂れ下がるような感じで…」
 紗彩が指さしたのは、ベッドの近くにある小さな丸テーブルである。
 確かにあの大きさでは、下半身か上半身のどちらかしか上に乗らないに違いない。
「つまりは、子宮をもっと間近で落ち着いて愛撫したいと、そういうわけね」
「なるほどね。あ、それに、その姿勢だと、杏里ちゃんのおっぱいが思いっきりさらけ出されることになるから、私たちにとっても、好都合かもね」
「紗彩さんが子宮を弄りまくってる間に、あたしと雪乃さんで杏里ちゃんのおっぱい、好きなだけもてあそぼうってわけね」
「うらやましいわあ、杏里ちゃん」
「だよねえ、想像しただけで、あたしまでイッちゃいそう」

 そうして杏里は、今度は小さな丸テーブルの上に運ばれ、紗彩の望む通りの姿勢を取らされることになった。
 下半身だけをテーブルの上に残して両腕を伸ばしたまま、頭を下に、上半身を床に向けて垂らしている状態だ。
「ねえ、もう少し水着破っていいかしら?」
 さかさになった杏里の前にしゃがみ込み、上ずった声で緑子が言った。
「どうせなら、このやわらかそうなおっぱい、全部外に出しちゃわない?」

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

おチンポ冷凍室

野田C菜
大衆娯楽
究極のオカマの物語 ~配下のラッキースケベ生活~

生意気な女の子久しぶりのお仕置き

恩知らずなわんこ
現代文学
久しくお仕置きを受けていなかった女の子彩花はすっかり調子に乗っていた。そんな彩花はある事から久しぶりに厳しいお仕置きを受けてしまう。

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

同僚くすぐりマッサージ

セナ
大衆娯楽
これは自分の実体験です

処理中です...