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第3話 ずっとあなたとしたかった

#120 熟女の檻④

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 四つん這いになった杏里の尻と陰部に水着を食い込ませ、雪乃が引っ張った。
 ひものように細くなったクロッチの部分からは、濡れた恥丘がはみ出ている。
「そ、それはダメ」
「お待たせ」
 笑顔で紗彩が再び姿を現したのは、そんなふうに愉悦の波に浸って杏里がぴくぴくし始めた頃のことだった。
「こんなのでどうかしら?」
 紫色の下着姿の紗彩の手に握られているのは、バナナさながらに長くて太い肉色のバイブである。
 形といい質感といい、勃起した男性器にそっくりだ。
 ただ通常と異なるのは、その反り返った長い竿の両端に、同じくらい立派な亀頭が、それぞれついていることだった。
「これ、ワイヤレスだから、邪魔なコードがなくてとっても使いやすいの。ほら、こっちがリモコン。このスイッチで、左右の強弱を変えたりもできるんですよ」
 そう解説を入れながら、テレビのリモコンみたいな長方形の箱を、サイドテーブルに置いた。
「ふむふむ、クリちゃんとアヌスを同時に攻める枝もちゃんと装備してるようね。サイズからして、黒人専用かしら」
「ええ、私の愛用品の中では、これが一番太くて長いので」
 紗彩がリモコンを操作すると、ウイーンウイーンとうなりながら、バイブが身をくねらせ始めた。
 あんな太いの、入るかな。
 その様子を横目で盗み見しながら、杏里はどきどきしている。
 もっとも、体育館のひと幕では、美和のこぶしすら呑み込んでしまった杏里の膣である。
 心配には及ばないことは、自分でもよくわかっている。
「問題は、水着を着たままの杏里ちゃんを、どう犯すかだよね。この太さじゃ、まさか水着の縁から強引に、というわけにはいかないでしょう?」
 水着の上から杏里の勃起乳首をつねったりひねったり引っ張ったりしながら、思案顔で緑子が言った。
「そうねえ。杏里ちゃんのこのカッコ、なかなか捨てがたいものねえ。ここですぐまた裸に剥いちゃうのは、あまりに芸がないわ」
 そう答える雪乃の右手は、水着の股の部分をめくって中に侵入し、杏里の膣を指で弄っている。
 もちろん左手は、反対側からクリトリスを摩擦するのに余念がない。
「そんなことだろうと思って、これを持ってきました」
 紗彩が取り出したのは、先の尖った真新しい裁縫鋏である。
「たとえば、ここをこうして」
 杏里の横に立つと、左の乳首を覆う布を指先でつまみ上げ、鋏で先を1センチほど丸く切り取った。
 紗彩が指を離すと、弾性で元に戻った布地の穴から、杏里の生乳首がぴょこんと外に飛び出した。
 慣れた手つきで右胸にも同様の穴を開けると、
「わあ、かわいい! これ、いいね!」
 緑子がらんらんと目を輝かせ、長く伸ばした爪で飛び出た杏里の乳首をつんつん弾き出す。
「あん、あん、あん、ああんっ!」
 にわかに訪れた生々しい刺激に、杏里の腰がベッドから浮き上がる。
「で、お股のほうは少し大きめに、大陰唇に沿ってこう切れ込みを入れるのです」
 ひくつく杏里の膝を左右に押し広げ、産婦人科医よろしく作業にかかる紗彩。
 みいを相手に普段から同様の行為を繰り返しているのだろう。
 ひどく無駄のない、手際のいい鋏さばきだった。
「きゃあ、割れ目ちゃんだけがきれいにむき出しに!」
 少女のような歓声を上げたのは、雪乃のほうである。
 1歩下がると、3人はベッドの上の杏里を堪能するかのようにじっと眺め下ろした。
 全身にローションを塗りたくられ、スケスケになった白いスクール水着に身を包んだはちきれんばかりの肢体。
 その水着の両胸と股間の部分に穴が開けられ、その穴からピンクの生乳首と縦長の”唇”がはみ出している。
 汗で濡れた髪が貼りつき、快感に喘ぐその顔には、あどけなさと淫猥さをミックスした、ひどくそそる表情が浮かんでいる。
「これが本物の女子高生なのね」
 感慨無量といった感じで、緑子がつぶやいた。
「そうよ。あたしたちが初めて手に入れた、一生もののお宝だわ」
 雪乃がうっとりとした目をして言った。
「そうね。みんなでじっくり楽しみましょう」
 鋏をリモコンに持ち替え、にっこり微笑む紗彩。
 どうやら、杏里の試練は、まだ始まったばかりのようだった。




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