そんなお口で舐められたら💛

戸影絵麻

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第3話 ずっとあなたとしたかった

#110 性奴隷杏里⑱

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「ほんとにいいんですか? 俺、本気にしちゃいますよ?」
 若い駅員が、ズボンを脱ぎ出した。
 たちまちせり上がる活きのいい肉棒。
 駅長のに太さは劣るが、弾力はこっちのほうが数倍ありそうだ。
「よし、村田君、君は口に突っ込むんだ。前と後ろから、攻めて攻めて攻めまくるぞ!」
 杏里の腰を抱えたまま、駅長が若い駅員のほうを向く。
 まずい。
 杏里はあわてた。
 こんな時によがってる場合じゃない。
 いくらなんでも、見ず知らずの男どもに、駅長室で犯されるなんて、そんなことあっていいはずがない!
「うおおおっ!」
 駅員が突っ込んできた。
 ミサイルのように突き出た勃起ペニスが杏里の口を狙っている。
「よし、行くぞお!」
 駅長が杏里の膣から半分ペニスを抜いた。
 気合を入れ直し、駅員とタイミングを合わせ、もう一度突っ込むつもりなのだろう。
 チャンスだった。
 杏里は勢いよく腰をひねった。
 愛液が潤滑油の役目を果たし、駅長のペニスがすっぽり抜けて、そびえ立つ。
 その瞬間を見計らい、デスクの上に横っ飛びに身を投げ、反対側に転げ落ちる。
「あふっ」
「ぐはっ」
 ふたりの男の声ががらんとした駅長室に響き渡った。
 おそるおそるデスクの端から顔をのぞかせた杏里は、見た。
 駅長のペニスと若い駅員のペニスが交差している。
 まるで剣道のワンシーンのように、竿の部分を打ちつけ合っているのだ。
「こ、これは…」
 目を見開いて、駅長がうめいた。
 突き出た腹の下から立ち上がった肉棒の側面に、若い駅員の弾力に富んだペニスが食い込んでいる。
「駅長…なんか、俺」
 部下の顔にも驚愕の表情が浮かんでいる。
「き、気持ち、いいんですけど…」
「君も、そうか。村田君」
 上ずった声でそういうと、おもむろに腰を突き出し、ペニスを振る駅長。
「あうっ、この感じ。た、たまりません!」
 若い駅員もペニスで応戦し始める。
 ペニスとペニスをを打ちつけ合う鈍い音に混じって、ふたりの荒い息がこだまする。
 ペニスをふるいながら、ふたりそろって服を脱ぎ出した。
 たちまちのうちに全裸になり、ペニスとペニスを押し付け合い、抱き合った。
 お互いの乳首をなめ合いながら、切なげにあえいでいる。
 なんかよくわかんないけど、助かっちゃった。
 杏里はデスクの陰で服装を整えると、足音を忍ばせて駅長室を抜け出した。
 急ぎ足でエレベーターに向かう。
 エスカレーターや階段を使わなければ、ノーパンであることもバレる心配はない。
 ようやく地上に出ると、そこは公園の一角だった。
 膝に両手をつき、大きく安堵の息をつく。
 萌え始めた新緑の匂いがさわやかだ。
「口直しに、アイスでも食べよっかな」
 コンビニのほうに目を向けた時、ポケットの中のスマホが鳴った。
 耳に当てると、みいからだった。
『杏里さま、今夜おひまですか?」
 開口一番、みいが訊いてきた。
「暇も何も、部屋から出るなって言ったの、みいじゃない」
 あきれて言い返すと、
『事情が変わりました。今晩、沙彩さまのお屋敷に来てください。沙彩さまが、杏里さまにじきじきに御用があるそうです』
「沙彩さんが?」
 妖艶な和装の人妻の面影が、杏里の脳裏を去来した。
 沙彩は杏里の知る限り、この世でもっともセクシーな女性である。
 その彼女が、私に何の用だろう?
 そう思うと、胸のドキドキが止まらなくなったのだ。 
 

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