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第3話 ずっとあなたとしたかった
#99 性奴隷杏里⑦
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杏里は運動神経は鈍いが、身体は柔らかい。
それが仇になり、床に脚を広げての前屈が、また災難だった。
180度近く股を開いているので、背中を押されるとぷっくりとブルマを押上げた恥丘が固い床にこすれてしまう。
更に、なまじ身体がよく曲がるだけに、そのたびに乳房までがぎゅっと床の表面に押しつけられてしまうのだ。
乳首とクリトリスに常に刺激を受けながらの前屈運動は、感じやすい杏里にとってある意味拷問だった。
はあはあはあ。
食いしばった奥歯の間から、どうしても艶めかしい喘ぎ声が漏れてしまう。
つんつんになった乳首はすでに限界まで磁気バンドを押上げ、今にもその脇から顔を出しそうだ。
ブルマのほうはといえば、懸念した通り、前の部分にうっすらと染みができ始めている。
愛液がパンティを濡らし、それでも足りずにブルマまで侵食してきているのである。
「杏里、それ」
ようやく柔軟体操が終わり、よろよろと立ち上がった杏里の股間を指差して、美和が眉根をひそめた。
「どうしたの? そこ。なんだか、染みができちゃってるみたいだけど」
「えへ、汗だよ汗。私ってば、意外と汗かきでさ」
笑ってごまかそうとしたが、美和は不審の念を募らせる一方のようである。
「でも、普通、柔軟体操でそんなところ、汗かくかな。やっぱり杏里、何か隠してる。だって、匂うんだもん」
え?
臭う?
杏里は耳のつけ根まで赤くなった。
オナニーのあと、匂いが残るのは知っている。
だから、夜中に自分を慰めた日は、必ず翌朝、シャワーを浴びることにしているほどである。
その匂いを、よりによって美和は嗅ぎつけたというのだろうか。
「ちょっと見せてくれる? 誰にも言わないから」
美和が身体を摺り寄せ、杏里のブルマに手を伸ばしてきた。
や、やばっ!
ちょ、ちょっと、触んないでよ!
そう叫ぼうとした時、鋭くホイッスルが鳴った。
「よし、ここからは練習試合とする。球技は実戦のなかで学ぶのが一番だからな。だが、そのレベルに達していない者は、ほかの者の迷惑になるだけだ。特訓が必要な生徒は、私がつきっきりで面倒をみてやろう」
那智の言葉に、生徒たちがしんとなる。
全員の視線が自分に注がれるのを感じて、杏里は無意識に胸と股間を手で隠し、身を縮こまらせた。
「笹原杏里、来い」
那智のひと声に、クラスメイトたちが一斉に息を呑む。
「はい…」
蚊の鳴くような声で返事をすると、杏里はおずおずと内股で那智の前に歩み出た。
「おまえはこっちで私とレシーブの練習だ。ほかの者はすぐに練習試合に入れ。審判もおまえたちに任せる」
那智はほかの生徒たちの動向には、まるで関心がないようだ。
杏里を壁際に連れて行くと、傍らの籠からバレーボールをひとつ、手に取った。
「さあ、時間がもったいない。さっそく行くぞ。私の球を受けてみろ」
そう言いながら、左手1本で宙にトスしたボールを、振り上げた右手で思いきり叩いた。
「あ」
ろくに構えてもいない杏里の胸元に、弾丸のような一撃が突き刺さった。
乳房でまともにボールを受け、そのまま転倒して尻もちをつく杏里。
「なんてざまだ! さあ、次!」
次から次へと打ち出されるボールが、杏里の胸に、腹に、逃げようとして向けた尻にバシバシぶち当たる。
「や、やめて」
M字開脚の姿勢でひっくり返ったところを、股間に強烈な一撃を受け、杏里はあえいだ。
痛かった。
だが、自分が感じているのが痛みだけでないことに、杏里は気づいていた。
那智のスパイクは、恐るべき精度で杏里の性感帯を狙ってくるようなのだ。
これは偶然ではない。
ボールが当たるたびに、乳首に、陰部に快感が走る。
気持ちよくて、とてもレシーブどころではなかった。
杏里はいつしか、しどけなく股を開き、胸を張って、那智を誘っていた。
熱病のように潤んだ目で、声に出さず、懇願する。
先生、レシーブなんて、もういいんです。
杏里の、ここと、あそこに、思いっきりきついスパイクを、くださいな…。
それが仇になり、床に脚を広げての前屈が、また災難だった。
180度近く股を開いているので、背中を押されるとぷっくりとブルマを押上げた恥丘が固い床にこすれてしまう。
更に、なまじ身体がよく曲がるだけに、そのたびに乳房までがぎゅっと床の表面に押しつけられてしまうのだ。
乳首とクリトリスに常に刺激を受けながらの前屈運動は、感じやすい杏里にとってある意味拷問だった。
はあはあはあ。
食いしばった奥歯の間から、どうしても艶めかしい喘ぎ声が漏れてしまう。
つんつんになった乳首はすでに限界まで磁気バンドを押上げ、今にもその脇から顔を出しそうだ。
ブルマのほうはといえば、懸念した通り、前の部分にうっすらと染みができ始めている。
愛液がパンティを濡らし、それでも足りずにブルマまで侵食してきているのである。
「杏里、それ」
ようやく柔軟体操が終わり、よろよろと立ち上がった杏里の股間を指差して、美和が眉根をひそめた。
「どうしたの? そこ。なんだか、染みができちゃってるみたいだけど」
「えへ、汗だよ汗。私ってば、意外と汗かきでさ」
笑ってごまかそうとしたが、美和は不審の念を募らせる一方のようである。
「でも、普通、柔軟体操でそんなところ、汗かくかな。やっぱり杏里、何か隠してる。だって、匂うんだもん」
え?
臭う?
杏里は耳のつけ根まで赤くなった。
オナニーのあと、匂いが残るのは知っている。
だから、夜中に自分を慰めた日は、必ず翌朝、シャワーを浴びることにしているほどである。
その匂いを、よりによって美和は嗅ぎつけたというのだろうか。
「ちょっと見せてくれる? 誰にも言わないから」
美和が身体を摺り寄せ、杏里のブルマに手を伸ばしてきた。
や、やばっ!
ちょ、ちょっと、触んないでよ!
そう叫ぼうとした時、鋭くホイッスルが鳴った。
「よし、ここからは練習試合とする。球技は実戦のなかで学ぶのが一番だからな。だが、そのレベルに達していない者は、ほかの者の迷惑になるだけだ。特訓が必要な生徒は、私がつきっきりで面倒をみてやろう」
那智の言葉に、生徒たちがしんとなる。
全員の視線が自分に注がれるのを感じて、杏里は無意識に胸と股間を手で隠し、身を縮こまらせた。
「笹原杏里、来い」
那智のひと声に、クラスメイトたちが一斉に息を呑む。
「はい…」
蚊の鳴くような声で返事をすると、杏里はおずおずと内股で那智の前に歩み出た。
「おまえはこっちで私とレシーブの練習だ。ほかの者はすぐに練習試合に入れ。審判もおまえたちに任せる」
那智はほかの生徒たちの動向には、まるで関心がないようだ。
杏里を壁際に連れて行くと、傍らの籠からバレーボールをひとつ、手に取った。
「さあ、時間がもったいない。さっそく行くぞ。私の球を受けてみろ」
そう言いながら、左手1本で宙にトスしたボールを、振り上げた右手で思いきり叩いた。
「あ」
ろくに構えてもいない杏里の胸元に、弾丸のような一撃が突き刺さった。
乳房でまともにボールを受け、そのまま転倒して尻もちをつく杏里。
「なんてざまだ! さあ、次!」
次から次へと打ち出されるボールが、杏里の胸に、腹に、逃げようとして向けた尻にバシバシぶち当たる。
「や、やめて」
M字開脚の姿勢でひっくり返ったところを、股間に強烈な一撃を受け、杏里はあえいだ。
痛かった。
だが、自分が感じているのが痛みだけでないことに、杏里は気づいていた。
那智のスパイクは、恐るべき精度で杏里の性感帯を狙ってくるようなのだ。
これは偶然ではない。
ボールが当たるたびに、乳首に、陰部に快感が走る。
気持ちよくて、とてもレシーブどころではなかった。
杏里はいつしか、しどけなく股を開き、胸を張って、那智を誘っていた。
熱病のように潤んだ目で、声に出さず、懇願する。
先生、レシーブなんて、もういいんです。
杏里の、ここと、あそこに、思いっきりきついスパイクを、くださいな…。
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