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第3話 ずっとあなたとしたかった

#96 性奴隷杏里④

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 ブレザーを脱ぎ、椅子の背にかけると、杏里は机と机の間の狭い通路を歩き出した。
 クラスメイトたちの熱を帯びた視線が、一斉に集まってくるのが手に取るようにわかった。
 それも無理はない。
 杏里の服装は、相変わらず超がつくほどセクシーである。
 第2ボタンまではずしたブラウスを突き上げる釣り鐘型の巨乳。
 歩くだけで下着が見える股下0セントのマイクロミニひだスカート。
 その下着はといえば、局部以外はシースルーのスケスケ紐パンティなのである。
 誰も触ってこないのが不思議なほどだった。
「どうだ? これはまだ中学の数学の応用だ。別に数学が得意でなくとも解けるだろう?」
 バーコードの言葉に、杏里は黒板を見上げた。
 そこに書かれているのは、因数分解の問題のようだ。
 中3で習ったものに比べると若干複雑そうだが、できないこともなさそうだ。
 だけど、なんであんなに高いところに書いてあるの?
 先生自身、チビなのに、なにもあんなところに書かなくったって。
 これじゃ、いじめじゃない?
 問題は、黒板の上辺の縁に接するくらいの位置に書いてある。
 背の低い杏里が背伸びしてやっと届くかどうかの高さである。
 爪先立ちになれば、当然杏里のパンティは教室のみんなに丸見えだ。
 それを狙っての仕打ちとしか思えない。
「さ、解いてみろ」
 丸椅子を持ってきて、通路に置くと、そこに腰をかけて数学教師が命令した。
 やっぱりだ。
 この先生、自分も観客になる気、満々じゃない。
 しょうがないなあ。
 チョークを握り、手を伸ばす。
 とたんに乳首がブラにこすれて、杏里はびくっとなった。
 磁気バンドで過敏になった乳首から、快感のパルスが発生したのである。
 更に、背伸びをしたためパンティが割れ目に食い込み、クリトリスを強く圧迫したようだ。
 股間でも疼きが生じ、
「はんっ」
 杏里は本能的に声を上げていた。
「どうした?」
 数学教師がすかさず声をかけてきた。
「そのくらい解けないようでは、また中学からやり直しだぞ」
 歯を食いしばって、もう一度腕を伸ばす。
 と、バランスが崩れてよろめき、杏里は黒板に胸を押しつける格好になった。
「やんっ」
 拍子に乳首が強く押され、やわらかい乳房の中に陥没した。
 こ、これは…。
 杏里は黒板にしがみついたまま。離れようとしない。
 いや、今の快感が病みつきになり、離れることができないのだ。
 気がつくと、自分から黒板に胸を押しつけていた。
 乳房を押しつけ、こね回すように上半身で円を描き始めた。
 はあはあはあはあ…。
 息が荒くなる。
 気持ち、いい…。
 しかも、見られているのだ。
 こんなはしたない姿を、先生やクラスのみんなに…。
 因数分解の問題を解きながら、杏里は加速度的に興奮し始めていた。
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