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第3話 ずっとあなたとしたかった
#85 調教同盟⑬
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杏里を壁際に立たせると、みいは半ばまでボタンを外したブラウスを、ぐいと一気に押し下げた。
ちょうどブラウスが両腕を拘束する形になり、杏里は手を両脇につけて硬直する。
みいの指がブラジャーのカップを上にずらすと、ぽろんと乳房が弾け出してきた。
杏里の胸のサイズは、90センチを超える。
だから、そのありさまは、まさに弾けるという形容がぴったりだった。
窮屈な下着に締めつけられていたたわわな肉塊が、内圧を解放され、思いっきり外にぽよんと飛び出てきたのだ。
青白い静脈の浮いた肌理の細かい肌は、まさに雪のような白さで、見るからに柔らかそうな脂の乗り具合である。
そして、少し左右を向いたその先端で震えているのは、濃い桜色の少し大きめの乳首だった。
ただ、乳輪自体の面積が狭いので、全体のバランスとして下品ではない。
みいはその右の乳首を指でぴんと弾くと、じっと杏里の顔を下からのぞき込んだ。
「杏里さま、ここ、感じちゃうんですよね?」
淫靡に低めた声で、そう言った。
「乳首いじられるだけで、イっちゃったりすること、よくありますものね」
「へ、変なこと、言わないで…」
抗議しながら、杏里はすでに耳のつけ根まで赤くなっている。
「とぼけたってだめですよ。みいは、杏里さまのお身体のことなら、なんでも知ってるんですから」
「みいの、ばか…。そんな恥ずかしいこと言って、私をどうするつもりなの?」
「こうするんですよ」
みいが取り出したのは、2枚の絆創膏である。
「これをこうして、ここをこう貼って…」
乳首を上から押さえつけるように、例の小型のローターを絆創膏でバツの字に貼りつけた。
左の乳首にも同じ作業をすると、コードを背中側に回して腰のくぼみに電池ボックスをテープで貼り付ける。
「ちょ、ちょっと、本気なの…?」
杏里はふたつの乳首のバツ印を見下ろし、ますます赤くなる。
これが動き出したら、どんな気持ちだろう?
そう想像するだけで、どきどきしてきた。
「じゃ、仕上げはお股ですね。足を開いてください。ほら、もっと、大きく。うん、そのくらいでいいかな。では、パンティがよく見えるように、スカートの端を両手で持ち上げてくださいな」
「こ、こう?」
つい、条件反射的に言われた通りにしてしまうのは、杏里の悲しい性である。
「はい、いいですよお。そのままにしててくださいね」
みいがパンティの縁をめくるのが分かった。
クロス部分を横にずらして、二枚の唇とその間のスリットを露わにする。
スリットに残ったひとつのローターを挟み込むと、指で奥に押し込み、その上から元通りパンティの布をかぶせた。
どうやらこれも、背中の電池ボックスとコードがつながっているらしい。
「準備、完了です!」
3つのローターを杏里の身体に取りつけ終わると、みいがにっこり笑って元気に敬礼した。
「んもう、みいったら…」
ああ、どきどきが止まらない。
もちろん大人の玩具は使ったことがあるけど、こんなふうに3つもいっぺんに身体に取りつけられるなんて…。
「では、試運転、行きまーす」
みいが杏里の身体をくるりと裏返し、腰の電池ボックスのスイッチをONにした。
「ああうっ!」
次の瞬間、杏里は激しく身をくねらせていた。
3点で同時に起こった振動が快楽中枢を直撃し、すさまじいパルスが全身へと一気に放たれたからである。
ちょうどブラウスが両腕を拘束する形になり、杏里は手を両脇につけて硬直する。
みいの指がブラジャーのカップを上にずらすと、ぽろんと乳房が弾け出してきた。
杏里の胸のサイズは、90センチを超える。
だから、そのありさまは、まさに弾けるという形容がぴったりだった。
窮屈な下着に締めつけられていたたわわな肉塊が、内圧を解放され、思いっきり外にぽよんと飛び出てきたのだ。
青白い静脈の浮いた肌理の細かい肌は、まさに雪のような白さで、見るからに柔らかそうな脂の乗り具合である。
そして、少し左右を向いたその先端で震えているのは、濃い桜色の少し大きめの乳首だった。
ただ、乳輪自体の面積が狭いので、全体のバランスとして下品ではない。
みいはその右の乳首を指でぴんと弾くと、じっと杏里の顔を下からのぞき込んだ。
「杏里さま、ここ、感じちゃうんですよね?」
淫靡に低めた声で、そう言った。
「乳首いじられるだけで、イっちゃったりすること、よくありますものね」
「へ、変なこと、言わないで…」
抗議しながら、杏里はすでに耳のつけ根まで赤くなっている。
「とぼけたってだめですよ。みいは、杏里さまのお身体のことなら、なんでも知ってるんですから」
「みいの、ばか…。そんな恥ずかしいこと言って、私をどうするつもりなの?」
「こうするんですよ」
みいが取り出したのは、2枚の絆創膏である。
「これをこうして、ここをこう貼って…」
乳首を上から押さえつけるように、例の小型のローターを絆創膏でバツの字に貼りつけた。
左の乳首にも同じ作業をすると、コードを背中側に回して腰のくぼみに電池ボックスをテープで貼り付ける。
「ちょ、ちょっと、本気なの…?」
杏里はふたつの乳首のバツ印を見下ろし、ますます赤くなる。
これが動き出したら、どんな気持ちだろう?
そう想像するだけで、どきどきしてきた。
「じゃ、仕上げはお股ですね。足を開いてください。ほら、もっと、大きく。うん、そのくらいでいいかな。では、パンティがよく見えるように、スカートの端を両手で持ち上げてくださいな」
「こ、こう?」
つい、条件反射的に言われた通りにしてしまうのは、杏里の悲しい性である。
「はい、いいですよお。そのままにしててくださいね」
みいがパンティの縁をめくるのが分かった。
クロス部分を横にずらして、二枚の唇とその間のスリットを露わにする。
スリットに残ったひとつのローターを挟み込むと、指で奥に押し込み、その上から元通りパンティの布をかぶせた。
どうやらこれも、背中の電池ボックスとコードがつながっているらしい。
「準備、完了です!」
3つのローターを杏里の身体に取りつけ終わると、みいがにっこり笑って元気に敬礼した。
「んもう、みいったら…」
ああ、どきどきが止まらない。
もちろん大人の玩具は使ったことがあるけど、こんなふうに3つもいっぺんに身体に取りつけられるなんて…。
「では、試運転、行きまーす」
みいが杏里の身体をくるりと裏返し、腰の電池ボックスのスイッチをONにした。
「ああうっ!」
次の瞬間、杏里は激しく身をくねらせていた。
3点で同時に起こった振動が快楽中枢を直撃し、すさまじいパルスが全身へと一気に放たれたからである。
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