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第3話 ずっとあなたとしたかった
#54 忍び寄る魔手⑫
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嗅覚の発達した竜馬が、杏里の欲情の匂いを見逃すはずなかった。
竜馬の鼻づらが、杏里の湿った部分を強く押してきた。
「きゃうんっ!」
更に、極薄のパンティの上からぞろりと股間を舐め上げられ、杏里は白い喉を見せ、はしたないほど大きくのけぞった。
杏里の胸で、たわわに実った乳房が揺れる。
ぶるんぶるんと上下する柔らかな双丘の頂点では、しゃぶりつくされて過敏になったピンクの乳首が、天を突くように硬く尖り、勢いよく勃起している。
正直、気持ちよかった。
相手が犬であることなど、すでに杏里の脳裏からは消し飛んでしまっていた。
ねだるように自分から竜馬の鼻に陰部を押しつけ、最も感じる角度を求めて夢中で左右に振りたくる。
が、竜馬はこの体勢には飽き足らないようだった。
鼻先で杏里を突き転がすと、四つん這いの恰好にさせたのだ。
身体が勝手に動き、自分から高々と尻を上げる杏里。
竜馬が歯で杏里のパンティをひきずり下ろし、白桃のような丸い尻をむき出しにする。
右足をパンティから抜くと、杏里は四つん這いになったまま、大きく股を開いた。
竜馬から大事な部分がよく見えるように、である。
なぜそんなことをしたのか、自分でもわからない。
あたかも竜馬の舌に媚薬でも塗られていたかのように、肉体が快楽を求めてやまないのだ。
むき出しの杏里の膣からアヌスへかけての部分を、ざらざらの竜馬の舌がべろりと舐め上げた。
「くううんっ!」
雌犬のように喘いで、杏里が尻を振る。
あまりの快感に、身体を支える腕が震えてならなかった。
ついに脱力して肘が折れ、尻を突き上げたまま、杏里はテーブルの上に突っ伏した。
垂れ下がった裸の乳房が冷たい木の表面に押しつけられ、これがまた、たまらなく気持ちいい。
勃起した陰核から会陰部のラインを、何度も何度も竜馬の舌が往復する。
股間とアヌスで、それぞれの蕾が開き始めるのがわかった。
まず、秘肉をかき分けて、竜馬の長い舌が入ってきた。
内部をひとしきり舐め回され、Gスポットのあたりまでざらついた舌で攻められると、こらえ切れず、
「はううう!
ひと声叫んで、腰を震わせ、杏里はついお漏らししてしまった。
テ-ブルの表面にどぼどぼと音を立てて愛液がほとばしり、跳ね散ったしずくが太腿を濡らす。
秘裂から舌を引き抜くと、淫汁にまみれた股間をずるりと舐め、次に竜馬は杏里のアヌスにとりかかった。
ひくつく菊の花の形の”門”に、先の尖った熱い舌を容赦なくねじ込んでくる。
自慢するわけではないが、前だけでなく、後ろの穴も杏里は非処女である。
だから、この時もすでに挿入に耐える準備はできていた。
「そ、そこは、あああああああつ!」
長い舌で直腸の内側を舐め回され、びくんびくんと痙攣を繰り返す杏里。
「だめだめだめえ! 竜馬の馬鹿あ! そんなことしたら、杏里、も、もう、おかしくなっちゃう!」
「わんっ!」
頃合いと見てか、竜馬が2本足で立ち上がり、前足で杏里の真ん丸な尻を抱え込んだ。
そそり立つ毛むくじゃらの一物を、いよいよ杏里の菊門に挿入しようというのだろう。
犬のペニスは人間の男性のものに比べると、かなり細身にできている。
細い鉛筆の芯みたいな本体が、普段は毛皮の鞘に包まれている。
だが、一度勃起するとそれは驚くほど長くなり、いったん挿入されるとカリが弁のように作用して、容易には外れなくなるという特徴がある。
射精が済んで萎えるまで、メスの膣をつなぎ留めておくためである。
このままでは、杏里は雄犬と交尾したまま、何時間もつながった体勢で過ごさなければならなくなる。
ああ、でも、それもいいかも。
杏里のとろけた脳は、そんなアブノーマルな思考に囚われてしまっている。
一度快感を覚えると、とことんまでそれを追求せずにはいられない。
それが杏里の身に沁みついた性なのだ。
期待に全身を震わせて、挿入に備えた時だった。
「まあ、竜馬ったら、あなた、杏里になんてことしているの?」
美和の声がして、きゃうんと鳴き声を上げ、竜馬が離れていくのがわかった。
「いくら好みだからって、これはちょっとやりすぎでしょ。あーあ、可哀相に。杏里ったら、もう気絶しちゃってるじゃない」
杏里は全裸でテーブルの上に突っ伏して、大きく尻を掲げた姿勢のまま、下腹と内腿をぴくぴく痙攣させている。
テーブルの表面に強く乳房を押しつけ、横を向いた顔はすでに至福と忘我の表情だ。
眼はすっかり白目を剥き、半ば開いた唇から舌の先をのぞかせ、顎によだれまで垂らしている始末である。
実際のところ、杏里は失神寸前だった。
美和の声は聞こえているが、全身が押し寄せる愉悦の波に痺れてしまって、返事をすることもできなかった。
と、杏里に聞こえていないと思ったのか、視界の外で、美和が妙なことを言い出した。
「ちょうどいいわ。杏里の身体のサイズ、測らせてもらおうかな。準備するケースの大きさとか、中に入れる詰め物の量とか、そろそろ決めないといけないもんね」
ケース?
詰め物?
何のことだろう?
が、杏里には問い返す気力は残されていなかった。
興奮のあまり、よほど疲れてしまったのか…。
ごろりと横倒しになると、素っ裸のまま、すやすや寝息を立て始めたのである。
竜馬の鼻づらが、杏里の湿った部分を強く押してきた。
「きゃうんっ!」
更に、極薄のパンティの上からぞろりと股間を舐め上げられ、杏里は白い喉を見せ、はしたないほど大きくのけぞった。
杏里の胸で、たわわに実った乳房が揺れる。
ぶるんぶるんと上下する柔らかな双丘の頂点では、しゃぶりつくされて過敏になったピンクの乳首が、天を突くように硬く尖り、勢いよく勃起している。
正直、気持ちよかった。
相手が犬であることなど、すでに杏里の脳裏からは消し飛んでしまっていた。
ねだるように自分から竜馬の鼻に陰部を押しつけ、最も感じる角度を求めて夢中で左右に振りたくる。
が、竜馬はこの体勢には飽き足らないようだった。
鼻先で杏里を突き転がすと、四つん這いの恰好にさせたのだ。
身体が勝手に動き、自分から高々と尻を上げる杏里。
竜馬が歯で杏里のパンティをひきずり下ろし、白桃のような丸い尻をむき出しにする。
右足をパンティから抜くと、杏里は四つん這いになったまま、大きく股を開いた。
竜馬から大事な部分がよく見えるように、である。
なぜそんなことをしたのか、自分でもわからない。
あたかも竜馬の舌に媚薬でも塗られていたかのように、肉体が快楽を求めてやまないのだ。
むき出しの杏里の膣からアヌスへかけての部分を、ざらざらの竜馬の舌がべろりと舐め上げた。
「くううんっ!」
雌犬のように喘いで、杏里が尻を振る。
あまりの快感に、身体を支える腕が震えてならなかった。
ついに脱力して肘が折れ、尻を突き上げたまま、杏里はテーブルの上に突っ伏した。
垂れ下がった裸の乳房が冷たい木の表面に押しつけられ、これがまた、たまらなく気持ちいい。
勃起した陰核から会陰部のラインを、何度も何度も竜馬の舌が往復する。
股間とアヌスで、それぞれの蕾が開き始めるのがわかった。
まず、秘肉をかき分けて、竜馬の長い舌が入ってきた。
内部をひとしきり舐め回され、Gスポットのあたりまでざらついた舌で攻められると、こらえ切れず、
「はううう!
ひと声叫んで、腰を震わせ、杏里はついお漏らししてしまった。
テ-ブルの表面にどぼどぼと音を立てて愛液がほとばしり、跳ね散ったしずくが太腿を濡らす。
秘裂から舌を引き抜くと、淫汁にまみれた股間をずるりと舐め、次に竜馬は杏里のアヌスにとりかかった。
ひくつく菊の花の形の”門”に、先の尖った熱い舌を容赦なくねじ込んでくる。
自慢するわけではないが、前だけでなく、後ろの穴も杏里は非処女である。
だから、この時もすでに挿入に耐える準備はできていた。
「そ、そこは、あああああああつ!」
長い舌で直腸の内側を舐め回され、びくんびくんと痙攣を繰り返す杏里。
「だめだめだめえ! 竜馬の馬鹿あ! そんなことしたら、杏里、も、もう、おかしくなっちゃう!」
「わんっ!」
頃合いと見てか、竜馬が2本足で立ち上がり、前足で杏里の真ん丸な尻を抱え込んだ。
そそり立つ毛むくじゃらの一物を、いよいよ杏里の菊門に挿入しようというのだろう。
犬のペニスは人間の男性のものに比べると、かなり細身にできている。
細い鉛筆の芯みたいな本体が、普段は毛皮の鞘に包まれている。
だが、一度勃起するとそれは驚くほど長くなり、いったん挿入されるとカリが弁のように作用して、容易には外れなくなるという特徴がある。
射精が済んで萎えるまで、メスの膣をつなぎ留めておくためである。
このままでは、杏里は雄犬と交尾したまま、何時間もつながった体勢で過ごさなければならなくなる。
ああ、でも、それもいいかも。
杏里のとろけた脳は、そんなアブノーマルな思考に囚われてしまっている。
一度快感を覚えると、とことんまでそれを追求せずにはいられない。
それが杏里の身に沁みついた性なのだ。
期待に全身を震わせて、挿入に備えた時だった。
「まあ、竜馬ったら、あなた、杏里になんてことしているの?」
美和の声がして、きゃうんと鳴き声を上げ、竜馬が離れていくのがわかった。
「いくら好みだからって、これはちょっとやりすぎでしょ。あーあ、可哀相に。杏里ったら、もう気絶しちゃってるじゃない」
杏里は全裸でテーブルの上に突っ伏して、大きく尻を掲げた姿勢のまま、下腹と内腿をぴくぴく痙攣させている。
テーブルの表面に強く乳房を押しつけ、横を向いた顔はすでに至福と忘我の表情だ。
眼はすっかり白目を剥き、半ば開いた唇から舌の先をのぞかせ、顎によだれまで垂らしている始末である。
実際のところ、杏里は失神寸前だった。
美和の声は聞こえているが、全身が押し寄せる愉悦の波に痺れてしまって、返事をすることもできなかった。
と、杏里に聞こえていないと思ったのか、視界の外で、美和が妙なことを言い出した。
「ちょうどいいわ。杏里の身体のサイズ、測らせてもらおうかな。準備するケースの大きさとか、中に入れる詰め物の量とか、そろそろ決めないといけないもんね」
ケース?
詰め物?
何のことだろう?
が、杏里には問い返す気力は残されていなかった。
興奮のあまり、よほど疲れてしまったのか…。
ごろりと横倒しになると、素っ裸のまま、すやすや寝息を立て始めたのである。
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