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第3話 ずっとあなたとしたかった
#49 忍び寄る魔手⑦
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「ふふ、素直に最初からそう言えばいいのよ」
那智が笑った。
笑いながら、杏里の肩を押す。
バランスを崩し、テーブルの上に仰向けに倒れそうになる杏里。
その杏里の乳首を、とっさに両腕を伸ばした那智が、空中で捕まえる。
「あふうっ!」
杏里は海老のように反り返った。
今や杏里の身体を支えているのは、勃起したふたつの乳首だけ。
全体重がその桜色の突起にかかったから、たまらない。
ただでさえそそり立っている杏里の乳首が、倍以上の長さに伸びた。
それに合わせて、乳房自体も限界まで伸びて、妙な形に変形してしまっている。
乳首のつけ根と、乳房の根元に激痛が走った。
が、その痛みを上回るほどの激烈な快感に、杏里は身をくねらせ、悶えた。
あう。
ち、千切れるぅ…。
で、でも、い、いい…。
やん。もう、だめえ。
杏里、ぬ、濡れてきちゃう…。
「ほうら、どう? 気持ちいい?」
乳首を取っ手代わりにつまんで、那智が杏里の身体を前後左右に振り動かす。
「あん、あん、あん、あんっ!」
あまりの快感に、杏里は抵抗する気力すらをも奪われてしまっていた。
ただ、されるがままに震え、喘ぎ、すすり泣くだけだ。
「いやらしい! 本当に、なんていやらしい子なんだろう!」
吐き捨てるように言って、那智がいきなり乳首から手を離す。
どん、と激しく背中を打ちつけて、テーブルの上に転がる杏里。
仰向けになったまま、はあはあ肩で息をした。
「この淫乱! 何、その恰好は? まだ足りないって顔、してるわね」
杏里は両手を投げ出し、那智のほうに向けて大きく股を開いてしまっている。
ああ、だめ。
ゆるゆる首を振りながら、思った。
どうしよう。
杏里、このままじゃ、あふれてきちゃう…。
薄く目を開いて確認すると、パンティの股間の部分に楕円形の染みが広がり始めていた。
そのせいで布地が肌にぴったり貼りつき、恥ずかしい筋が浮き上がってしまっている。
それはまるで、杏里の興奮の度合いを示すバロメーターのようなものだった。
もちろん、那智がその淫靡な変化を見逃すはずはない。
「何よ? これ。もう、びしょびしょじゃないの」
ストッキングに包まれた足を伸ばしてくると、指先で杏里の染みをつつきながら上ずった声で訊く。
「く」
身を縮める杏里。
痺れるぅ…。
あ、あそこが…。
ぴくぴくしちゃうよぉ…。
ああ…だめえ。
やめて…そんな、じらすような、やり方は…。
「そ、そこは…」
すがるような眼で、那智を見上げた。
杏里の意をくみ取ったかのように、
「どうするの?」
腰に手を当て、足先だけで杏里の一番敏感な部分をまさぐりながら、那智が言った。
「ここでやめてもいいのよ? 先生も、色々と忙しいんだから」
意地の悪い口調だった。
那智は完全に優位を確信しているようだ。
ああん。
杏里は唇を噛んだ。
悔しいけど、私、すごく、すごく、感じちゃってる…。
こんな状態で放り出されたら、もう、頭の中がえっちなことでいっぱいになって、どうなるかわかんない…。
「もう少し…してください」
自分から腰を突き上げ、那智の足先に秘所を押し当てながら、杏里は喘いだ。
「お願いです…杏里のこと、もっと、めちゃくちゃにして…」
「わかったわ」
眼鏡の奥の那智の眼に、新たな情欲の炎が燃え上がる。
そして。
テーブルの上に仰向けになり、両膝を立てたパンティ一枚の少女の上に、スーツ姿の大柄な女が、まるで獲物を襲う獣のように、ゆっくりとのしかかっていった。
那智が笑った。
笑いながら、杏里の肩を押す。
バランスを崩し、テーブルの上に仰向けに倒れそうになる杏里。
その杏里の乳首を、とっさに両腕を伸ばした那智が、空中で捕まえる。
「あふうっ!」
杏里は海老のように反り返った。
今や杏里の身体を支えているのは、勃起したふたつの乳首だけ。
全体重がその桜色の突起にかかったから、たまらない。
ただでさえそそり立っている杏里の乳首が、倍以上の長さに伸びた。
それに合わせて、乳房自体も限界まで伸びて、妙な形に変形してしまっている。
乳首のつけ根と、乳房の根元に激痛が走った。
が、その痛みを上回るほどの激烈な快感に、杏里は身をくねらせ、悶えた。
あう。
ち、千切れるぅ…。
で、でも、い、いい…。
やん。もう、だめえ。
杏里、ぬ、濡れてきちゃう…。
「ほうら、どう? 気持ちいい?」
乳首を取っ手代わりにつまんで、那智が杏里の身体を前後左右に振り動かす。
「あん、あん、あん、あんっ!」
あまりの快感に、杏里は抵抗する気力すらをも奪われてしまっていた。
ただ、されるがままに震え、喘ぎ、すすり泣くだけだ。
「いやらしい! 本当に、なんていやらしい子なんだろう!」
吐き捨てるように言って、那智がいきなり乳首から手を離す。
どん、と激しく背中を打ちつけて、テーブルの上に転がる杏里。
仰向けになったまま、はあはあ肩で息をした。
「この淫乱! 何、その恰好は? まだ足りないって顔、してるわね」
杏里は両手を投げ出し、那智のほうに向けて大きく股を開いてしまっている。
ああ、だめ。
ゆるゆる首を振りながら、思った。
どうしよう。
杏里、このままじゃ、あふれてきちゃう…。
薄く目を開いて確認すると、パンティの股間の部分に楕円形の染みが広がり始めていた。
そのせいで布地が肌にぴったり貼りつき、恥ずかしい筋が浮き上がってしまっている。
それはまるで、杏里の興奮の度合いを示すバロメーターのようなものだった。
もちろん、那智がその淫靡な変化を見逃すはずはない。
「何よ? これ。もう、びしょびしょじゃないの」
ストッキングに包まれた足を伸ばしてくると、指先で杏里の染みをつつきながら上ずった声で訊く。
「く」
身を縮める杏里。
痺れるぅ…。
あ、あそこが…。
ぴくぴくしちゃうよぉ…。
ああ…だめえ。
やめて…そんな、じらすような、やり方は…。
「そ、そこは…」
すがるような眼で、那智を見上げた。
杏里の意をくみ取ったかのように、
「どうするの?」
腰に手を当て、足先だけで杏里の一番敏感な部分をまさぐりながら、那智が言った。
「ここでやめてもいいのよ? 先生も、色々と忙しいんだから」
意地の悪い口調だった。
那智は完全に優位を確信しているようだ。
ああん。
杏里は唇を噛んだ。
悔しいけど、私、すごく、すごく、感じちゃってる…。
こんな状態で放り出されたら、もう、頭の中がえっちなことでいっぱいになって、どうなるかわかんない…。
「もう少し…してください」
自分から腰を突き上げ、那智の足先に秘所を押し当てながら、杏里は喘いだ。
「お願いです…杏里のこと、もっと、めちゃくちゃにして…」
「わかったわ」
眼鏡の奥の那智の眼に、新たな情欲の炎が燃え上がる。
そして。
テーブルの上に仰向けになり、両膝を立てたパンティ一枚の少女の上に、スーツ姿の大柄な女が、まるで獲物を襲う獣のように、ゆっくりとのしかかっていった。
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