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第2話 レズふたり旅
#68 ゴースト・ホテル⑫
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子供の腕ほどの太さの触手が、ずりずりと動く。
そのたびに、杏里の白くて丸い乳房が、洋梨のような形に引き絞られる。
勃起し切った乳首の先には、吸盤が貼りついていた。
乳頭をすっぽり包み込んだそれは、凄まじい吸引力で乳首全体を吸い上げてくる。
杏里はもとより、乳房と乳首への責めに弱い。
自分の身体のパーツでそこが一番のお気に入りであるのも、そのせいである。
その点、怪物蛸の攻撃は、まさに理想的なものといってよかった。
足が多く、力が強い。
しかも、吸盤まで備えているときているのだ。
人間なら数人がかりで行うべき凌辱行為を、ただ1匹の蛸がやってのけているのである。
もちろん、大蛸の責めはそれだけではない。
蜜壺深く挿入された別の触手は、さんざん内部をかき回した挙句、今や子宮壁にまで到達しようとしている。
Gスポットを固く尖った触手の先でつつかれ、更には吸盤で吸われて、杏里はもう天にも昇る心地だ。
よほど女性の性感帯を知り尽くしているのか、あるいは単なる偶然なのか、蛸の触手たちの動きにはまったくもって無駄がなかった。
内部に侵入した触手は、入口のあたりでクリトリスを責めることも忘れていなかった。
肥大したクリトリスを吸盤でとらえ、ちゅうちゅう吸いながら蠢動を繰り返しているのだ。
そしてきわめつけはアナルである。
百戦錬磨の淫乱少女である杏里は、もちろんアナル処女ではない。
みいとの自由研究製作で証明したように、杏里の菊の門すっかり開通しているのだ。
それだけに、太い物を挿入された時の快感はひとしおだった。
痛みを感じないで済むだけに、すぐに気持ちよくなってしまうのである。
触手が肛門を奥に進んで直腸に入ると、これがまた気持ちよかった。
直腸壁には快楽中枢と結ばれた神経が集中している。
男性でいえば、勃起中枢にあたる部分への直通回路である。
そこを先端でつつき回され、吸盤でチュパチュパやられると、もういけなかった。
四方八方から来る鋭い快楽の波状攻撃に、杏里の脳裏はすでに真っ白だ。
中心で核爆発でも起こったかのように、次々に閃光が走り、正常な思考を粉みじんに吹き飛ばしてしまった。
「はうう、あうう、くうう、お、おいちい」
じゅるじゅる卑猥な音を立てて杏里は喉の奥深くまで突っ込まれた触手を吸っている。
杏里の脳内では、すでにそれは蛸の触手などではなくなっているようだ。
蛸の触手の質感が、たくましい黒人のペニスのイメージに変換されてしまっている。
杏里は両手両足をいっぱいに広げ、床の上で大の字にされてしまっていた。
豊満な肢体の隅々まであらわになる、見るからに淫猥な格好である。
その卑猥そのものの裸体に絡みつく、8本の異形の触手たち。
「はぐ、きゅう、あふ」
愛くるしい顔が、苦悶の表情に歪む。
汗が、唾液が、愛液が、少女の全身をぬらぬらと光らせている。
そして、びくんびくんと小刻みに痙攣する少女の身体をじりじりと引き寄せ、鋭い顎にかけようとする蛸本体。
私…このまま、死んでもいい…かも。
この時、究極の愉楽に杏里は狂いかけていたのかもしれない。
ついにそんな思考が脳裏を去来し始めた。
足の指に固いものが当たった。
蛸の嘴だった。
くわっと怪物本体が口を開け、ゆっくりと杏里の下半身を呑み込み始めた。
そのたびに、杏里の白くて丸い乳房が、洋梨のような形に引き絞られる。
勃起し切った乳首の先には、吸盤が貼りついていた。
乳頭をすっぽり包み込んだそれは、凄まじい吸引力で乳首全体を吸い上げてくる。
杏里はもとより、乳房と乳首への責めに弱い。
自分の身体のパーツでそこが一番のお気に入りであるのも、そのせいである。
その点、怪物蛸の攻撃は、まさに理想的なものといってよかった。
足が多く、力が強い。
しかも、吸盤まで備えているときているのだ。
人間なら数人がかりで行うべき凌辱行為を、ただ1匹の蛸がやってのけているのである。
もちろん、大蛸の責めはそれだけではない。
蜜壺深く挿入された別の触手は、さんざん内部をかき回した挙句、今や子宮壁にまで到達しようとしている。
Gスポットを固く尖った触手の先でつつかれ、更には吸盤で吸われて、杏里はもう天にも昇る心地だ。
よほど女性の性感帯を知り尽くしているのか、あるいは単なる偶然なのか、蛸の触手たちの動きにはまったくもって無駄がなかった。
内部に侵入した触手は、入口のあたりでクリトリスを責めることも忘れていなかった。
肥大したクリトリスを吸盤でとらえ、ちゅうちゅう吸いながら蠢動を繰り返しているのだ。
そしてきわめつけはアナルである。
百戦錬磨の淫乱少女である杏里は、もちろんアナル処女ではない。
みいとの自由研究製作で証明したように、杏里の菊の門すっかり開通しているのだ。
それだけに、太い物を挿入された時の快感はひとしおだった。
痛みを感じないで済むだけに、すぐに気持ちよくなってしまうのである。
触手が肛門を奥に進んで直腸に入ると、これがまた気持ちよかった。
直腸壁には快楽中枢と結ばれた神経が集中している。
男性でいえば、勃起中枢にあたる部分への直通回路である。
そこを先端でつつき回され、吸盤でチュパチュパやられると、もういけなかった。
四方八方から来る鋭い快楽の波状攻撃に、杏里の脳裏はすでに真っ白だ。
中心で核爆発でも起こったかのように、次々に閃光が走り、正常な思考を粉みじんに吹き飛ばしてしまった。
「はうう、あうう、くうう、お、おいちい」
じゅるじゅる卑猥な音を立てて杏里は喉の奥深くまで突っ込まれた触手を吸っている。
杏里の脳内では、すでにそれは蛸の触手などではなくなっているようだ。
蛸の触手の質感が、たくましい黒人のペニスのイメージに変換されてしまっている。
杏里は両手両足をいっぱいに広げ、床の上で大の字にされてしまっていた。
豊満な肢体の隅々まであらわになる、見るからに淫猥な格好である。
その卑猥そのものの裸体に絡みつく、8本の異形の触手たち。
「はぐ、きゅう、あふ」
愛くるしい顔が、苦悶の表情に歪む。
汗が、唾液が、愛液が、少女の全身をぬらぬらと光らせている。
そして、びくんびくんと小刻みに痙攣する少女の身体をじりじりと引き寄せ、鋭い顎にかけようとする蛸本体。
私…このまま、死んでもいい…かも。
この時、究極の愉楽に杏里は狂いかけていたのかもしれない。
ついにそんな思考が脳裏を去来し始めた。
足の指に固いものが当たった。
蛸の嘴だった。
くわっと怪物本体が口を開け、ゆっくりと杏里の下半身を呑み込み始めた。
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