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第2話 レズふたり旅
#41 必殺技
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思った通り、みいの乳首は石のように固くなっていた。
それが、服の裏地にこすれて自然にそうなったのか、杏里の痴態を目の当たりにして勃起したのか、そこまではわからない。
言えるのは、それがワンピースの上から触れただけでもわかるほど、固く切なく勃っていることだった。
「ほらほらほらほらっ」
気をよくしてつつき回す杏里。
「いや、は、ふ、だめ」
みいが奇妙な声で抗議する。
「わーい、みいだって興奮してるんだ。だって乳首、びんびんになってるよ!」
勝ち誇ってからかうと。
「そ、そんなことありませんっ! こ、これはただ、エアコンが効きすぎて」
胸を両手で隠していやいやをする。
目じりに涙をためているのは、やはり本気で怒っているせいか。
「じゃ、パンチイ見せなさいよ。濡れてるかどうか、見てあげるから」
「で、できませんっ! そんな恥ずかしいこと」
今度は片手でスカートの前を押さえている。
「あー、怪しいぞオ、やっぱり濡れてるんじゃない? 私みたいに、ぐちょぐちょにさ」
実際、杏里のそこはすでに洪水状態だった。
下着の下からどくどくと透明な汁が湧き出てくるのだ。
やばい。
シートについたらどうしよう。
後で車掌さんに見咎められたら、なんて言い訳したらいいの?
でも、まあいいや。
そのときはそのときのこと。
気分を切り替えて、もう一度みいのほうに手を伸ばしかけた時である。
それまで無言で杏里の乳房を吸っていた老婆が、口を離すなり、いきなり叫んだ。
「にゃにをいちゃついておる。わしがほんなにひっしょうへんめい、つくしちょるのにい」
どうやら、杏里とみいのイチャイチャが気に入らないらしい。
「もうゆりゅしゃんじょ」
がばっと半身を起こした。
「へ?」
顔を上げた杏里は見た。
老婆が、今度は右手に入れ歯を持っている。
殺気を感じた。
「ほれでもはあ!」
老婆が覆いかぶさってきた。
歯のない口で右乳を吸われた。
同時に、左の乳に入れ歯が襲いかかった。
「はうっ」
硬直する杏里。
右の乳首を歯茎に、左の乳首を入れ歯に噛まれたのだ。
じーんとした快感が、背筋を貫いた。
「はうっ、あぐ、むん…はあ、はあ、はあ、はあ」
ぴくぴく震え出す杏里。
眼球が裏返り、唇が淫らな形に開いた。
「杏里さま…」
みいが茫然とつぶやいた。
その手が、ワンピースの上から己の乳首をつまみ、弄り始めていることも知らずに…。
それが、服の裏地にこすれて自然にそうなったのか、杏里の痴態を目の当たりにして勃起したのか、そこまではわからない。
言えるのは、それがワンピースの上から触れただけでもわかるほど、固く切なく勃っていることだった。
「ほらほらほらほらっ」
気をよくしてつつき回す杏里。
「いや、は、ふ、だめ」
みいが奇妙な声で抗議する。
「わーい、みいだって興奮してるんだ。だって乳首、びんびんになってるよ!」
勝ち誇ってからかうと。
「そ、そんなことありませんっ! こ、これはただ、エアコンが効きすぎて」
胸を両手で隠していやいやをする。
目じりに涙をためているのは、やはり本気で怒っているせいか。
「じゃ、パンチイ見せなさいよ。濡れてるかどうか、見てあげるから」
「で、できませんっ! そんな恥ずかしいこと」
今度は片手でスカートの前を押さえている。
「あー、怪しいぞオ、やっぱり濡れてるんじゃない? 私みたいに、ぐちょぐちょにさ」
実際、杏里のそこはすでに洪水状態だった。
下着の下からどくどくと透明な汁が湧き出てくるのだ。
やばい。
シートについたらどうしよう。
後で車掌さんに見咎められたら、なんて言い訳したらいいの?
でも、まあいいや。
そのときはそのときのこと。
気分を切り替えて、もう一度みいのほうに手を伸ばしかけた時である。
それまで無言で杏里の乳房を吸っていた老婆が、口を離すなり、いきなり叫んだ。
「にゃにをいちゃついておる。わしがほんなにひっしょうへんめい、つくしちょるのにい」
どうやら、杏里とみいのイチャイチャが気に入らないらしい。
「もうゆりゅしゃんじょ」
がばっと半身を起こした。
「へ?」
顔を上げた杏里は見た。
老婆が、今度は右手に入れ歯を持っている。
殺気を感じた。
「ほれでもはあ!」
老婆が覆いかぶさってきた。
歯のない口で右乳を吸われた。
同時に、左の乳に入れ歯が襲いかかった。
「はうっ」
硬直する杏里。
右の乳首を歯茎に、左の乳首を入れ歯に噛まれたのだ。
じーんとした快感が、背筋を貫いた。
「はうっ、あぐ、むん…はあ、はあ、はあ、はあ」
ぴくぴく震え出す杏里。
眼球が裏返り、唇が淫らな形に開いた。
「杏里さま…」
みいが茫然とつぶやいた。
その手が、ワンピースの上から己の乳首をつまみ、弄り始めていることも知らずに…。
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