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第2話 レズふたり旅
#34 空中レイプ
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ブヒブヒいう音が近づいてくる。
と思ったら、右足に微妙な感触。
「や、やだったらあ」
杏里は悲鳴を上げた。
こともあろうに、あの豚女が足の指に吸いついている。
タラコのような唇で、杏里の右足の指をぱっくりとくわえ込んでいるのだ。
その豚女の幅広の背中を踏み台にして、ヤンキーお姉が這い上がってきた。
片手に持ったバイブは、電源こそ入っていないものの、存在自体が凶器である。
さっきみたいに、自分のペースでオナニーに使うのはいいが、他人にこじ入れられるのは勘弁してほしい。
「ぶはあ、美味しいよお。美少女の足の指ってのは、また格別だねえ」
「ヒロミったら、そんな変態みたいなことしてないで、とっと登ってきて手伝いな」
赤毛が豚女に向かって命令している。
やっぱりこのふたり、仲間同士というわけか。
「わかったよう。若葉はほんとに気が短いんだから。手伝えばいいんだろ、手伝えば」
豚女がヒロミ、ヤンキーが若葉というらしい。
もっとも、名前が分かったところで、取り立てて事態がよくなるとも思えない。
「いや、来ないで! 触らないで! あっちへ行って!」
杏里は死に物狂いで足をばたつかせた。
「くそ、このアマ、暴れるなって。ヒロミ、出番だ。こいつの足、押さえてろ」
「あいよ」
脚立の上に立ち上がった豚女が、丸々太った手で杏里の足首をつかんできた。
そのまますごい力で、グイグイと左右に押し広げていく。
「ああ、だめ! そんなに広げたら、見えちゃう!」
豚女が脚立の上で万歳の体勢を取ると、当然杏里の脚は180度開脚だ。
「うは、いい眺めじゃん。おま〇この穴が丸見えだぜ。しかも、うまい具合に汁まで出てやがる」
「若葉が終わったら、ヒロミにも舐めさせてよお。美少女のお〇んこ、舐めるのが夢だったんだよお」
「けっ。相変らずヒロミってばド変態だな。わかったから、もう少し我慢して支えてな」
「そのぶっといの突っ込むんだろ? 早くやってみせておくれ。でもって、このビッチをひいひい言わせてやっておくれよお」
「任せろ。ほら、見てな!」
赤毛のヤンキーが、威勢のいいかけ声とともにバイブを突き上げた。
ずぼっ。
鈍い音。
そして、凄まじい衝撃。
「あぐっ」
杏里は硬直した。
脳裏で白熱電球が焼き切れたような感じだった。
衝撃で、窓の桟から手が離れた。
まっすぐ水平に伸ばした足のちょうど真ん中。
恥丘があられもなく口を開けたそのはざまに、今、極太バイブが根元までめり込んでいた。
子宮の底から何かが噴き上げる感触がして、次の瞬間、杏里は盛大に潮を吹いていた。
「わ、ぺっ! こいつ、漏らしやがった!」
「おしっこじゃないよお、潮だよお、美少女が潮吹いてるんだよお!」
あ、いい…。
奥の壁まで…。
と、届いてるぅ…。
杏里の眼が、眼窩の中でおもむろに裏返りかけた時である。
誰かが強い力で、杏里の両手をつかんだ。
身体が引っ張られる。
ズズッ。
鈍い音を残し、バイブが抜ける。
虚を突かれ、豚女の手の力がゆるんだ。
あっと思った時には、杏里はすでに部屋の中だった。
「んもう、杏里さまったら、裸で何やってるんですか?」
みいの声だ。
ベッドから顔を上げると、みいが杏里の両手首をつかんで、こっちを怒った顔で睨んでいた。
「明日は早いんですよ。次は東北へ発つって、忘れたんじゃないでしょうね。なのに夜中にこんな騒ぎ起こして」
杏里はぽかんと口を開けた。
開いた口が塞がらないというのは、まさにこのことだ。
酔いがさめたのだろう。
みいが元の処女モードに戻っている。
「ていうかさ、これ、誰のせいだと思ってるの?」
一応、言い返してみた。
「そんなこと知りませんよ。目が覚めたら、杏里さまがみいの部屋の窓から裸で外にぶら下がってたんですから」
杏里はため息をついた。
やっぱり、覚えていないのだ。
「とにかく、お外が騒がしいから窓閉めて鍵かけますね。杏里さまはさっさと自分のお部屋で寝てください」
てきぱきと動き回るみい。
いつのまにやら、クマの柄の可愛らしいパジャマに着替えている。
「はいはい」
杏里は自分の下着をかき集めて自室に戻り、シャワー室に入った。
「まったくみいったら。次の東北では、絶対メタメタに犯してやるからね」
熱いシャワーを浴び、今更ながらにそう決意を新たにする杏里であった。
と思ったら、右足に微妙な感触。
「や、やだったらあ」
杏里は悲鳴を上げた。
こともあろうに、あの豚女が足の指に吸いついている。
タラコのような唇で、杏里の右足の指をぱっくりとくわえ込んでいるのだ。
その豚女の幅広の背中を踏み台にして、ヤンキーお姉が這い上がってきた。
片手に持ったバイブは、電源こそ入っていないものの、存在自体が凶器である。
さっきみたいに、自分のペースでオナニーに使うのはいいが、他人にこじ入れられるのは勘弁してほしい。
「ぶはあ、美味しいよお。美少女の足の指ってのは、また格別だねえ」
「ヒロミったら、そんな変態みたいなことしてないで、とっと登ってきて手伝いな」
赤毛が豚女に向かって命令している。
やっぱりこのふたり、仲間同士というわけか。
「わかったよう。若葉はほんとに気が短いんだから。手伝えばいいんだろ、手伝えば」
豚女がヒロミ、ヤンキーが若葉というらしい。
もっとも、名前が分かったところで、取り立てて事態がよくなるとも思えない。
「いや、来ないで! 触らないで! あっちへ行って!」
杏里は死に物狂いで足をばたつかせた。
「くそ、このアマ、暴れるなって。ヒロミ、出番だ。こいつの足、押さえてろ」
「あいよ」
脚立の上に立ち上がった豚女が、丸々太った手で杏里の足首をつかんできた。
そのまますごい力で、グイグイと左右に押し広げていく。
「ああ、だめ! そんなに広げたら、見えちゃう!」
豚女が脚立の上で万歳の体勢を取ると、当然杏里の脚は180度開脚だ。
「うは、いい眺めじゃん。おま〇この穴が丸見えだぜ。しかも、うまい具合に汁まで出てやがる」
「若葉が終わったら、ヒロミにも舐めさせてよお。美少女のお〇んこ、舐めるのが夢だったんだよお」
「けっ。相変らずヒロミってばド変態だな。わかったから、もう少し我慢して支えてな」
「そのぶっといの突っ込むんだろ? 早くやってみせておくれ。でもって、このビッチをひいひい言わせてやっておくれよお」
「任せろ。ほら、見てな!」
赤毛のヤンキーが、威勢のいいかけ声とともにバイブを突き上げた。
ずぼっ。
鈍い音。
そして、凄まじい衝撃。
「あぐっ」
杏里は硬直した。
脳裏で白熱電球が焼き切れたような感じだった。
衝撃で、窓の桟から手が離れた。
まっすぐ水平に伸ばした足のちょうど真ん中。
恥丘があられもなく口を開けたそのはざまに、今、極太バイブが根元までめり込んでいた。
子宮の底から何かが噴き上げる感触がして、次の瞬間、杏里は盛大に潮を吹いていた。
「わ、ぺっ! こいつ、漏らしやがった!」
「おしっこじゃないよお、潮だよお、美少女が潮吹いてるんだよお!」
あ、いい…。
奥の壁まで…。
と、届いてるぅ…。
杏里の眼が、眼窩の中でおもむろに裏返りかけた時である。
誰かが強い力で、杏里の両手をつかんだ。
身体が引っ張られる。
ズズッ。
鈍い音を残し、バイブが抜ける。
虚を突かれ、豚女の手の力がゆるんだ。
あっと思った時には、杏里はすでに部屋の中だった。
「んもう、杏里さまったら、裸で何やってるんですか?」
みいの声だ。
ベッドから顔を上げると、みいが杏里の両手首をつかんで、こっちを怒った顔で睨んでいた。
「明日は早いんですよ。次は東北へ発つって、忘れたんじゃないでしょうね。なのに夜中にこんな騒ぎ起こして」
杏里はぽかんと口を開けた。
開いた口が塞がらないというのは、まさにこのことだ。
酔いがさめたのだろう。
みいが元の処女モードに戻っている。
「ていうかさ、これ、誰のせいだと思ってるの?」
一応、言い返してみた。
「そんなこと知りませんよ。目が覚めたら、杏里さまがみいの部屋の窓から裸で外にぶら下がってたんですから」
杏里はため息をついた。
やっぱり、覚えていないのだ。
「とにかく、お外が騒がしいから窓閉めて鍵かけますね。杏里さまはさっさと自分のお部屋で寝てください」
てきぱきと動き回るみい。
いつのまにやら、クマの柄の可愛らしいパジャマに着替えている。
「はいはい」
杏里は自分の下着をかき集めて自室に戻り、シャワー室に入った。
「まったくみいったら。次の東北では、絶対メタメタに犯してやるからね」
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