そんなお口で舐められたら💛

戸影絵麻

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第1話 美少女ペットみい

#22 おねだりペット

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「なあに? 今なんて言ったの?」

「やめないで…って」

「何をやめないでほしいの?」

「き、気持ち、いいこと…」

「うーん、わかんないなあ」

 わざとらしく、ため息をつく杏里。

「もっと具体的に言ってくれなきゃ。そのかわいいお口で。ねえ? 私に何をしてほしいの?」

「そ、それは…」

 立ちすくんだまま、少女はぶるぶる震えている。

「おっぱいなの? それとも、乳首?」

「両方…です」

「じゃ、言ってごらん。『私のいやらしい勃起乳首、ベロベロ舐めてください』って。『私の淫乱おっぱい、ちぎれるほど揉んでください』って」

「そ、そんなこと…」

 少女の頬は、すでに桜色を通り越して、リンゴみたいに真っ赤に染まっている。

「なんだ。言えないんだ。じゃ、しょうがないよね。おやすみ!」

「あ」

 少女が手を伸ばして、杏里を引き留めた。

「言いますから、お願いです。まだ寝ないで」

「OK。じゃ、どうぞ」

 待ち受けるように、胡坐をかく杏里。

「私の、いやらしい、勃起乳首、舐めて、ください」

「はあ? 声が小さくて、よく聞こえなかったんだけど」

「私の、勃起乳首、べろべろに舐めて、ください」

 少女がきゅっと目をつぶって、声を高くした。

「いいよ。でも、それだけ? まだしてほしいこと、あるんじゃない?」

「は、はい」

「何? 乳首の次は、どこ?」

「私の、淫乱おっぱい、千切れるほど、揉んでください」

「おお、よく言えました! まずは拍手」

 杏里はぱちぱち手を叩くと、

「それで? その次は? 下はいいのかな? 見た感じ、ずいぶんぬるんぬるんになってるみたいだけど」

「は、はい…できれば、下も…」

 蚊の鳴くような声で、少女がせがむ。

「OKOK。なら、お願いしてみてよ。さっきみたいな大きな声で、私によく聞こえるように」

「あの…なんて言えば、いいんですか?」

「そうねえ。『私のすけべなおまんこ、指と舌で、ぐちょぐちょにしてください』ってのは?」

「そ、そんな」

 少女が絶句する。

「恥ずかし、すぎます」

「だってあなた、さっき私にしたじゃない」

「ええ、でも、するのとされるのでは、全然違います」

「どうせ前のご主人さまには、毎晩してもらってるんでしょ? 私じゃいやだってことなのね」

 杏里はいやみで少女を責めることにした。

「そんなことありません。前のご主人さまは、そんなことしてくださいませんでした。あくまでみいは、ペットでしたから…。ペットの犬のあそこを舐める飼い主がいないのと、同じ理屈です」

 少女が必死の口調で言い返す。

「じゃあ、私は飼い主失格だね」

 すねたふりをしてやった。

「違います。みいは、今のご主人さまのこと…」

 少女が目を伏せた。

 頬に影ができるほど、睫毛が長い。

 やがて深いため息をつくと、ぽつりとつぶやいた。

「心の底から…愛しています」


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