上 下
20 / 475
第1話 美少女ペットみい

#20 ペットの3点責め

しおりを挟む
 どうやらまた、潮を吹いてしまったらしい。

 朦朧とした頭で、杏里は考えた。

 この潮吹きの正体は、いったい何なのだろう。

 おしっこでないことは、確かである。

 出口が尿道ではないからだ。

 では愛液なのかというと、それも微妙に違う気がした。

 潮吹きの時の液体には、愛液特有の粘り気がないのだ。

 透明で、どちらかというとサラサラしている。

 量は多いが、無味無臭で、まるで水みたいなのである。

 ぼんやりとそんなことを考えていると、いつのまにか腰が持ち上げられ、奇妙に窮屈な体勢にされていた。

 少女が杏里の身体をくの字に折り、両肩で足を支えている。

 つまり、杏里は肩を布団につけたまま、でんぐり返しの格好になっているのだった。

「うふ、お尻の穴も見えちゃってますよ」

 杏里の股の間から顔を出して、少女が笑った。

「わあ、かわいいんだ。菊の花びらか、おばあちゃんのお口みたい」

「だ、だめよ」

 杏里は今更のように赤面した。

 この体勢では、杏里の恥ずかしい部分が隅から隅まで少女に丸見えである。

「そ、そんなとこ、見ないで。あ」

 あ、と声を上げたのは、他でもない。

 少女がアナルをぺろっと舐めたからだった。

「だめえ、汚ないったら!」

「大丈夫ですよ。今、みいがきれいにしてあげますからね」

 膣からあふれる体液を指につけ、少女がアナルの周りを撫でまわす。

 快楽に括約筋がひくひく震え、次第にゆるんでいくのがわかった。

「や、やん」

 かなり緩んだところで、先の尖った舌が入ってきた。

 直腸の壁には、快楽中枢に直結する神経が集中している。

 そこをピンポイントでつつかれて、

「あ、あ、あ、あ、あ」

 断続的に杏里は喘ぎを漏らした。

「こっちも可愛がってあげますからね」

 少女の指が緩み切った膣口に装入される。

 更に、肥大した豆を別の指でつままれたから、たまらない。

 まんぐり返しの姿勢で、アナルを舌で、膣とクリを指で同時に責められ、杏里はまたしてもいきそうになった。

「あ、あ、あ、あや、や、や、やんっ」

 この体位の卑猥なところは、なんといっても責められている自分が見えるところである。

 少女が可愛い顔で必死にアナルを舐め、懸命に陰部をいじっている様子が目の当たりに観察できるのだ。

 そうしながらも、少女は杏里の顔をひたと見据えている。

 まるで杏里がいく瞬間を、今か今かと待ち受けているかのようだ。

「また、見ながら、するの?」

 杏里は甘ったるい声でたずねた。

「はい」

 うなずく少女。

「あの時のご主人さまのお顔、とっても素敵です」

「そ、そんな可愛いおめめで、見られたら」

 杏里はすすり泣くような声で言った。

「そ、そんなお口で…舐められたら」

 言葉で興奮する。

 これも杏里の得意技である。

 オナニーの時も、だから必ず鏡に向かって自分の名前を呼ぶほどだ。

「杏里、また、いっちゃう…」

 ほとんどむせび泣くような声音になっている。

「いっちゃってください」

 はげますように、少女が言った。

「ご主人さまのお汁、みいがみーんな、飲んであげますから」

「そ、そんないやらしいこと、いわないで」

 恥じらいが快感を増幅する。

 腰がゆらゆら揺れ始めた。

 気持ちよすぎて、もう支えてはいられない。

 少女の舌が、またアナルを貫いた。

 指はすでに蜜壺の奥の壁まで届いている。

 豆をつままれ、グイグイとひねられた。

「きゃんっ」

 杏里が子犬のように吠え、びくんと硬直した。

「あああああああっ、い、いくううううう!」

 つき出した股間から奔流がほとばしり、少女の顔面を直撃する。

「ふああ、シャワーみたい」

 ぐったりと脱力して、ずるずると崩れ落ちていく杏里の下半身を抱きかかえて、少女がつぶやいた。

 ひどく嬉しそうな声だった。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

保健室の秘密...

とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。 吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。 吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。 僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。 そんな吉田さんには、ある噂があった。 「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」 それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

後悔と快感の中で

なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私 快感に溺れてしまってる私 なつきの体験談かも知れないです もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう もっと後悔して もっと溺れてしまうかも ※感想を聞かせてもらえたらうれしいです

催眠術師

廣瀬純一
大衆娯楽
ある男が催眠術にかかって性転換する話

性転換マッサージ

廣瀬純一
SF
性転換マッサージに通う人々の話

処理中です...