所感日記

ジュネーブ

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詩

見えるはずもない

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私が歩けば目の前のShow Windowにうつる服
この服は格好いいが私には似合うはずもない
着こなせるような人間になりたいものだな

カッターシャツとジーパンそんなシンプルなファッションも着こなせない奴がこんな服を着てみたいなど100年は早いのかもしれない

あれ？向こうにいるのは一体誰だ？
同じ服、同じズボン、リュックといい…

これほどに私にている人間はいない例えドッペルゲンガーだとしても

私が右手をあげれば彼は0.000 000 013 342 564秒遅れて彼は右手をあげる
私が1歩すすめば0.000 000 013 342 564秒遅れて彼も歩く

「お前、俺より遅いんだな」
私の真似事なのだろう片腹痛い

「これ以上にだらしなくなるなよ？」
その言葉を誰に当てたのだろう？

彼に背を向けた途端に恥ずかしくなった

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