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詩
収穫祭 ℳ
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秋といえば様々に食欲がわく
その中で私は秋になったら我が家の食卓はある夕ご飯になると豪華になる
それを考えると腹が減ってくる
普段はおかずに白飯、吸い物の3品
母親も毎度作るのが大変なのだろう
さて今夜はその条件が揃っているのだろうな
そうこの匂いシンプルに焼くだけでいい
上品な脂が乗った匂いが鼻の奥を通り脳へ伝わる
ーーゴクン
時間的にも19:40分これほどにちょうどいいのはないだろう
「お母さんもしかして今日はあれ?」
「炊飯器あと何分?」
はいはい…
うぉ、これは!炊飯器からは醤油と魚の旨みがしっかり染み渡ったメシの匂いがする
しかもこれは…おこげがわざとつくように炊いている
「あと、2分」
「はーいよ」
何かを捨てる音がする
食材ではない三角コーナーに…
合わせ味噌の甘い香りに卵が落ちる
あぁぁぁぁぁあ!
ピーーオコメガタケマシタ
出来た!待ち遠しい
いただきます!
秋刀魚、月見味噌汁、炊き込みご飯、冷奴
今夜は箸で食べるのが礼儀だろう?
まず最初に月見味噌汁から飲む
体は十分に冷えている飲むに欠かせない条件のひとつだ
これは温まる!気持ちが大きくあがるがその前に…飲むのだ!
飲む前に改めてみその芳醇な香りが私にだけ伝わる
この味噌汁は合わせ味噌しか合わない
大豆を十分に発酵をさせすぎて出てくる甘さ
味噌汁を飲む前に作りたてで暑いので冷ます
軽く飲む
「あっふふ!」
もっと冷ますべきだった
しかし何故だろうか?味噌汁はもちろんすまし汁などの熱い吸い物は舌を火傷したくなってしまう
多分、口の中でゆっくり冷まし味わうためだろう
2口飲んで島が浮かんできた
箸で突っつく上陸はできない…このまま食べるからだ
卵を持ち上げた
早速洗礼を受けた恒例の熱々白身はまだいい問題は仲間でしっかりと加熱されて熱が逃げれない黄身の方
卵の具合はラーメン屋の煮卵だ
完熟している部分もあれば、僅かに外側だけたらたらと黄色が零れる
ケーキのようにしっとりとした黄身をたべる
やばい…!もう一個ないのだろうか?
しかしメインディッシュに行く前でこれ程とはなかなかやるな
次はお前だ…!
秋の王者よかかってこい
秋刀魚は見た目がすごくスマートだしかし、その中にどれほどの美味いが入っているかは計り知れない
箸で腹を割る
見てみよ秋刀魚を捌いた時に溢れんばかりに透明な液体が出る
この液体を含めうまいのだ
透明な液体に包まれた淡白な身は口の中ですぐにほぐれる
味がないと思っていただろう透明な液体はさんまの旨みを加速させる
さっきは小さめに取ったが今度は…大きく!
この際はしたないなんて気にしないすぐにほぐれる身と脂の乗った魚を今度はゆっくりゆっくり口でほぐし溶かすのだ
歯は使わない舌で簡単に溶けほぐれてしまう
なんだ?!これ…ここまで上品なものはあっていいのか
あぁ…溶けてしまった
「余韻には浸らせん」
どこだ?右斜め秋刀魚より後方
なんだお前か…ぽっと出ですぐできる冷奴が言うんじゃないよ
「炊き込みご飯みたいなこといいやがって」
しかし、この姿はさしづめ舞踏会で純白のドレスを着たシンデレラ
王子とはまだ出会ってない…すごく綺麗だ
醤油を垂らす…豆腐が浸るほどに
ここだ!上辺のザラザラしているのが見えるか?
そこに醤油が溜まっている
そこをがけ崩れのように思いっきり
だが彼女は繊細だ泣かせないように王子とのキスをする
なんだこれ!秋刀魚の余韻が消えた?!
上品な芸術は上品に消す姫のモットーなのだろう
口の中が美味さで満たされるほど姫は…素敵に舞う
初体験は全部持ってかれた…
何かをすごく欲する
粒が一つ一つ小さいがしっかりと味がある
普段は白いはずなのに今日茶色に染ったなにかが欲しい
お茶碗に乗ったそれを見る君か!
ヒーローは遅れて登場するとはよく言ったものだ
ホカホカで茶色に染ったご飯がある
ふっくらと炊きあがっており
わずかに香ばしい匂いが香る
鶏肉が細く切ってある
どうやらノリみたいにこれをかけるらしい
箸で鶏肉をまいて食べる
パリパリ…
当たりだ!まさか早速出くわすとは思いもしなかった
おこげ…また火を通した鶏肉とこれがすごく会う
海と山と大地の味をしっかりと味わえる至極の1品
喧嘩しないか不安だったが
ギリギリで我慢してお互いに譲り合っている
さぁ、姫また頼む!
私の箸を誰も止めれない
その中で私は秋になったら我が家の食卓はある夕ご飯になると豪華になる
それを考えると腹が減ってくる
普段はおかずに白飯、吸い物の3品
母親も毎度作るのが大変なのだろう
さて今夜はその条件が揃っているのだろうな
そうこの匂いシンプルに焼くだけでいい
上品な脂が乗った匂いが鼻の奥を通り脳へ伝わる
ーーゴクン
時間的にも19:40分これほどにちょうどいいのはないだろう
「お母さんもしかして今日はあれ?」
「炊飯器あと何分?」
はいはい…
うぉ、これは!炊飯器からは醤油と魚の旨みがしっかり染み渡ったメシの匂いがする
しかもこれは…おこげがわざとつくように炊いている
「あと、2分」
「はーいよ」
何かを捨てる音がする
食材ではない三角コーナーに…
合わせ味噌の甘い香りに卵が落ちる
あぁぁぁぁぁあ!
ピーーオコメガタケマシタ
出来た!待ち遠しい
いただきます!
秋刀魚、月見味噌汁、炊き込みご飯、冷奴
今夜は箸で食べるのが礼儀だろう?
まず最初に月見味噌汁から飲む
体は十分に冷えている飲むに欠かせない条件のひとつだ
これは温まる!気持ちが大きくあがるがその前に…飲むのだ!
飲む前に改めてみその芳醇な香りが私にだけ伝わる
この味噌汁は合わせ味噌しか合わない
大豆を十分に発酵をさせすぎて出てくる甘さ
味噌汁を飲む前に作りたてで暑いので冷ます
軽く飲む
「あっふふ!」
もっと冷ますべきだった
しかし何故だろうか?味噌汁はもちろんすまし汁などの熱い吸い物は舌を火傷したくなってしまう
多分、口の中でゆっくり冷まし味わうためだろう
2口飲んで島が浮かんできた
箸で突っつく上陸はできない…このまま食べるからだ
卵を持ち上げた
早速洗礼を受けた恒例の熱々白身はまだいい問題は仲間でしっかりと加熱されて熱が逃げれない黄身の方
卵の具合はラーメン屋の煮卵だ
完熟している部分もあれば、僅かに外側だけたらたらと黄色が零れる
ケーキのようにしっとりとした黄身をたべる
やばい…!もう一個ないのだろうか?
しかしメインディッシュに行く前でこれ程とはなかなかやるな
次はお前だ…!
秋の王者よかかってこい
秋刀魚は見た目がすごくスマートだしかし、その中にどれほどの美味いが入っているかは計り知れない
箸で腹を割る
見てみよ秋刀魚を捌いた時に溢れんばかりに透明な液体が出る
この液体を含めうまいのだ
透明な液体に包まれた淡白な身は口の中ですぐにほぐれる
味がないと思っていただろう透明な液体はさんまの旨みを加速させる
さっきは小さめに取ったが今度は…大きく!
この際はしたないなんて気にしないすぐにほぐれる身と脂の乗った魚を今度はゆっくりゆっくり口でほぐし溶かすのだ
歯は使わない舌で簡単に溶けほぐれてしまう
なんだ?!これ…ここまで上品なものはあっていいのか
あぁ…溶けてしまった
「余韻には浸らせん」
どこだ?右斜め秋刀魚より後方
なんだお前か…ぽっと出ですぐできる冷奴が言うんじゃないよ
「炊き込みご飯みたいなこといいやがって」
しかし、この姿はさしづめ舞踏会で純白のドレスを着たシンデレラ
王子とはまだ出会ってない…すごく綺麗だ
醤油を垂らす…豆腐が浸るほどに
ここだ!上辺のザラザラしているのが見えるか?
そこに醤油が溜まっている
そこをがけ崩れのように思いっきり
だが彼女は繊細だ泣かせないように王子とのキスをする
なんだこれ!秋刀魚の余韻が消えた?!
上品な芸術は上品に消す姫のモットーなのだろう
口の中が美味さで満たされるほど姫は…素敵に舞う
初体験は全部持ってかれた…
何かをすごく欲する
粒が一つ一つ小さいがしっかりと味がある
普段は白いはずなのに今日茶色に染ったなにかが欲しい
お茶碗に乗ったそれを見る君か!
ヒーローは遅れて登場するとはよく言ったものだ
ホカホカで茶色に染ったご飯がある
ふっくらと炊きあがっており
わずかに香ばしい匂いが香る
鶏肉が細く切ってある
どうやらノリみたいにこれをかけるらしい
箸で鶏肉をまいて食べる
パリパリ…
当たりだ!まさか早速出くわすとは思いもしなかった
おこげ…また火を通した鶏肉とこれがすごく会う
海と山と大地の味をしっかりと味わえる至極の1品
喧嘩しないか不安だったが
ギリギリで我慢してお互いに譲り合っている
さぁ、姫また頼む!
私の箸を誰も止めれない
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