所感日記

大学時代

担任の教師

夏休みが終わって授業が始まった
私はある階数の１０数人が入るばかしの狭い教室に行く
チャイムがなる4分前には今日の授業に出ている人数がだいたい把握出来る

授業が始まる時間が16:00~からなので早朝とは違い遅刻するものはほとんど…いや全くと言っていない

チャイムがなって3分後彼は教室に入ってきた明らかに白髪染めを施した髪型でいつもの黒板を背にする席に座った

後期の授業に入ったからか前期では見てない人間が2人ぐらい居る
彼らはキャラクター的に私と共通する点はなく顔を見た瞬間に関わらないかもしれないと…

私は野球部とサッカー部の人間のノリが理解できないと思う人間である
確か、陰キャラと言われた記憶がある

教室の雰囲気を変えた彼は「みなさんはどんな夏休みを過ごしましたか？」と聞いた
楽しみにしていたのだろう彼の唇の両端が上方に動くのが見えた

「んじゃ右端の席の△△君から」
私は彼をやや尊敬している
それは膨大な知識と理にかなったことを教えてくれて参考になるからだ

「あれ？」
最初、名前を思いっきり間違えたのかそれともこの人からなのか

ーーーあなたは天才です

皮肉と少しの敬意を込めて私は心の中でこの言葉を言った
意図的には作ることができない空気、2回に1回の確率でこれを作ることができるんだから

わかりやすく言うとわざと間違えている訳では無いのでタチが悪いという事だ

これはしばらくというかバカと同じで塗る薬もなく治らないのだろう…

このあとはいつも通りである
だから、トイレに行って出すものを出してベットで寝るといい
おやすみ