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婚約者になりました(後)
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結納……
それは形式に則って行われる。
特に上流階級の花ノ宮家がするのだ、厳かなものになるだろう。
――――――――――なるよな?普通。
まさか「目録後で確かめといて」「はーい」で終わると思うか⁉
俺だってそこまで形式張ってなくていいと思うよ?でもさ、結納品前にして若者組以外ソワソワ……挨拶と目録のやり取りが終わったら速攻さっきの座敷で宴会が始まると思わないじゃん。
三波家以外上流階級ですよね貴方達。久々の酒だウェーイとか言ってるけど上流階級ですよねジョウリュウカイキュウ。
あっ気に取られている俺らに「主役がいないと始まらないだろ」と急かす親達。飲み会の主役みたいに言ってるけど、結納だかんな!
こうしていても埒が明かないので元の席、と言っても先ほどのテーブルや座布団は片付けられに椅子とテーブルに変わっていて和洋折衷の懐石料理が並んでいる。しかも畳が傷まないように毛足の短い絨毯を敷いている。この短時間で完璧に用意するなんて凄いなお手伝いさん達!
そして俺と伊月さんの席には懐石料理とは別に箱が。小さな座布団のようなものの上に置かれ中にはお揃いのリング、婚約指輪が鎮座している。2人で着けるのは稀らしいけど、互いに着けている方が周囲にアピールできるからと選んだものだ。デザインも結婚指輪と重ね付けできるようにしたんだ。値段は……聞かないでくれ。
「瀬名、手を出して」
箱から指輪を取ると恭しく薬指に通し、着けた指輪に口づけをする。俺も同じように伊月さんの薬指に通し、恥ずかしいのでさっとちゅっとして終わる。みんな注目してるから俺的にこれが限界だ。
「これで婚約は成立した。かんぱーい」
一斉にグラスを掲げおめでとうの合唱を貰い、嬉し恥ずかし礼をする。うん、指輪を交代で着けてる時から飲みたそうにグラスを持ってウズウズしていたのは見なかった事にしておくよ。
それからは和気あいあいと懐石料理を食べつつ飲む、飲む、飲む。……主に親達が。
俺も20歳になってるし飲むけど、一応婚約の場なので舐める程度にしか口にしない。下手に飲んで迷惑かけたら黒歴史にしかならないしな。
さすがにこの場で伊月さんからの給餌は丁寧に遠慮し、黙々と食べていると神奈さんと母親の会話が耳に入ってくる。どうやら2人は上流階級のΩコミュニティで知り合った仲らしい。
「まさか7年前伊月が美夜の息子を嫁にと言ってくるとは驚いたよ。しかも瀬名くんあの頃の美夜そっくりだし」
「私だって驚きましたよ」
「でもこうやって見るとそっくりなのに分かるもんだな」
神奈さんが俺と母親を見比べて頷いている。言いたい事は分かる。俺と母親は一卵性双生児なのかと言うくらいうり二つなのに見分けがつくのだ。俺の目が緑色だからとかではなく、男性的女性的な感じで違うので、間違われる事はあまり無い。
「性格までそっくりではないよな?」
「あー、ないない。美夜きゅんはクールビューティーだけど瀬名は伊月くんに似てるよ~」
「それはそれで微妙だな」
「大丈夫、腹黒くないから~」
「なら良し。瀬名くん、伊月は腹黒くて執着も酷いが宜しく頼む」
「瀬名も割り切りが凄いからそこんとこヨロシクね」
神奈さんは真顔で、父親はへらへらと俺達に言ってくる。さすが親というか的確すぎてぐうの音も出ない。
花ノ宮夫夫は伊月さんが人、金、権力を総動員して俺を囲おうとしてるのを見て「息子怖っ」と思ったと。それなのに運命の番が現れた時はどうなるのかと戦々恐々とし、拒否したので安堵したらしい。
「1度瀬名くんとの婚約が流れた時にやらかしそうになってるからねぇ」
と遠い目で言われたのでみんなの安寧のために、伊月さんを闇堕ちさせないようにしようと心の中で誓ったのだった。
◇◇◇◇◇
結納という名の宴会はまだまだ続いていたが、親達のノリと酒の量についていけないので若者組は適度な時間で抜ける。
今日は全員本邸に泊まる事になっていて、長い廊下の途中で新羅さんや神楽達と別れ本邸の伊月さんの部屋に行く。
部屋に入ると、12畳ほどのシンプルなフローリングに爽やかなサンダルウッドの香りが部屋中に広がっていてちょっとクラクラする。屋敷が広すぎて風呂やトイレ完備らしい。
手を引かれソファーがあるのに大きなベッドに座らされ、俺の前に伊月さんが跪き麗しい顔を上げる。
「瀬名、僕と婚約してくれてありがとう。7年前、神楽から写メを見せてもらった時からずっと瀬名だけを見ていたから今日を迎えられて嬉しいよ。これからずっと僕の隣にいてね」
左手の薬指にキスをされ胸が温かくなる。7年間変わらず想い続けるって相当だ。しかも拗らせてるし。でもそれが嬉しいなんて俺も大概だ。
「俺も……伊月さんが7年間想い続けてくれて嬉しいよ。それに運命より俺を選んでくれてありがとう」
何故か涙が出てきて泣き笑いみたいになってしまった。もちろん嬉し泣きだ。
「一緒に幸せになろうね」
ふわりと囲うように優しく俺を抱き締め唇がそっと重ねられる。それは7年間を埋めるには足りないものだったけど、これから一緒にいようといつ誓いのキスには十分だった。
だったんだよ?
「ちょっ、ちょ、伊月さん、ここ伊月さんの実家、部屋、誰か来るかも!」
うっとりとキスを受け入れていたら段々と深くなり手つきもいやらしいものになっていき、現在ヤル気満々の伊月さんとちょっと待ての俺との攻防戦が勃発中。逃げようにもがっしりと囲われ逃げれない。
「誰も来ないから大丈夫だよ。……それとも僕とスルの嫌?」
「ぐっ……」
そんな顔で言われたら抵抗出来ないじゃないか。もちろんヤルのは嫌じゃ……ないし?
「まだまだ7年間の想いはぶつけられてないからね。一気にぶつけられるほど少なくないから小分けにぶつけるね」
「ひぇ……」
俺は婚約というだけではなく、7年分を小分けにぶつけられている事を知った日でもあった。
大丈夫か俺………
ーーーーーーーーーー
これでこの話は完結となります。お読み下さった方、感想を下さった方ありがとうございます。
思ったよりも父親の宇佐の出番が多くなりました。話の中で専門家という立場上、説明セリフが多いのですが、適当な性格とゆるい話し方のせいで緊迫した場面がじゃなくなるという(笑)
コメディ寄りの物語だったのでそれで良しです!
まだ書きたい話もあるのでもう少し続けようと思ったのですが、あちこち話が飛びそうなので婚約で完結させ番外編で書くことにしましたのでもう少しお付き合いください。
今考えている番外編としては
☆鷹司家の人々
☆瀬名と伊月が番になる話
☆結婚後の話
☆子供の話
☆瀬名と百夢の話
☆飯坂理久のその後
です。結婚後と子供の話は纏める可能性はあります。鷹司家の人々に関してはちょっと話が長くなるかもです。おかしな人たちの集まりなので(笑)
番外編は11/6から2日に1度更新しようと思います。
この作品は第11回BL小説大賞にエントリーしていますので良かったら投票宜しくお願いします。
それは形式に則って行われる。
特に上流階級の花ノ宮家がするのだ、厳かなものになるだろう。
――――――――――なるよな?普通。
まさか「目録後で確かめといて」「はーい」で終わると思うか⁉
俺だってそこまで形式張ってなくていいと思うよ?でもさ、結納品前にして若者組以外ソワソワ……挨拶と目録のやり取りが終わったら速攻さっきの座敷で宴会が始まると思わないじゃん。
三波家以外上流階級ですよね貴方達。久々の酒だウェーイとか言ってるけど上流階級ですよねジョウリュウカイキュウ。
あっ気に取られている俺らに「主役がいないと始まらないだろ」と急かす親達。飲み会の主役みたいに言ってるけど、結納だかんな!
こうしていても埒が明かないので元の席、と言っても先ほどのテーブルや座布団は片付けられに椅子とテーブルに変わっていて和洋折衷の懐石料理が並んでいる。しかも畳が傷まないように毛足の短い絨毯を敷いている。この短時間で完璧に用意するなんて凄いなお手伝いさん達!
そして俺と伊月さんの席には懐石料理とは別に箱が。小さな座布団のようなものの上に置かれ中にはお揃いのリング、婚約指輪が鎮座している。2人で着けるのは稀らしいけど、互いに着けている方が周囲にアピールできるからと選んだものだ。デザインも結婚指輪と重ね付けできるようにしたんだ。値段は……聞かないでくれ。
「瀬名、手を出して」
箱から指輪を取ると恭しく薬指に通し、着けた指輪に口づけをする。俺も同じように伊月さんの薬指に通し、恥ずかしいのでさっとちゅっとして終わる。みんな注目してるから俺的にこれが限界だ。
「これで婚約は成立した。かんぱーい」
一斉にグラスを掲げおめでとうの合唱を貰い、嬉し恥ずかし礼をする。うん、指輪を交代で着けてる時から飲みたそうにグラスを持ってウズウズしていたのは見なかった事にしておくよ。
それからは和気あいあいと懐石料理を食べつつ飲む、飲む、飲む。……主に親達が。
俺も20歳になってるし飲むけど、一応婚約の場なので舐める程度にしか口にしない。下手に飲んで迷惑かけたら黒歴史にしかならないしな。
さすがにこの場で伊月さんからの給餌は丁寧に遠慮し、黙々と食べていると神奈さんと母親の会話が耳に入ってくる。どうやら2人は上流階級のΩコミュニティで知り合った仲らしい。
「まさか7年前伊月が美夜の息子を嫁にと言ってくるとは驚いたよ。しかも瀬名くんあの頃の美夜そっくりだし」
「私だって驚きましたよ」
「でもこうやって見るとそっくりなのに分かるもんだな」
神奈さんが俺と母親を見比べて頷いている。言いたい事は分かる。俺と母親は一卵性双生児なのかと言うくらいうり二つなのに見分けがつくのだ。俺の目が緑色だからとかではなく、男性的女性的な感じで違うので、間違われる事はあまり無い。
「性格までそっくりではないよな?」
「あー、ないない。美夜きゅんはクールビューティーだけど瀬名は伊月くんに似てるよ~」
「それはそれで微妙だな」
「大丈夫、腹黒くないから~」
「なら良し。瀬名くん、伊月は腹黒くて執着も酷いが宜しく頼む」
「瀬名も割り切りが凄いからそこんとこヨロシクね」
神奈さんは真顔で、父親はへらへらと俺達に言ってくる。さすが親というか的確すぎてぐうの音も出ない。
花ノ宮夫夫は伊月さんが人、金、権力を総動員して俺を囲おうとしてるのを見て「息子怖っ」と思ったと。それなのに運命の番が現れた時はどうなるのかと戦々恐々とし、拒否したので安堵したらしい。
「1度瀬名くんとの婚約が流れた時にやらかしそうになってるからねぇ」
と遠い目で言われたのでみんなの安寧のために、伊月さんを闇堕ちさせないようにしようと心の中で誓ったのだった。
◇◇◇◇◇
結納という名の宴会はまだまだ続いていたが、親達のノリと酒の量についていけないので若者組は適度な時間で抜ける。
今日は全員本邸に泊まる事になっていて、長い廊下の途中で新羅さんや神楽達と別れ本邸の伊月さんの部屋に行く。
部屋に入ると、12畳ほどのシンプルなフローリングに爽やかなサンダルウッドの香りが部屋中に広がっていてちょっとクラクラする。屋敷が広すぎて風呂やトイレ完備らしい。
手を引かれソファーがあるのに大きなベッドに座らされ、俺の前に伊月さんが跪き麗しい顔を上げる。
「瀬名、僕と婚約してくれてありがとう。7年前、神楽から写メを見せてもらった時からずっと瀬名だけを見ていたから今日を迎えられて嬉しいよ。これからずっと僕の隣にいてね」
左手の薬指にキスをされ胸が温かくなる。7年間変わらず想い続けるって相当だ。しかも拗らせてるし。でもそれが嬉しいなんて俺も大概だ。
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うっとりとキスを受け入れていたら段々と深くなり手つきもいやらしいものになっていき、現在ヤル気満々の伊月さんとちょっと待ての俺との攻防戦が勃発中。逃げようにもがっしりと囲われ逃げれない。
「誰も来ないから大丈夫だよ。……それとも僕とスルの嫌?」
「ぐっ……」
そんな顔で言われたら抵抗出来ないじゃないか。もちろんヤルのは嫌じゃ……ないし?
「まだまだ7年間の想いはぶつけられてないからね。一気にぶつけられるほど少なくないから小分けにぶつけるね」
「ひぇ……」
俺は婚約というだけではなく、7年分を小分けにぶつけられている事を知った日でもあった。
大丈夫か俺………
ーーーーーーーーーー
これでこの話は完結となります。お読み下さった方、感想を下さった方ありがとうございます。
思ったよりも父親の宇佐の出番が多くなりました。話の中で専門家という立場上、説明セリフが多いのですが、適当な性格とゆるい話し方のせいで緊迫した場面がじゃなくなるという(笑)
コメディ寄りの物語だったのでそれで良しです!
まだ書きたい話もあるのでもう少し続けようと思ったのですが、あちこち話が飛びそうなので婚約で完結させ番外編で書くことにしましたのでもう少しお付き合いください。
今考えている番外編としては
☆鷹司家の人々
☆瀬名と伊月が番になる話
☆結婚後の話
☆子供の話
☆瀬名と百夢の話
☆飯坂理久のその後
です。結婚後と子供の話は纏める可能性はあります。鷹司家の人々に関してはちょっと話が長くなるかもです。おかしな人たちの集まりなので(笑)
番外編は11/6から2日に1度更新しようと思います。
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