告白してきたヤツを寝取られたらイケメンαが本気で囲ってきて逃げられない

ネコフク

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風呂場にて※

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 ぬるめですがやっとエロ入りまーす♪

 ーーーーーーーーーー



 問題
 伊月さんに尻の間を擦られたらどうする?

 A やめてと懇願する

 B 「も~いたずらっこなんだからぁ」と鼻を突いてごまかす

 C バッチコイ!



 答え
 どんなリアクションでも風呂場に強制連行




 ですよね。どれも答えは一緒だ。
 だって今伊月さんは研究所からずっと動揺している。本人は平静を保っているつもりらしいが、いつもの彼らしからぬ行動ばかりだ。フェロモンを浴びせキスをしたり、姫抱っこでホテルに連れ込んだり無茶振りで風呂場に連行したり。本当に心穏やかならもっと流れるようにエスコートしただろう。

 こうなった理由は俺の不用意な発言からの衝撃の事実だから責任を持って身を任せるけどな。……それに俺だって被験期間終わったからふれ合いたいなと思ってたし?あ……あんなことやこんなことをしてみたいし?……トシゴロノオトコノコだからな!

 でもちょっと俺を剥くの早業すぎない?

 え、何か早脱がせのスキルとか持ってんの?枝豆をサヤからツルンと出す感じで脱がされたんだけど。キスに夢中になってて気づかなかったワケじゃないからな!……多分(汗)

 伊月さんも素早くスーツを脱ぎ素晴らしい体をさらけ出している。貧相な俺とは違いしっかりと筋肉がついていて(腹筋もバッキバキ!)しなやかな肢体だ。

 促され足を踏み入れた風呂場……いや、これはバスルームと言わないといけないような洒落た造りだった。2人が足を伸ばしても入れそうな円形のジャクジー風呂に何かの花びらが浮いている。え?何の花びらかって?すまぬ、花は詳しく無いから分からない。

 備え付けのシャンプーやトリートメント、ボディソープも何やらお高そうな物が置いてあり、フランス語でOrganique(オーガニック)って書いてあるからメイド・インフランスなんだろう。一つ一つがオシャンティーである。

 ただ一つ、シャンプーなどと一緒にローションらしきものが鎮座しているのは何故でせう?

「瀬名余裕だね?」

「あひゃっ!」

 後ろから抱き込むようにし、泡で出るボディソープを纏わせた手を胸から腹へと滑らせかすった飾りの刺激にびっくりして変な声が出てしまう。ちょっと掠っただけなのに毎日のようにいじられたソコはピンと主張し、Ω以上β未満(瀬名調べ)の瀬名サンが芯を持ち始める。

「ふふっ、ぷっくりして美味しそうだね」

 伊月さんの手で育った飾りを指で潰し捏ね、摘まれ自分でも驚くような甘い声を出し無意識に腰を揺らすと尻に硬いモノが当たり、ついソレに尻を押し付けてぐにぐにすると硬さが増したような気がする。

「うっく……あまり刺激しないで。暴発するから」

 余裕のない言葉にそういえば伊月さんは童貞だったと思い出す。俺の為に運命を拒否して俺の為に童貞なんて最高じゃないか。全ては俺を手に入れる為の執着、α性が強ければ強いほど顕著のそれは困惑と抵抗の壁ををあっさりと溶かし心に入ってきた。

「伊月さん……ちゅう……」

 振り返り口を軽く開けてねだれば優しく塞がれ互いに舌を絡め合う。段々と口の中に唾液が溜まり嚥下するも飲み込めなかったものが口端から垂れる。

「ふっ……んっ……」

 キスをしている間も伊月さんの手は脇腹や内腿をなぞり感度を高めていく。

「あっ、やっ、伊月さん⁉」

 いつもやっているように立ち上がった陰茎を包み込むように握られると同時に、後孔の入り口を指先で撫で回すように触わり、つぷりと指が入れられ驚いて唇が離れる。

「ここほぐさないとね」

「んむぅ」

 クチュクチュと指が動かされる度に粘着質な音が出て期待しているようで恥ずかしい。うん、恥ずかしいが体は正直に期待してますよーと伊月さんの指をハムハムしている。風呂場で素股や瀬名サンを擦られてはいたが、指を後孔に入れるのは今が初めてだ。

「……柔らかくなってきた。もう一本入れるよ」

「ふぁっ」

 ゆっくりと後孔から指を抜かれた感触で声が出て擦られている陰茎もピクリと反応してしまう。抜かれてもヒクヒクしているそこに今度は二本入ってきて先ほどとは違うナカを拡げるような動きをする。

「ヤバい、出そう」

「出していいよ」

 後孔をいじられながら擦られた陰茎は限界を迎え、親指の爪先で鈴口をカリッと引っかかれたと同時に射精、残滓ざんしを出すように更にこすられナカに入っている指をきゅーっと絞るように力が入り指の形がはっきりと分かってしまう。

 脱力するとナカも緩み動きが再開されるが背中を伊月さんに預けている状態はボディソープのぬめりでずるずると滑り態勢的によろしくない。

「うーん、危ないからベッドに行こうか」

 そう言うと名残惜しそうに指を抜いた伊月さんによって念入りに隅々まで洗われ浴槽に入らずバスルームを後にする。ジャクジー入りたかった……

 脱衣所でこれまたふかふかのバスタオルで拭かれ、用意されていたバスローブを着るのかと思ったらそのまま抱き上げられ2人ですっぽんぽんのままベッドルームに直行。どうせ脱ぐんだしいいけど傍から見たら間抜けじゃないか?などと余計な事を考えていたらベッドに優しく降ろされ、覆い被さるように乗り上げてきた伊月さんは、それはもうムンムンの色気を纏っているのに捕食者の目をしていた。

 恥ずかしさのあまり逃避して変な事考えてるどころじゃなかったよ。
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