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本編
羞恥プレイなう
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「オネガイガアリマス」
「なんだ?」
「オロシテクダサイ」
「却下だな」
先日知らない生徒にのこのこ付いて行った俺は、7月初旬にある学期末テスト後お仕置きで今風紀に手伝いに来ているのだが、何故か緋色の膝の上に座らされ書類整理をしている。初日からこのスタイルで同じ部屋にいる風紀は初めギョッとしたが、空気を読んでスルーされている。それが居たたまれなくて何度も訴えるけどその度却下される。
緋色はというと上機嫌で仕事をこなし、合間合間に髪を梳いたり頬や口にキスをしてくる。なんという羞恥プレイ。
「ちゃんと仕事しっ……んっ……」
くちゅくちゅと重なる唇の間から水音が漏れる。気持ち良いけど、周りに見聞きされているかと思うと恥ずかしくて耳まで赤くなる。
「本当志摩は可愛いな」
唇を離した後も頬やこめかみをチュッチュッと忙しなくキスをしてくるが、仕事しろと言いたい。
緋色の部屋でキスをしてからというもの2人共隙あらばしてくるようになってしまった。俺も拒否すればいいんだけど気持ち良くてつい応えてしまう。だって青藍のキスはふわふわ幸せな気持ちになるし、緋色のキスは体が熱くなるような感じでどちらも好きなのだ。
ただ一つ問題が。
最近2人とキスすると俺の息子さんが反応しかけてしまうのだ。
緋色の部屋でも少しヤバかったけど、日を追うごとに反応してしまい、今なんて半勃ち状態だ。つーか緋色完勃ちしてんな!おいコラ尻に擦り付けんじゃない!
「緋色ちょっと……」
「……っ、悪い」
バツが悪そうな顔をしてペンを持ってない腕を俺の腹に回し肩に額をつけてぐりぐりする姿は、可愛いと思う。いっぱいセフレがいた緋色は我慢したこと無いだろう。関係を切った今となっては溜まるものも溜まっているだろうにキス以上はしない。無理矢理しようとすれば出来るのにしないあたりは大事にされてるよな。俺様なのになー可愛いやつめ。
◇◇◇◇◇
所変わって今俺は青藍の部屋で足の間に座ってテレビを見ている。
緋色はまだ仕事が終わらないので迎えに来た青藍と一緒に寮に帰って来たのだ。
夕飯も食べ終わりシャワーも浴びTシャツにハーフパンツという状態。青藍もシャワーを浴びたのか少し濡れている髪にタオルを被っている。
座椅子のように背中をくっつけていてもいつもの香水の匂いはせず、代わりにシャンプーの香りが鼻孔をくすぐる。
「ちょっ、青藍くすぐったい」
すんすんと首元を嗅がれ体を捩ると青藍の顔が目の前にあり、そのまま深くキスをする。腕を首に回し唇を離しても何度も重ね互いの口内を堪能する。困ったことにここでも俺の息子さんはしっかり反応してしまいハーフパンツでは隠し切れないくらい元気になってしまった。
「うひゃあ!せいらんぅ」
「俺のキスでこんなになって嬉しいよ」
ズボン越しに息子さんを握り擦る青藍の頬はピンクに染まり、俺の尻に硬いモノが当たっている。緋色並みにデカそうだ。
「でもこんなことされて嫌じゃないか?」
へにょりと眉尻を下げ気を使う青藍にトキメキが止まらない。
あー、もう2人共何なんだ、優しいし俺が嫌かどうか気を使うし凄く大事にしてくれる。特に体に触れたり性的なことに関してはそれが顕著だ。
それに対して俺は青藍と緋色に触られようがキスされようが全く嫌悪感はない。あの事件から体への接触は身近な人しかダメだったけど2人なら大丈夫みたいだ。
寧ろ触れてほしい。もっと熱を感じたい。男なのに下半身の熱とは別に疼く感覚がある。
「だいじょうぶ……もっとさわって……」
恥ずかしそうに話す俺を見てごくりと喉を鳴らした青藍は噛みつくように唇を奪い口内を舌で犯しながら竿を扱く。自分以外の手がもたらす刺激にすぐイッてしまいそうになり、青藍の動かす腕をぺちぺちと叩いてしまう。
「どうした?嫌か?」
「ちがっ……すぐイッちゃうからぁ…」
寸止めされたペニスは青藍の手の中でビクビクと脈打っていて恥ずかしいけど呆気なく出すよりは幾分かマシだ。
「あー志摩可愛い」
いつの間にか押し倒された俺に跨り額や頬、鼻などあちこちにキスをされる。それが嬉しくて自然と微笑む。
「なーに2人でイイコトしてんだぁ?」
「うわぁぁぁ!」
驚いて声がする方を見るとTシャツにスエットの緋色が目を細めて見ていて、痴態を見られたかと思うと恥ずかしくてダンゴムシのように丸くなる。
「急に声かけるなよ」
「悪い。志摩しーま、ほら可愛い顔見せろよ」
全く悪いと思っていない声色で跪き背中を摩る。
この声に弱い俺はそろりと顔を向ける。
「青藍にされてどうだった?」
「気持ち良かった…」
「他は?……例えばココとか」
背中を摩っていた手がツーっと腰を辿り尻の間を通り後孔を撫でる。疼いたのが見透かされたのかと肩を跳ねさせると、察した緋色が額にキスを落とす。
「志摩……俺たちを受け入れてくれるか?」
見上げた先にある2人のは雄の顔を抑え俺の気持ちを慮る表情をしている。
(ああ……俺大事にされてる……この2人なら大丈夫……)
「大事にしてくれる?」
「ああ、お前の嫌なことはしない」
「そうだ、大事に抱いて上書きしてやる」
そう言って頬にキスする2人の首に腕を回すと起され緋色に抱きかかえられる。
「俺の部屋でヤるぞ。道具は全部揃ってる」
「えっ?」
目を丸くする俺を抱えた緋色は部屋に着くとそのままズンズンと洗面所へ進んでいき降ろした途端、秒で俺の服を脱がし全裸にしてしまう。
「うわっ、何で⁉」
慌ててしゃがみ込む俺を尻目に置いてあった袋からごそごそと何かを取り出していく。
「俺たちと繋がるなら準備が必要だからな。今日は俺がしてやる。青藍も見とけよ、これから可愛い志摩の準備は俺たちがするんだ」
ちょっと待って!その手に持ってるのは何ですか⁉尻を突き出せ?入れたら括約筋に力を入れろ?少し待て?シャワー完?ナニソレ。青藍そんなにガン見するなよ!緋色当たり前のように指入れんな!恥ずかしい、羞恥プレイかよ!
―――――俺は少しはやまったのかもしれない。
「なんだ?」
「オロシテクダサイ」
「却下だな」
先日知らない生徒にのこのこ付いて行った俺は、7月初旬にある学期末テスト後お仕置きで今風紀に手伝いに来ているのだが、何故か緋色の膝の上に座らされ書類整理をしている。初日からこのスタイルで同じ部屋にいる風紀は初めギョッとしたが、空気を読んでスルーされている。それが居たたまれなくて何度も訴えるけどその度却下される。
緋色はというと上機嫌で仕事をこなし、合間合間に髪を梳いたり頬や口にキスをしてくる。なんという羞恥プレイ。
「ちゃんと仕事しっ……んっ……」
くちゅくちゅと重なる唇の間から水音が漏れる。気持ち良いけど、周りに見聞きされているかと思うと恥ずかしくて耳まで赤くなる。
「本当志摩は可愛いな」
唇を離した後も頬やこめかみをチュッチュッと忙しなくキスをしてくるが、仕事しろと言いたい。
緋色の部屋でキスをしてからというもの2人共隙あらばしてくるようになってしまった。俺も拒否すればいいんだけど気持ち良くてつい応えてしまう。だって青藍のキスはふわふわ幸せな気持ちになるし、緋色のキスは体が熱くなるような感じでどちらも好きなのだ。
ただ一つ問題が。
最近2人とキスすると俺の息子さんが反応しかけてしまうのだ。
緋色の部屋でも少しヤバかったけど、日を追うごとに反応してしまい、今なんて半勃ち状態だ。つーか緋色完勃ちしてんな!おいコラ尻に擦り付けんじゃない!
「緋色ちょっと……」
「……っ、悪い」
バツが悪そうな顔をしてペンを持ってない腕を俺の腹に回し肩に額をつけてぐりぐりする姿は、可愛いと思う。いっぱいセフレがいた緋色は我慢したこと無いだろう。関係を切った今となっては溜まるものも溜まっているだろうにキス以上はしない。無理矢理しようとすれば出来るのにしないあたりは大事にされてるよな。俺様なのになー可愛いやつめ。
◇◇◇◇◇
所変わって今俺は青藍の部屋で足の間に座ってテレビを見ている。
緋色はまだ仕事が終わらないので迎えに来た青藍と一緒に寮に帰って来たのだ。
夕飯も食べ終わりシャワーも浴びTシャツにハーフパンツという状態。青藍もシャワーを浴びたのか少し濡れている髪にタオルを被っている。
座椅子のように背中をくっつけていてもいつもの香水の匂いはせず、代わりにシャンプーの香りが鼻孔をくすぐる。
「ちょっ、青藍くすぐったい」
すんすんと首元を嗅がれ体を捩ると青藍の顔が目の前にあり、そのまま深くキスをする。腕を首に回し唇を離しても何度も重ね互いの口内を堪能する。困ったことにここでも俺の息子さんはしっかり反応してしまいハーフパンツでは隠し切れないくらい元気になってしまった。
「うひゃあ!せいらんぅ」
「俺のキスでこんなになって嬉しいよ」
ズボン越しに息子さんを握り擦る青藍の頬はピンクに染まり、俺の尻に硬いモノが当たっている。緋色並みにデカそうだ。
「でもこんなことされて嫌じゃないか?」
へにょりと眉尻を下げ気を使う青藍にトキメキが止まらない。
あー、もう2人共何なんだ、優しいし俺が嫌かどうか気を使うし凄く大事にしてくれる。特に体に触れたり性的なことに関してはそれが顕著だ。
それに対して俺は青藍と緋色に触られようがキスされようが全く嫌悪感はない。あの事件から体への接触は身近な人しかダメだったけど2人なら大丈夫みたいだ。
寧ろ触れてほしい。もっと熱を感じたい。男なのに下半身の熱とは別に疼く感覚がある。
「だいじょうぶ……もっとさわって……」
恥ずかしそうに話す俺を見てごくりと喉を鳴らした青藍は噛みつくように唇を奪い口内を舌で犯しながら竿を扱く。自分以外の手がもたらす刺激にすぐイッてしまいそうになり、青藍の動かす腕をぺちぺちと叩いてしまう。
「どうした?嫌か?」
「ちがっ……すぐイッちゃうからぁ…」
寸止めされたペニスは青藍の手の中でビクビクと脈打っていて恥ずかしいけど呆気なく出すよりは幾分かマシだ。
「あー志摩可愛い」
いつの間にか押し倒された俺に跨り額や頬、鼻などあちこちにキスをされる。それが嬉しくて自然と微笑む。
「なーに2人でイイコトしてんだぁ?」
「うわぁぁぁ!」
驚いて声がする方を見るとTシャツにスエットの緋色が目を細めて見ていて、痴態を見られたかと思うと恥ずかしくてダンゴムシのように丸くなる。
「急に声かけるなよ」
「悪い。志摩しーま、ほら可愛い顔見せろよ」
全く悪いと思っていない声色で跪き背中を摩る。
この声に弱い俺はそろりと顔を向ける。
「青藍にされてどうだった?」
「気持ち良かった…」
「他は?……例えばココとか」
背中を摩っていた手がツーっと腰を辿り尻の間を通り後孔を撫でる。疼いたのが見透かされたのかと肩を跳ねさせると、察した緋色が額にキスを落とす。
「志摩……俺たちを受け入れてくれるか?」
見上げた先にある2人のは雄の顔を抑え俺の気持ちを慮る表情をしている。
(ああ……俺大事にされてる……この2人なら大丈夫……)
「大事にしてくれる?」
「ああ、お前の嫌なことはしない」
「そうだ、大事に抱いて上書きしてやる」
そう言って頬にキスする2人の首に腕を回すと起され緋色に抱きかかえられる。
「俺の部屋でヤるぞ。道具は全部揃ってる」
「えっ?」
目を丸くする俺を抱えた緋色は部屋に着くとそのままズンズンと洗面所へ進んでいき降ろした途端、秒で俺の服を脱がし全裸にしてしまう。
「うわっ、何で⁉」
慌ててしゃがみ込む俺を尻目に置いてあった袋からごそごそと何かを取り出していく。
「俺たちと繋がるなら準備が必要だからな。今日は俺がしてやる。青藍も見とけよ、これから可愛い志摩の準備は俺たちがするんだ」
ちょっと待って!その手に持ってるのは何ですか⁉尻を突き出せ?入れたら括約筋に力を入れろ?少し待て?シャワー完?ナニソレ。青藍そんなにガン見するなよ!緋色当たり前のように指入れんな!恥ずかしい、羞恥プレイかよ!
―――――俺は少しはやまったのかもしれない。
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