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きっかけは高校の夏
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「優くん明日の午前中家においで?」
首を軽く傾けながら話す彼・片槻木葉は俺・木佐崎優衣の彼氏だ。そしてこの言葉は準備ができるという誘い。
ちょっと特殊な事情に気付いたのは高校生の頃。
俺は高校生2年の夏休みまで自分はノーマルだと思ってた。
たまたま部活で行った学校の教室を開けるとコトが終わり1人余韻に浸っている木葉がいた。
ワイシャツは全開になり下半身が露わになっているにもかかわらず座っている机に片脚を乗せた状態だ。他人のものを受け入れた所から白濁とした粘液をこぼしながら今だに軽く勃っているソレの先を指の腹で弄っている。
その光景に俺は驚くと同時に下腹部が疼くのを感じる。まさか男に、しかも仲の良い同級生に劣情を感じた自分に固まり戸惑っていると
「ふふっ、見られちゃったね」
「このは・・・」
恥じらいもなく言う木葉のソレは見られて興奮したのか硬さを増し先から透明な液が垂れてくる。
ンンっ・・・と艶のある声を聞きゴクリと喉が鳴る。煽るような表情に導かれふらふらと傍に行くと持て余している手をそっと俺の下腹部へ当て
「僕で興奮したの?ふふっ、凄く大きくなってるよ。優くんに興奮してもらえるなんて嬉しい・・・」
自分でも気づかないうちにMaxに近い状態になっていた俺を恥じらいながらもズボン越しに扱く。
「くっ・・・この・・・やめろ・・」
抵抗の言葉を発してみるものの軽く腰が退けるだけで気持ち良さが勝ってしまい木葉の手を払う事ができない。的確に擦る手の動きと間近で見る木葉の全てに更に質量と硬さが増してしまう。
「触りたければ触っていいんだよ?寧ろ優くん・・・触って?」
潤んだ目で訴える木葉についキスをしてしまう。木葉は少し驚き目を見開いたかと思ったら破顔して嬉しそうに深いキスをしてくる。互いに舌を絡めさせながら口内を弄る。くちゅくちゅと音を立てながら貪る姿は傍から見ると俺が木葉を求めているように見えるだろう。・・・実際は逆なのだが。
「・・・っはっ、このっ・・・やめっ・・」
「んんっ・・・優くん・・・僕を欲しがって・・・」
唇を放し何故と問うと溢れた唾液を美味しそうに飲み込み
「だって初めて会った時から好きだったんだもん。でも優くんノーマルっぽかったし諦めてたんだよね。傍にいれるだけで嬉しいって思ってたけど時たま僕に見せる優くんの熱ぽい目で身体が疼いちゃって・・・見つめられる度に段々疼くのを抑えられなくて・・・それなら代わりに優くんを想いながら他のヤツに抱かれようかなって」
確かに俺はノーマルだと思ってた。もちろん木葉の事は友達として好きだった。・・・それなのに木葉を熱っぽく見ていたなんて気付かなかった。男なのに小動物的でカワイイと思ったりたまに見せる艶のある表情にドキッとした事もある。俺だけにしか見せないと本人も言っていたしそれを聞いて何故かホッとしていた。でも実際は気持ちがないその行為でも俺を想いながらするたびに俺にしか見せない顔を相手に向けていたんだろう。その事実を知った今、心の中で言いようのない気持ちが広がる。何だコレ?
複雑な表情をしていたんだろう。木葉が俺の頬にそっと手を滑らせ不安そうな顔で見上げ遠慮しがちに
「・・・優くん怒ってる?」
・・・怒ってる?・・・いや、怒ってない。怒ってないけど他のヤツに木葉のイイ顔を見られたのが笏に障る。
・・・笏に障る?俺だけのものだと思ってたのに見られたというのが悔しいのか?俺だけのものなのにという独占欲?・・・それは・・・そういう事か。気づいてなかっただけで俺、木葉の事が好きだったんだ。
「怒ってないよ。・・・ただ嫉妬しただけ」
「嫉妬?」
「うん。こののイイ顔を他のヤツに見られたっていう嫉妬」
「・・・えっ?・・・それって・・・」
震えるた指先に手を添えそっと口づけをする。止まったであろう思考の木葉にはにかみながら
「俺も木葉の事が前から好きだったみたい」
「・・・本当?」
そう告げると大きな目をさらに見開き嘘じゃないよね?と聞いてくる。そんな木葉に冗談で言う訳ないだろと耳元で囁くと
「!!・・・嬉しい!優くん僕の彼氏になって!!」
両腕を俺の首に巻きつけ抱きついてくる。抱きつかれたそこからは先ほど行われてたであろう情欲の匂いが微かに鼻をくすぐる。それに目眩をおこしながらチュッと木葉の首筋にキスをする。
「あっ!」
軽く触れただけで艶っぽい声を出し背を反らせる木葉を見て舌で首筋をなぞりながら
「さっきやったのにまだ足りないの?」
「あぅ・・・やっても優くんじゃないからいつも満たされなくって・・・ひゃん!・・・だから終わった後に優くんを想いながら自分の弄るんだけどそれでもダメで・・・はぁ・・・でも今優くんに触られて嬉しくって・・·」
首筋だけなのに体を桜色に染め上げうっとりとした表情に刺激されそのまま顎先まで舌で撫で上げ木葉の唇が触れそうな所でそっと囁く。
「じゃあこのままやっちゃおうか?」
「!?・・・あぁ、優くん・・優くん・・・」
嬉しさに震えながら木葉が俺の唇を貪ってくる。それに応えながら手を体のラインにそりながら既にぷっくりとしている突起を指の腹で押し潰す。
「ンンッ・・・あっ・・クリクリ気持ちイイ・・・」
余程感じるのかキスをしながら体をよじりその度に声が漏れる。
もう片方の手で背中をさわりと擦ると震えて木葉の力が少しぬけ煽扇的な瞳で見上げ吐息混じりに
「優くんに触られるの全部気持ちイイ・・・」
初めての俺との触れ合いに体が全て反応するらしい。その姿が可愛くて頬や首筋と口づけながら下へと下がり指で弄っていないもう片方をねぶるように舐め回す。ひゃんという快感をはらんだ声を一瞬出し悶え肩に置いた手に力が入る。その反応に自分で感じてくれている事に喜びと愛おしさが湧き上がる。チラリと目線を落とすと木葉の硬くなった先から透明な先走りが・・・なんとも淫靡だ。突起を舌で転がしヌルリと先走りを塗りつけながらゆっくり硬い肉棒を包み込み上下に動かすと木葉の体が跳ね上がる。
「あっ!ひぁっ・・・あっ・・・やだ・・すぐ出ちゃうっ・・・!だ・・め・・・ンッ・・・ンンッ!!」
それほど擦っていないのに脈打ち一瞬膨らみ包み込んでいた手の中を白濁とした快感で溢れさせる。
力が抜けた体を持ち上げ両手を机につかせ両足を広げると溢れ出た液と他人の欲望を受け入れた所がヒクつき垂れるソレと混ざり滴る。確認するようにヒクつきを弄ると体を震わせ更にヒクつかせる。
俺は自分以外を受け入れた事に嫉妬と興奮を覚える。
「このと他のヤツの混じって垂れてるよ。何かムカつく」
「やぁん、言わないでぇ・・」
嫉妬された嬉しさが声に混じる。体は興奮したのか見せるように腰を突き出す。
「ヒクつかせてやらしいな」
「えっ、嘘っ、ああんっ・・・!」
溢れるソレを舌で掬うようにねっちょりと舐めると体も震わせヒクつかせる。
木葉と他人の混じり合った精液・・・受け入れ吐き出させた現実に下半身の昂りを感じる。丁寧に精液にまみれたヒクつく襞を舐め尽くしそのまま半立ちの竿を舐め上げ口に含む。
「あっ、優くの舌熱いっ・・・ふうっ・・」
「他のヤツのは掻き出さないとな」
「ひゃあっ、あ・・・あっ・・・両方はらめぇっ・・・!」
舌先でくびれや筋を舐め回しながらヒクつく襞から先へ指を沈めると中は熱く吸い付き掻き出すように指を動かすと背中を反りながら腰を浮かせ強請るように押し付けてくる。
感触を確かめながら掻き出すとどろりと残りが出てくる。それを掬い木葉の口に持っていく。指を口に含みながら舐め取るのを確認し耳元で偉いな、ご褒美にこのが喜ぶのを入れてあげると囁くと察した瞳に期待と喜びが浮かぶ。
既に膨張していた俺をヒクつく襞にあて先から出ている透明な滴りでヌルリと撫でて襞を掻き分けゆっくりと中へ進み込ませる。
「・・・!・・あ・・・はあっ・・・ちょっ・・ゆ・・・ゆう・・優くんのっ・・・大きいっ・・・はっ・・お腹苦しいっ・・・!」
「くっ・・・中キツいな、このもう少し力抜いて?」
「やぁっ、ムリぃ・・・自分じゃ力ぬけないぃんっ」
涙を流しながらふるふると振る頭を抑え深く舌を絡ませながらキスをし中を擦りながら奥へと挿れていく。根元まで入った頃には中の圧迫感と深いキスで木葉の呼吸が浅くなり口の端から互いの唾液が溢れ垂れている。
「この全部入ったよ。このの中って狭くて温かくて・・・俺のに吸い付いてうねってる」
「はっ・・・はっ・・優くんの思ってた以上に大きくてっ・・・まだ動かないでぇ・・」
唾液を飲み込み俺の首に顔を埋めながら呼吸を整える頬にちゅっとキスを落とし
「落ち着くまで待つけど俺初めてだから絶対自制できないからね、覚悟して」
俺の言葉に木葉の中が反応して締め付ける。呼吸が整ったのを確認し抉るように腰を動かしていく。木葉は俺の首に腕を巻き付け腰をくねらせ快感に喘ぐ。
「あっ・あっ・・・何でこんなに気持ちイイのぉっ・・・奥がっ・・・今までで一番感じちゃうぅ・・・気持ちイイよぉ優くぅん・・・ひゃっ、何そこ腰使いっ、そこっ、僕のイイトコっ・・・優くんっ、本当に初めてっ?やだ、きちゃう、きちゃうからぁ・・・その動きヤバイ、イクうっ・・・・!」
喜叫を上げうねり続けていた中が痙攣ともとれる動きをみせ俺を更に飲み込もうとすると同時に射精する。快感に浸りぐったりしている木葉の体を抱きしめ容赦なく打ち付ける。
「ああっ!待って、あん、あっ!・・・イッた、イッちゃったから!優くんストップ!おかしくなっちゃうっ!」
背中に手をまわし服をぎゅっと握り締めながら訴えるのを俺は無視し片手で腰を掴み動けないようにして夢中で激しく突き上げる。
「ひっ・・・ンンッ・・・激しっ・・あっ・・あっ!またキちゃう!・・・クるっ・・・ン"ン”ッ!!」
「はぁ・・・この・・・俺もイク・・・・!」
木葉が全身を震わせ達した次の瞬間最奥で波のように俺の吐き出したモノで満たしていく。心も満たされ抱き合いながら息を整え余韻に浸る。
「ハァ、ハァ、・・・優くん凄かった・・・僕すごく感じちゃった♡」
「はぁ・・・このの中気持ちいい・・・まだ中うねってるよ」
繋がる部分はヒクつき中から白濁としたモノが溢れてくる光景を見ていたら挿し入れているモノが疼き硬さを取り戻していく。
「えっ?何で?また僕のなかで大っきくなってきてるんだけど!?ヤダ、動かないでぇ・・・ンッ!」
若さかな、その後抜かず2回木葉の中で果てた。
最初余裕で誘っていた木葉は俺の告白で舞い上がり一気に余裕が吹っ飛んだらしい。乱れに乱れて最後は立てなくなってしまった。
あれから何度も木葉を抱いたがその時ほどの昂りはない。
木葉を好きだという気持ちは前よりも強いのに何か・・・何かが足りない気がする。たまにその時に近しい昂りはあるが分からない。
ある日木葉が
「僕が他の人と仲良くしていた後って結構激しいよね?」
急にその言葉で俺の中の何かがカチッとハマった感じがした。でもこれは嫌だ・・・木葉を・・・それに木葉の協力が必要だ。無理強いはできない。・・・でも・・・
「・・・木葉、お願いがあるんだ・・・」
そして高校を卒業大学生になった俺達はたまにそれを楽しむようになった。木葉は俺の為だし今までやってきたから大丈夫、それより俺の方が平気なのかと気遣ってくれる。気遣うその気持ちが嬉しい。
しょっちゅうだと気持ちがキツいから、と数個約束をしてやってもらう。
落ち込むけど後の刺激の方が待ち遠しい。
明日電話がきたらすぐ会いに行こう。
首を軽く傾けながら話す彼・片槻木葉は俺・木佐崎優衣の彼氏だ。そしてこの言葉は準備ができるという誘い。
ちょっと特殊な事情に気付いたのは高校生の頃。
俺は高校生2年の夏休みまで自分はノーマルだと思ってた。
たまたま部活で行った学校の教室を開けるとコトが終わり1人余韻に浸っている木葉がいた。
ワイシャツは全開になり下半身が露わになっているにもかかわらず座っている机に片脚を乗せた状態だ。他人のものを受け入れた所から白濁とした粘液をこぼしながら今だに軽く勃っているソレの先を指の腹で弄っている。
その光景に俺は驚くと同時に下腹部が疼くのを感じる。まさか男に、しかも仲の良い同級生に劣情を感じた自分に固まり戸惑っていると
「ふふっ、見られちゃったね」
「このは・・・」
恥じらいもなく言う木葉のソレは見られて興奮したのか硬さを増し先から透明な液が垂れてくる。
ンンっ・・・と艶のある声を聞きゴクリと喉が鳴る。煽るような表情に導かれふらふらと傍に行くと持て余している手をそっと俺の下腹部へ当て
「僕で興奮したの?ふふっ、凄く大きくなってるよ。優くんに興奮してもらえるなんて嬉しい・・・」
自分でも気づかないうちにMaxに近い状態になっていた俺を恥じらいながらもズボン越しに扱く。
「くっ・・・この・・・やめろ・・」
抵抗の言葉を発してみるものの軽く腰が退けるだけで気持ち良さが勝ってしまい木葉の手を払う事ができない。的確に擦る手の動きと間近で見る木葉の全てに更に質量と硬さが増してしまう。
「触りたければ触っていいんだよ?寧ろ優くん・・・触って?」
潤んだ目で訴える木葉についキスをしてしまう。木葉は少し驚き目を見開いたかと思ったら破顔して嬉しそうに深いキスをしてくる。互いに舌を絡めさせながら口内を弄る。くちゅくちゅと音を立てながら貪る姿は傍から見ると俺が木葉を求めているように見えるだろう。・・・実際は逆なのだが。
「・・・っはっ、このっ・・・やめっ・・」
「んんっ・・・優くん・・・僕を欲しがって・・・」
唇を放し何故と問うと溢れた唾液を美味しそうに飲み込み
「だって初めて会った時から好きだったんだもん。でも優くんノーマルっぽかったし諦めてたんだよね。傍にいれるだけで嬉しいって思ってたけど時たま僕に見せる優くんの熱ぽい目で身体が疼いちゃって・・・見つめられる度に段々疼くのを抑えられなくて・・・それなら代わりに優くんを想いながら他のヤツに抱かれようかなって」
確かに俺はノーマルだと思ってた。もちろん木葉の事は友達として好きだった。・・・それなのに木葉を熱っぽく見ていたなんて気付かなかった。男なのに小動物的でカワイイと思ったりたまに見せる艶のある表情にドキッとした事もある。俺だけにしか見せないと本人も言っていたしそれを聞いて何故かホッとしていた。でも実際は気持ちがないその行為でも俺を想いながらするたびに俺にしか見せない顔を相手に向けていたんだろう。その事実を知った今、心の中で言いようのない気持ちが広がる。何だコレ?
複雑な表情をしていたんだろう。木葉が俺の頬にそっと手を滑らせ不安そうな顔で見上げ遠慮しがちに
「・・・優くん怒ってる?」
・・・怒ってる?・・・いや、怒ってない。怒ってないけど他のヤツに木葉のイイ顔を見られたのが笏に障る。
・・・笏に障る?俺だけのものだと思ってたのに見られたというのが悔しいのか?俺だけのものなのにという独占欲?・・・それは・・・そういう事か。気づいてなかっただけで俺、木葉の事が好きだったんだ。
「怒ってないよ。・・・ただ嫉妬しただけ」
「嫉妬?」
「うん。こののイイ顔を他のヤツに見られたっていう嫉妬」
「・・・えっ?・・・それって・・・」
震えるた指先に手を添えそっと口づけをする。止まったであろう思考の木葉にはにかみながら
「俺も木葉の事が前から好きだったみたい」
「・・・本当?」
そう告げると大きな目をさらに見開き嘘じゃないよね?と聞いてくる。そんな木葉に冗談で言う訳ないだろと耳元で囁くと
「!!・・・嬉しい!優くん僕の彼氏になって!!」
両腕を俺の首に巻きつけ抱きついてくる。抱きつかれたそこからは先ほど行われてたであろう情欲の匂いが微かに鼻をくすぐる。それに目眩をおこしながらチュッと木葉の首筋にキスをする。
「あっ!」
軽く触れただけで艶っぽい声を出し背を反らせる木葉を見て舌で首筋をなぞりながら
「さっきやったのにまだ足りないの?」
「あぅ・・・やっても優くんじゃないからいつも満たされなくって・・・ひゃん!・・・だから終わった後に優くんを想いながら自分の弄るんだけどそれでもダメで・・・はぁ・・・でも今優くんに触られて嬉しくって・・·」
首筋だけなのに体を桜色に染め上げうっとりとした表情に刺激されそのまま顎先まで舌で撫で上げ木葉の唇が触れそうな所でそっと囁く。
「じゃあこのままやっちゃおうか?」
「!?・・・あぁ、優くん・・優くん・・・」
嬉しさに震えながら木葉が俺の唇を貪ってくる。それに応えながら手を体のラインにそりながら既にぷっくりとしている突起を指の腹で押し潰す。
「ンンッ・・・あっ・・クリクリ気持ちイイ・・・」
余程感じるのかキスをしながら体をよじりその度に声が漏れる。
もう片方の手で背中をさわりと擦ると震えて木葉の力が少しぬけ煽扇的な瞳で見上げ吐息混じりに
「優くんに触られるの全部気持ちイイ・・・」
初めての俺との触れ合いに体が全て反応するらしい。その姿が可愛くて頬や首筋と口づけながら下へと下がり指で弄っていないもう片方をねぶるように舐め回す。ひゃんという快感をはらんだ声を一瞬出し悶え肩に置いた手に力が入る。その反応に自分で感じてくれている事に喜びと愛おしさが湧き上がる。チラリと目線を落とすと木葉の硬くなった先から透明な先走りが・・・なんとも淫靡だ。突起を舌で転がしヌルリと先走りを塗りつけながらゆっくり硬い肉棒を包み込み上下に動かすと木葉の体が跳ね上がる。
「あっ!ひぁっ・・・あっ・・・やだ・・すぐ出ちゃうっ・・・!だ・・め・・・ンッ・・・ンンッ!!」
それほど擦っていないのに脈打ち一瞬膨らみ包み込んでいた手の中を白濁とした快感で溢れさせる。
力が抜けた体を持ち上げ両手を机につかせ両足を広げると溢れ出た液と他人の欲望を受け入れた所がヒクつき垂れるソレと混ざり滴る。確認するようにヒクつきを弄ると体を震わせ更にヒクつかせる。
俺は自分以外を受け入れた事に嫉妬と興奮を覚える。
「このと他のヤツの混じって垂れてるよ。何かムカつく」
「やぁん、言わないでぇ・・」
嫉妬された嬉しさが声に混じる。体は興奮したのか見せるように腰を突き出す。
「ヒクつかせてやらしいな」
「えっ、嘘っ、ああんっ・・・!」
溢れるソレを舌で掬うようにねっちょりと舐めると体も震わせヒクつかせる。
木葉と他人の混じり合った精液・・・受け入れ吐き出させた現実に下半身の昂りを感じる。丁寧に精液にまみれたヒクつく襞を舐め尽くしそのまま半立ちの竿を舐め上げ口に含む。
「あっ、優くの舌熱いっ・・・ふうっ・・」
「他のヤツのは掻き出さないとな」
「ひゃあっ、あ・・・あっ・・・両方はらめぇっ・・・!」
舌先でくびれや筋を舐め回しながらヒクつく襞から先へ指を沈めると中は熱く吸い付き掻き出すように指を動かすと背中を反りながら腰を浮かせ強請るように押し付けてくる。
感触を確かめながら掻き出すとどろりと残りが出てくる。それを掬い木葉の口に持っていく。指を口に含みながら舐め取るのを確認し耳元で偉いな、ご褒美にこのが喜ぶのを入れてあげると囁くと察した瞳に期待と喜びが浮かぶ。
既に膨張していた俺をヒクつく襞にあて先から出ている透明な滴りでヌルリと撫でて襞を掻き分けゆっくりと中へ進み込ませる。
「・・・!・・あ・・・はあっ・・・ちょっ・・ゆ・・・ゆう・・優くんのっ・・・大きいっ・・・はっ・・お腹苦しいっ・・・!」
「くっ・・・中キツいな、このもう少し力抜いて?」
「やぁっ、ムリぃ・・・自分じゃ力ぬけないぃんっ」
涙を流しながらふるふると振る頭を抑え深く舌を絡ませながらキスをし中を擦りながら奥へと挿れていく。根元まで入った頃には中の圧迫感と深いキスで木葉の呼吸が浅くなり口の端から互いの唾液が溢れ垂れている。
「この全部入ったよ。このの中って狭くて温かくて・・・俺のに吸い付いてうねってる」
「はっ・・・はっ・・優くんの思ってた以上に大きくてっ・・・まだ動かないでぇ・・」
唾液を飲み込み俺の首に顔を埋めながら呼吸を整える頬にちゅっとキスを落とし
「落ち着くまで待つけど俺初めてだから絶対自制できないからね、覚悟して」
俺の言葉に木葉の中が反応して締め付ける。呼吸が整ったのを確認し抉るように腰を動かしていく。木葉は俺の首に腕を巻き付け腰をくねらせ快感に喘ぐ。
「あっ・あっ・・・何でこんなに気持ちイイのぉっ・・・奥がっ・・・今までで一番感じちゃうぅ・・・気持ちイイよぉ優くぅん・・・ひゃっ、何そこ腰使いっ、そこっ、僕のイイトコっ・・・優くんっ、本当に初めてっ?やだ、きちゃう、きちゃうからぁ・・・その動きヤバイ、イクうっ・・・・!」
喜叫を上げうねり続けていた中が痙攣ともとれる動きをみせ俺を更に飲み込もうとすると同時に射精する。快感に浸りぐったりしている木葉の体を抱きしめ容赦なく打ち付ける。
「ああっ!待って、あん、あっ!・・・イッた、イッちゃったから!優くんストップ!おかしくなっちゃうっ!」
背中に手をまわし服をぎゅっと握り締めながら訴えるのを俺は無視し片手で腰を掴み動けないようにして夢中で激しく突き上げる。
「ひっ・・・ンンッ・・・激しっ・・あっ・・あっ!またキちゃう!・・・クるっ・・・ン"ン”ッ!!」
「はぁ・・・この・・・俺もイク・・・・!」
木葉が全身を震わせ達した次の瞬間最奥で波のように俺の吐き出したモノで満たしていく。心も満たされ抱き合いながら息を整え余韻に浸る。
「ハァ、ハァ、・・・優くん凄かった・・・僕すごく感じちゃった♡」
「はぁ・・・このの中気持ちいい・・・まだ中うねってるよ」
繋がる部分はヒクつき中から白濁としたモノが溢れてくる光景を見ていたら挿し入れているモノが疼き硬さを取り戻していく。
「えっ?何で?また僕のなかで大っきくなってきてるんだけど!?ヤダ、動かないでぇ・・・ンッ!」
若さかな、その後抜かず2回木葉の中で果てた。
最初余裕で誘っていた木葉は俺の告白で舞い上がり一気に余裕が吹っ飛んだらしい。乱れに乱れて最後は立てなくなってしまった。
あれから何度も木葉を抱いたがその時ほどの昂りはない。
木葉を好きだという気持ちは前よりも強いのに何か・・・何かが足りない気がする。たまにその時に近しい昂りはあるが分からない。
ある日木葉が
「僕が他の人と仲良くしていた後って結構激しいよね?」
急にその言葉で俺の中の何かがカチッとハマった感じがした。でもこれは嫌だ・・・木葉を・・・それに木葉の協力が必要だ。無理強いはできない。・・・でも・・・
「・・・木葉、お願いがあるんだ・・・」
そして高校を卒業大学生になった俺達はたまにそれを楽しむようになった。木葉は俺の為だし今までやってきたから大丈夫、それより俺の方が平気なのかと気遣ってくれる。気遣うその気持ちが嬉しい。
しょっちゅうだと気持ちがキツいから、と数個約束をしてやってもらう。
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明日電話がきたらすぐ会いに行こう。
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