転移先で愛されてます

異世界に転移していました

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side  シュリハマリエ=エドワルド=ノーチェスト





私はハイエルフとして生まれました

ですがハイエルフは寿命が長く魔法に非常に長けている
代わりに繁殖能力が低く、私の父で純血のハイエルフは
最後でした

私はエルフの母から生まれ、純血ではないものの、種族
が鑑定の結果ハイエルフだとわかりました

他の何人かいる兄弟にはハイエルフは居なかったため母
にとても大切に育てられました

厄介なことに母は第一夫が父で、第ニ夫が王弟だった為、王弟妃殿下として王位継承権を持っていた為、貴族の中にはエルフの上位種であるハイエルフの私を王位につけようとする輩も居た

本来は王弟妃殿下の血を引いているだけでは王位継承権
など無いに等しいく、王家の中では底辺に近いのです

ただし、エルフの多い国で、王族がエルフだったために
王家での私の立ち位置は通常と異なり特殊でした

そして私の顔はハイエルフなのでとても整っており、私
の友人曰いわく、

「銀の輝く髪に碧の切れ長の瞳、まるで、氷の精霊の
　ような麗しい顔立ち、精霊王はお前を贔屓しすぎだ
　ろ！」

らしい。ちなみにエルフは精霊信仰なので人間で言う神
などを精霊で表します

しかし、女性や貴族たちに言い寄られ、愚かさに私は人
間不信になってしまい王国から離れました



そして、魔大陸へ渡り魔族や人間、エルフなどの居ない
深淵の森で住み始めました





ある日、助手……王国をでる際に着いてきてくれた乳兄
弟のマルリスが新しい魔法薬の効果を試す為に副作用が
あった場合の解毒薬に使う薬草を散歩のついでに探して
いる時に不思議な女性と出会いました









次の公開はシュリハマリエsideの続きです
８月中に投稿できるように頑張る