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五がんばり目~ヤンデレ君にご注意~
第43話 風邪と看病?※座薬
しおりを挟む体調を崩した森本は大人しく家で寝ていた。
「どうしよう…今日涼真くんのとこ、行けない…」
熱のせいで体がダルく誰かに移しても嫌だなと考えながらスマホを眺め、珍しく学校を休んだので様子見のメッセージが届いているのをチェックしていた。
「星場くんに伝言お願いしようかな…」
その中に星場からのメッセージもあり、小野寺の家に一緒に行ったためそんなことを考えているとまた眠気がやってきて寝てしまう。
「んっ…」
「あ、起きた?」
「っ!?」
目が覚めて寝ぼけ気味に時計を確認していると突然話しかけられた。
飛び起きて声の方に視線をむけると松城が部屋にいたのだ。
「な、あれ…?」
「おはよ。
体調悪いの僕のせいかと思ってお見舞いに来たら、君のお母さんが入れてくれたんだ。」
「気にしないでください、先生のせいじゃないと思うし…」
半分はそうかもしれないがほとんど雨のせいだろうと首を振ると、先ほど勢いよく起きたことも相まって頭がくらくらしてきて上手く口が回らない。
「そんなわけにはいかないよ。
今お母さん買い物に行ってるから、僕に看病させて?」
「………じゃあ、薬もらってもいいですか…?」
「解熱剤?」
熱が上がってきたのか意識が朦朧とし、こくんと頷くと松城がおもむろにベッドへ上がり込んできた。
「…?」
「一番効く薬持ってきたんだ」
そう言って見せられたのは明らかに錠剤タイプではない薬だった。
森本は血の気が引く思いで首を振ったが笑顔で布団をひっぺがされた。
「先生、普通のがいい…!」
「早く良くなってほしいからね。
痛くしないから大丈夫。」
「そういうことじゃ…」
体がダルいせいで力が上手く入らず簡単にズボンと下着を取り去られる。
焦って性器を隠そうとするも松城に膝の裏を抱えるよう誘導されてしまう。
「こうしないとよく見えないからね。」
「~っ! せんせ、やだ…」
「…森本くんの体がこれ以上悪くならないか心配なんだよ…」
本当に心配そうな表情で言われると強く拒否が出来なくなり、なるべく早く終わらせてもらおうと大人しくなる森本。
「傷付かないようにほぐしてから入れるよ。」
「…ん、…ぅっ!」
松城は中指に唾液をたっぷりと絡ませると丸見えになっている蕾をなぞった。
そして指先がつぷっと入ってくると異物感に森本はつい声が出てしまいそうになり、顔を赤らめて口を結ぶ。
「っっ!…ふ、ぅ…」
「力みすぎだよ…ちゃんと息して?」
ぬぷっ
「は、ぁうっ!…、んっ」
言われるがままに息をすると見計らったように指が奥へ侵入してきた。
「痛くない?」
「ぅっ、痛く、ない、…です…っ」
だから早く終わらせてほしい、そう思っているのに今度は内壁を撫で始めた。
「っ、…っ!、ふ、ぅ…ぁっ!」
「すっごい熱いね…」
ぬるっ
「~っっ!?」
ある一点に指が触れてしまい強い快感が森本の下半身を襲った。
「ごめん、痛かった…?」
今口を開けたら変な声が出ると目も口もぎゅっと閉ざして耐えていたのに、松城が確認するように何度もそこを撫でるせいで我慢出来なくなってしまう。
「ひ、ぅぅっ!! ぁっ!」
「ダメだよ森本くん、中締まってる」
ぐりゅっ
「ぁあっ! んっ、ぁ!ゃっ、あ…!」
反射的に締め付ける中を拡げるように指を曲げられると体が震え力が抜けていった。
ぐちゅっぐちゅっ
「ふぅっ、ん、っ!あ、ぅっ」
「このくらいスムーズになれば大丈夫かな…」
指の抽挿を繰り返し確かめると座薬をあてがい、深く中へ入れ込む。
「ひ、ぅ…っあ…!」
「出ちゃうかもしれないからこのまま少し入れっぱなしにするよ?」
「そんな、…!」
「だって森本くんダメって言ってるのに力入れるから」
少し怒ったような口調で言われ黙って受け入れる森本だったが…。
ぬるっ
「んんっ! せんせ…?」
「このままだとつらいでしょ。この前は時間がなかったから、今日は最後までシてあげようと思って。」
今までの刺激ですっかり勃ち上がってしまった森本の自身を掴み先走りの液で手を濡らす松城を見て、やっぱり苦手だと森本は再確認するのだった。
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