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四がんばり目~惚れたあの娘は男のコ~
第38話 折戸の過去3※フェチ
しおりを挟む「いいよ、出して。」
「でも、はずかしい…。」
二人は森本の中に残っているローションを取り除こうと、新しく取り直した部屋のバスルームにいた。
「もう我慢できないんでしょ?」
「っっ!ぅ…んぅっ!」
森本は自分で処理したかったが折戸に流されるまま連れられてしまったのだ。
指が中に入り込み、ローションを掻き出すような動きをすると勝手にだらだらと流れ出ていく。
「あいつらどんだけ入れたんだ…。」
「も、何も言わないで…!」
「…悪かった、こんなことに巻き込んで。」
「そんなことないよ、俺の方こそ男ってこと黙っててほんとにごめん…。」
「いや、俺の方こそ早とちりしたっていうか…、
本当のこと言うと、少し男なんじゃないかって思ってたんだ。」
「え!?」
「俺鼻がいいって言ったじゃん?
女と男の匂いの違いくらい分かるからさ。
…それにこの前男の格好で会ったよな?」
「覚えてたんだ…。」
「匂いで何となく。
つか話変わるんだけど…、これどうする?」
"これ"と指されたのは念入りに中を探られ勃ち上がった森本の自身だった。
「っ!!」
「俺のもこんなになっちゃった。」
そう言いながら森本の反応を見ているうちに勃起した自分の性器を押し当て、懇願するような目で見つめる。
「ダメかな…?」
「ん!ぁ、っふ、んぅっ!」
「っ、ね…ほんとの名前は?」
折戸は森本を壁際へ立たせ背後から挿入しながら問い掛けていた。
結局折戸の切なげな目に負けてしまったのだ。
「っ、…そら、た。」
「あんま変わんないね。」
ぬぷっ
「ひぅ!っぁあ…っ!!」
「空汰の中、すっごいぬるぬる…。」
ローションのおかげで中はとろとろになっていて、容易に折戸を飲み込んでいった。
「っ!あ!、ぅっあ…!んん!」
「…やっぱ、男でもかわいいかも…。」
赤い顔で悩ましげな表情を浮かべる森本に折戸は胸が高鳴っていた。
必死で息をする唇に吸い込まれるようにキスをする。
「んぅっ!ぁ、ふ、…んぁ!」
「はっ、…ごめん、動くよ」
吐息混じりに森本の匂いが鼻をくすぐり、折戸にとってそれは興奮材料のようで今すぐ抽挿したい衝動に駆られた。
ズプッ!
「ぅ゛あ!んん、ぁっ ぅ!」
「っ…。」
少し配慮のあるグラインドは森本を安心させ、快感に身を任せていく。
しかし突き上げるたびに無意識に逃げようとする腰を折戸は押さえつつ森本の自身を軽く扱き出す。
「ひあ!! そこ、されたら、ぁあ!」
「、一緒に気持ちよくなろ…?」
ぐちゅっ!
「あっ!、ん゛!ああ! ひもち!」
「うん、すっごいエロい匂いしてる…」
気持ち良さそうに震えながら背中を反らす森本のうなじに鼻を擦り付け体臭を楽しむ折戸。
「んあっ、ゃ、それ…、ふ、ぁ゛!」
「なんで…?めっちゃいい匂い…。」
とろとろと溢れる先走りをすくい鼻先へ持ってくると、見せつけるように嗅いでやった。
森本は恥ずかしさに止めようとしたが折戸は構わずそれを舐めてしまう。
「やぁあ!だめ、ぁ! っっ!」
「空汰の我慢汁、おいしい
興奮する…。」
喉をならして飲み込むと鼻に抜ける独特の香りに酔ったように折戸も熱くなる。
森本は先程よりも大きくなった中の自身に驚き、声を上げた。
「ぅ、あっ!お、き…ぁっ あ゛!」
「あーやば、…。」
ぶちゅ!ぶちゅ!
「ひ、ん!! ぁ゛、んう! あぁあ!」
スイッチが入ったように腰を打ち付ける速度が上がり、中に残っていたローションが激しい水音をさせて弾ける。
「っ、空汰の精液嗅ぎたい…。」
「や゛!っっ!あ、ひっ!!」
そんなこと言われたら出したくないと首を振るも、容赦なく扱き上げられ射精感が高まっていく。
「出してっ、空汰!」
ぐちゅぐちゅぐちゅ!
「~っっ!! あぁあ゛! んあっ!」
「っ、最高…!」
森本は我慢できず精液を出し尽くすと、折戸がそれを口に運び舌の上で楽しむと自分も自身を中から引き抜き絶頂した。
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