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vol.001 初投稿
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これが初投稿です。
そもそも私は文系の人間ではありませんでした。
小説なんて2ページも読んだころには眠くなるので、毛ほども興味を持っていませんでした。
そんな私が、小説というものに興味を持ち始めたきっかけは、「病気」でした。
国家公務員として、16年間東北地方で勤務し、その後、関東に異動になりました。
そこでの扱いが余りにひどく、2年ほど経過したころに、私は「うつ病」になりました。
闘病生活も1年と半年ほど経過したころ、症状に改善の兆しは見えてきたものの、現場に復帰できるほどではなく、「職場にこれ以上迷惑はかけられない」と退職を決意。
すると、今までかかっていた重しが取れるように気分が楽になり、症状もみるみるうちに良くなり、およそ半年後の退職日直前になると、ほぼほぼ快癒の状態になりました。
職業自体には誇りを持っていたので、未練はまったくない、と言えば嘘になりますが、今は退職して良かったと思っています。
そんな、合計するとおよそ2年に渡る闘病生活の中で、救いとなったのが「小説」でした。
発病当初は、何もする気が起きず、何度も死にたくなったし、すべてを投げ出してどこか遠くに行って消えてしまいたい、などとネガティブなことばかり考えていました。
そんなときに主治医の先生に言われて「小説」を読み始めました。
私はもともとゲームや漫画が大好きで、余暇のほとんどの時間をそれらに費やしていましたが、異動がきっかけでピタッとやめてしまいました。
というか、激務すぎて趣味に費やす時間がまったく取れなくなってしまったのですがね。
そんなわけで、最初はとっつきやすいライトノベルでも読んでみたら? と言われたので、まぁちょっとだけ、という、軽い気持ちでした。
といっても、人ごみを極端に忌避するようになってしまい、外へ出ること自体億劫になっていたので、書店に行くのも面倒。
どうしたものかと思っていたところ、「小説家になろう」の存在を思い出しました。
無料で読める、ということで、そこからはさまざまな小説を読み始めました。
今までは苦手意識があったので敬遠していましたが、不思議なほどスルスルと読むことができました。
色々と読み漁る過程で、他にも無料の小説投稿サイトがあることを知り、アルファポリスやカクヨムなどの小説も読むようになりました。
そうしていると徐々に、プロ作家の作品も読みたいと思うようになり、書店に行くのは面倒だったので、電子書籍版の作品を読むようになりました。
最初はファンタジーばかりでしたが、電子書籍で読むようになってからは、ミステリー小説や時代小説、恋愛小説も読むようになりました。
そうして小説を読んでいると、余計なことは考えず小説の世界に没頭できて、読み終わったあとは不思議なほどスッキリするようになっていました。
小説を読んで過ごすようになってからは、ネガティブなことを考える時間が減り、「うつ」の波も徐々に浅くなり、症状が快方に向かい始めたのです。
寛解と診断され、もうすっかり元通りとなった現在も小説は読み続けています。
もうすっかり活字好きになってしまいました。
現在までに読了した小説(電子書籍)は、さまざまなジャンルを含めておよそ200冊となりました。
そうなると今度は、「自分で書きたい」と思うようになりました。
常にネタ帳をそばに置きネタを考えつつ、小説の書き方をまとめているサイトなどを読み漁って勉強しながら、現在執筆中です。
そのうち、こちらにも投稿するかもしれません。その際はどうぞよろしく。
執筆するようになってから痛感したのが、他の作者の方々の凄さです。
どうやったらあれほどの文章をひねり出せるのか。
特に、ほぼ毎日~一週間置きに更新している方々は、本当に尊敬します。
毎日ちょっとずつの更新は私には無理っぽいので、一定量を書き上げて、推敲してから更新というスタイルになりそうです。
いきなり長編は無謀かな? 短編を数本書き上げて(完結させて)から長編書いたほうがいいかな?
初投稿なのにちょっと重い話もしてしまいましたが、今後ともよしなに。
そもそも私は文系の人間ではありませんでした。
小説なんて2ページも読んだころには眠くなるので、毛ほども興味を持っていませんでした。
そんな私が、小説というものに興味を持ち始めたきっかけは、「病気」でした。
国家公務員として、16年間東北地方で勤務し、その後、関東に異動になりました。
そこでの扱いが余りにひどく、2年ほど経過したころに、私は「うつ病」になりました。
闘病生活も1年と半年ほど経過したころ、症状に改善の兆しは見えてきたものの、現場に復帰できるほどではなく、「職場にこれ以上迷惑はかけられない」と退職を決意。
すると、今までかかっていた重しが取れるように気分が楽になり、症状もみるみるうちに良くなり、およそ半年後の退職日直前になると、ほぼほぼ快癒の状態になりました。
職業自体には誇りを持っていたので、未練はまったくない、と言えば嘘になりますが、今は退職して良かったと思っています。
そんな、合計するとおよそ2年に渡る闘病生活の中で、救いとなったのが「小説」でした。
発病当初は、何もする気が起きず、何度も死にたくなったし、すべてを投げ出してどこか遠くに行って消えてしまいたい、などとネガティブなことばかり考えていました。
そんなときに主治医の先生に言われて「小説」を読み始めました。
私はもともとゲームや漫画が大好きで、余暇のほとんどの時間をそれらに費やしていましたが、異動がきっかけでピタッとやめてしまいました。
というか、激務すぎて趣味に費やす時間がまったく取れなくなってしまったのですがね。
そんなわけで、最初はとっつきやすいライトノベルでも読んでみたら? と言われたので、まぁちょっとだけ、という、軽い気持ちでした。
といっても、人ごみを極端に忌避するようになってしまい、外へ出ること自体億劫になっていたので、書店に行くのも面倒。
どうしたものかと思っていたところ、「小説家になろう」の存在を思い出しました。
無料で読める、ということで、そこからはさまざまな小説を読み始めました。
今までは苦手意識があったので敬遠していましたが、不思議なほどスルスルと読むことができました。
色々と読み漁る過程で、他にも無料の小説投稿サイトがあることを知り、アルファポリスやカクヨムなどの小説も読むようになりました。
そうしていると徐々に、プロ作家の作品も読みたいと思うようになり、書店に行くのは面倒だったので、電子書籍版の作品を読むようになりました。
最初はファンタジーばかりでしたが、電子書籍で読むようになってからは、ミステリー小説や時代小説、恋愛小説も読むようになりました。
そうして小説を読んでいると、余計なことは考えず小説の世界に没頭できて、読み終わったあとは不思議なほどスッキリするようになっていました。
小説を読んで過ごすようになってからは、ネガティブなことを考える時間が減り、「うつ」の波も徐々に浅くなり、症状が快方に向かい始めたのです。
寛解と診断され、もうすっかり元通りとなった現在も小説は読み続けています。
もうすっかり活字好きになってしまいました。
現在までに読了した小説(電子書籍)は、さまざまなジャンルを含めておよそ200冊となりました。
そうなると今度は、「自分で書きたい」と思うようになりました。
常にネタ帳をそばに置きネタを考えつつ、小説の書き方をまとめているサイトなどを読み漁って勉強しながら、現在執筆中です。
そのうち、こちらにも投稿するかもしれません。その際はどうぞよろしく。
執筆するようになってから痛感したのが、他の作者の方々の凄さです。
どうやったらあれほどの文章をひねり出せるのか。
特に、ほぼ毎日~一週間置きに更新している方々は、本当に尊敬します。
毎日ちょっとずつの更新は私には無理っぽいので、一定量を書き上げて、推敲してから更新というスタイルになりそうです。
いきなり長編は無謀かな? 短編を数本書き上げて(完結させて)から長編書いたほうがいいかな?
初投稿なのにちょっと重い話もしてしまいましたが、今後ともよしなに。
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