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彼女の罪と罰、その末路とは
慧 side 4
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私と孝治君は、このことを父に話した。私が事件のことを思い出したこと、その犯人が佐藤真であること、佐藤の父親が精神科医で父の元同僚であったこと。しかしこれらはすべて、憶測であることなどをだ。
証拠はない。美香ちゃんも、孝治君の家族も、見つかっていない。その上で、私と孝治君は個人的に、彼らへ報復することを宣言した。
この時、父はがんを患わっていた。長期的に過度のアルコールを摂取したことにより、食道がんができていた。闘病する父に、私はなんと酷な宣言をしているのだろうと、胸が痛くなった。
一方で、私たちから話を聞いた父は、叱るでもなく、止めるでもなく、嘆くでもなく、冗談だと言って笑い飛ばすでもなく、私と孝治君に言った。
「やるなら徹底的に、だ。そいつら全員、地獄へ落とせ」
私と父は、この時初めて心が通じ合った気がした。
元々、佐藤真の父である正義は、父と同僚である前に友人同士だった。父が開業した後、代診として入っていたのも友人である父を手伝う気持ちが根底にあったからだろう。
私と美香ちゃんが行方不明となっている間、二人は共同で新しい医療施設を作ることを考え、ほぼ毎日一緒にいたという。土地も建物も、祖父から受け継いだものがあるからと、正義は乗り気だったらしい。
しかし行方不明となっていた私が見つかり、後に美香ちゃんが亡くなったことを知ってからは、共同で医療施設を作る話は当然のようにとん挫した。また、父が自身のクリニックを畳んでからというもの、父の方から連絡をしても正義は忙しいの一点張りでなかなか会おうとしなかった。
何かある。父は正義を怪しんでいたようだが、当時の彼にはアリバイがあったため、それ以上は疑えなかった。友人だったのだから、疑いたくなかったというのが本音だろう。加えて父は、正義の息子は同じ医師として働いていると正義から聞いていた。それも疑わなかった理由の一つだろう。
だから私と孝治君から話を聞いた父は、その瞬間、決心した。正義とはもう友人でも何でもない。大事な愛娘を傷つけ、奪った、鬼畜どもだと。
それからの父は凄まじかった。まず、父は正義を呼び出した。向こうは父と会うことを渋ったが、父は自分ががんを患わっていること、余命宣告を受けたことを伝えると、同情したのか会うことを承諾し、指定した待ち合わせ場所に現れた。そこで二人は食事をして、隙を見て父は正義の飲むグラスに睡眠薬を入れた。眠らせた後は私と孝治君が一緒になり、正義を父の家に運んだ。
正義が目覚めた後、父は人が変わったように、風呂場で彼を拷問した。私は見るなと席を外されたので、実際はどんなことを彼に行ったのかはわからない。ただ、風呂場から父と孝治君が出てきた時、体が血だらけだったことや、普段は気丈な孝治君が吐いてしまったことで、その拷問の残忍さは伝わった。
正義は洗いざらい話した。二〇一〇年五月一日土曜日、まずこの日に彼の息子である佐藤真と妻の祥子が、私と美香ちゃんを拉致した。私たちの監禁場所は正義が相続した建物の一つ。昔、彼の父親が開いていたクリニックだった。
そこは岐阜県の山の中に建てられたもので、近隣に民家はなく、監禁には絶好の場所だったという。拉致、監禁をしたのは佐藤真による身勝手な妄想から始まったことだが、監禁場所を選び用意したのは祥子だった。
当時、家を空けがちだった正義は、この時はまさか二人が共謀して私たちを監禁しているなどとは思わなかったらしく、彼らが留守でも気にならなかったという。時折鉢合わせる祥子の様子がおかしいことには気づいていたものの、息子に手を焼いているのだとまともに取り合わなかったらしい。
しかし、ゴールデンウィークが終わり、翌日以降になっても美香ちゃんは現れない。美香ちゃんが父の娘であることを隠していたことや、表立って心配をしていなかったこともあり、きっと仕事がきつくて無断で辞めたのだろうと、正義も気に掛けることはしなかった。
同年の五月二十二日土曜日、正義は思いもよらない事態に陥った。美香ちゃんの捜索でクリニックを空けがちになっていた父に代わり、普段よりも多く診察に入っていた正義は、不登校になったという高校生を診察した。初診の彼は最初、何かに酷く怯えていたものの耐え切れず、人の拉致現場を目撃してしまったことを話した。それがまさか、自分の妻子によるものだと知ったのは、拉致の状況を話す高校生……鈴木孝也が、犯人の乗っていた車の車種とナンバーを覚えていたからだった。
正義はその瞬間、目の前の患者の口を封じることを決めたという。同席していた、彼の母親も一緒に。
以上が孝治君の弟と母親が拉致され、殺されてしまった理由だ。
話を聞いた後の正義の犯行はシンプルだった。当時は午前で診察が終わったので、正義は孝也を安心させるために、警察へ一緒について行くことを伝えた。医者が一緒ならと母親も安心し、二人は大人しくクリニックの外で正義を待った。そして警察に行く前にお茶をしようと、二人にコーヒーをご馳走し、睡眠薬で眠らせた。殴られて無理やり気絶させられた私と美香ちゃんよりは待遇がいいな、と私はつい思ってしまった。
その後、一旦家に帰った正義は祥子を問い詰めた。問い詰められた祥子は可愛い息子が犯した罪について洗いざらい夫に話した。正義は祥子と鈴木親子を連れて、監禁場所に向かった。そこで目にしたものは、自分の息子が我を忘れて美香ちゃんを嬲っていた現場だった。
正義は息子から美香ちゃんを引き剥がすと、これから先どうするかを考えた。そうこうしているうちに、美香ちゃんは自殺を図ってしまい、残された道は彼らの中で一つしかなくなったという。
全員を始末するのに息子は邪魔だったので、薬を飲ませて祥子に家まで送らせた。再び祥子が戻ると、私と鈴木親子の始末が始まった。途中、私が逃げ出したので彼らは後を追いかけたが、私が川に飛び込んだところを目にして諦めたという。川の流れも速かったので、助からないと思ったと話された。
報道番組や新聞はこまめに確認したらしい。私が死体で上がることを願ってのことだった。数日後、未成年の少女が川に流され救助されたという報道を目にしたが、逃げ出した人間は少年だと思っていたため、正義は気にしなかった。
その半年後、早瀬美香が拉致、監禁されていたことを報道で目にして、正義は酷く焦った。どこから自分たちの犯した罪が漏れたのかと、正義は新聞を片っ端から調べた。ちょうどその頃だ。私の父から、早瀬美香が自分の娘であること、そして拉致被害に私が遭っていたことを聞かされた。
少年だと思い込んでいた人間が少女だったことに気づいた正義は、私がどこまで自分たちの犯罪を父や警察に話しているのかを、父から聞き出したという。もちろん、心配するフリをして。だが、私が事件のことをほとんど覚えていなかったことを知ると、正義は父がクリニックを畳んだ後、関係を断ち切るために離れていったという。
私を始末することは考えなかったと、正義は話した。美香ちゃんたちが死んだとはいえ、人を殺した罪の意識は常に正義を苛んだ。やがて正義は医者を辞めた。表向きは働いていることにして、不動産収入で生活をしていたと話した。
ちなみに、孝治君の存在が正義にばれなかったのは、同席した母親が家族構成の中に孝治君を入れなかったからだった。それほど、孝治君の母親は、息子がゲイであることを受け入れられなかった。
美香ちゃんたちの死体はどうしたのかと聞くと、私たちを監禁したクリニックに隠していると話した。わざわざ中古で古びた自販機を買い、骨だけとなった彼らを入れたという。
犯罪が露呈しないよう、彼らは内へ内へと隠すことを選んだ。
正義から証言を得たことで、私たちは改めて復讐への決意が固まった。
佐藤真は私を見て「美香」と呼んだ。確かに、実習中は茶色の地毛を隠すために髪を黒く染め、顔は薄く化粧を施し、着る服は無難なブラウスにスカートを選んでいたから、当時の美香ちゃんに似ていたのかもしれない。私と美香ちゃんは誰が見ても姉妹とわかるほどよく似ていた。特徴はぷっくりした上唇だ。そんな私を、あの男は美香ちゃんと信じて疑わなかった。父はあの男の妄想力と私の容姿を復讐に利用することにした。
佐藤真、佐藤正義、佐藤祥子への復讐のシナリオは、すべて父が考えた。内容は十二年前の事件を再現して、佐藤真にタイムスリップをしたと思わせること。そして事件の被害に遭った美香ちゃんとともに、監禁された場所から脱出を目指すことだ。
半分が運任せのこの計画はあまりに無謀であり、最高だった。
証拠はない。美香ちゃんも、孝治君の家族も、見つかっていない。その上で、私と孝治君は個人的に、彼らへ報復することを宣言した。
この時、父はがんを患わっていた。長期的に過度のアルコールを摂取したことにより、食道がんができていた。闘病する父に、私はなんと酷な宣言をしているのだろうと、胸が痛くなった。
一方で、私たちから話を聞いた父は、叱るでもなく、止めるでもなく、嘆くでもなく、冗談だと言って笑い飛ばすでもなく、私と孝治君に言った。
「やるなら徹底的に、だ。そいつら全員、地獄へ落とせ」
私と父は、この時初めて心が通じ合った気がした。
元々、佐藤真の父である正義は、父と同僚である前に友人同士だった。父が開業した後、代診として入っていたのも友人である父を手伝う気持ちが根底にあったからだろう。
私と美香ちゃんが行方不明となっている間、二人は共同で新しい医療施設を作ることを考え、ほぼ毎日一緒にいたという。土地も建物も、祖父から受け継いだものがあるからと、正義は乗り気だったらしい。
しかし行方不明となっていた私が見つかり、後に美香ちゃんが亡くなったことを知ってからは、共同で医療施設を作る話は当然のようにとん挫した。また、父が自身のクリニックを畳んでからというもの、父の方から連絡をしても正義は忙しいの一点張りでなかなか会おうとしなかった。
何かある。父は正義を怪しんでいたようだが、当時の彼にはアリバイがあったため、それ以上は疑えなかった。友人だったのだから、疑いたくなかったというのが本音だろう。加えて父は、正義の息子は同じ医師として働いていると正義から聞いていた。それも疑わなかった理由の一つだろう。
だから私と孝治君から話を聞いた父は、その瞬間、決心した。正義とはもう友人でも何でもない。大事な愛娘を傷つけ、奪った、鬼畜どもだと。
それからの父は凄まじかった。まず、父は正義を呼び出した。向こうは父と会うことを渋ったが、父は自分ががんを患わっていること、余命宣告を受けたことを伝えると、同情したのか会うことを承諾し、指定した待ち合わせ場所に現れた。そこで二人は食事をして、隙を見て父は正義の飲むグラスに睡眠薬を入れた。眠らせた後は私と孝治君が一緒になり、正義を父の家に運んだ。
正義が目覚めた後、父は人が変わったように、風呂場で彼を拷問した。私は見るなと席を外されたので、実際はどんなことを彼に行ったのかはわからない。ただ、風呂場から父と孝治君が出てきた時、体が血だらけだったことや、普段は気丈な孝治君が吐いてしまったことで、その拷問の残忍さは伝わった。
正義は洗いざらい話した。二〇一〇年五月一日土曜日、まずこの日に彼の息子である佐藤真と妻の祥子が、私と美香ちゃんを拉致した。私たちの監禁場所は正義が相続した建物の一つ。昔、彼の父親が開いていたクリニックだった。
そこは岐阜県の山の中に建てられたもので、近隣に民家はなく、監禁には絶好の場所だったという。拉致、監禁をしたのは佐藤真による身勝手な妄想から始まったことだが、監禁場所を選び用意したのは祥子だった。
当時、家を空けがちだった正義は、この時はまさか二人が共謀して私たちを監禁しているなどとは思わなかったらしく、彼らが留守でも気にならなかったという。時折鉢合わせる祥子の様子がおかしいことには気づいていたものの、息子に手を焼いているのだとまともに取り合わなかったらしい。
しかし、ゴールデンウィークが終わり、翌日以降になっても美香ちゃんは現れない。美香ちゃんが父の娘であることを隠していたことや、表立って心配をしていなかったこともあり、きっと仕事がきつくて無断で辞めたのだろうと、正義も気に掛けることはしなかった。
同年の五月二十二日土曜日、正義は思いもよらない事態に陥った。美香ちゃんの捜索でクリニックを空けがちになっていた父に代わり、普段よりも多く診察に入っていた正義は、不登校になったという高校生を診察した。初診の彼は最初、何かに酷く怯えていたものの耐え切れず、人の拉致現場を目撃してしまったことを話した。それがまさか、自分の妻子によるものだと知ったのは、拉致の状況を話す高校生……鈴木孝也が、犯人の乗っていた車の車種とナンバーを覚えていたからだった。
正義はその瞬間、目の前の患者の口を封じることを決めたという。同席していた、彼の母親も一緒に。
以上が孝治君の弟と母親が拉致され、殺されてしまった理由だ。
話を聞いた後の正義の犯行はシンプルだった。当時は午前で診察が終わったので、正義は孝也を安心させるために、警察へ一緒について行くことを伝えた。医者が一緒ならと母親も安心し、二人は大人しくクリニックの外で正義を待った。そして警察に行く前にお茶をしようと、二人にコーヒーをご馳走し、睡眠薬で眠らせた。殴られて無理やり気絶させられた私と美香ちゃんよりは待遇がいいな、と私はつい思ってしまった。
その後、一旦家に帰った正義は祥子を問い詰めた。問い詰められた祥子は可愛い息子が犯した罪について洗いざらい夫に話した。正義は祥子と鈴木親子を連れて、監禁場所に向かった。そこで目にしたものは、自分の息子が我を忘れて美香ちゃんを嬲っていた現場だった。
正義は息子から美香ちゃんを引き剥がすと、これから先どうするかを考えた。そうこうしているうちに、美香ちゃんは自殺を図ってしまい、残された道は彼らの中で一つしかなくなったという。
全員を始末するのに息子は邪魔だったので、薬を飲ませて祥子に家まで送らせた。再び祥子が戻ると、私と鈴木親子の始末が始まった。途中、私が逃げ出したので彼らは後を追いかけたが、私が川に飛び込んだところを目にして諦めたという。川の流れも速かったので、助からないと思ったと話された。
報道番組や新聞はこまめに確認したらしい。私が死体で上がることを願ってのことだった。数日後、未成年の少女が川に流され救助されたという報道を目にしたが、逃げ出した人間は少年だと思っていたため、正義は気にしなかった。
その半年後、早瀬美香が拉致、監禁されていたことを報道で目にして、正義は酷く焦った。どこから自分たちの犯した罪が漏れたのかと、正義は新聞を片っ端から調べた。ちょうどその頃だ。私の父から、早瀬美香が自分の娘であること、そして拉致被害に私が遭っていたことを聞かされた。
少年だと思い込んでいた人間が少女だったことに気づいた正義は、私がどこまで自分たちの犯罪を父や警察に話しているのかを、父から聞き出したという。もちろん、心配するフリをして。だが、私が事件のことをほとんど覚えていなかったことを知ると、正義は父がクリニックを畳んだ後、関係を断ち切るために離れていったという。
私を始末することは考えなかったと、正義は話した。美香ちゃんたちが死んだとはいえ、人を殺した罪の意識は常に正義を苛んだ。やがて正義は医者を辞めた。表向きは働いていることにして、不動産収入で生活をしていたと話した。
ちなみに、孝治君の存在が正義にばれなかったのは、同席した母親が家族構成の中に孝治君を入れなかったからだった。それほど、孝治君の母親は、息子がゲイであることを受け入れられなかった。
美香ちゃんたちの死体はどうしたのかと聞くと、私たちを監禁したクリニックに隠していると話した。わざわざ中古で古びた自販機を買い、骨だけとなった彼らを入れたという。
犯罪が露呈しないよう、彼らは内へ内へと隠すことを選んだ。
正義から証言を得たことで、私たちは改めて復讐への決意が固まった。
佐藤真は私を見て「美香」と呼んだ。確かに、実習中は茶色の地毛を隠すために髪を黒く染め、顔は薄く化粧を施し、着る服は無難なブラウスにスカートを選んでいたから、当時の美香ちゃんに似ていたのかもしれない。私と美香ちゃんは誰が見ても姉妹とわかるほどよく似ていた。特徴はぷっくりした上唇だ。そんな私を、あの男は美香ちゃんと信じて疑わなかった。父はあの男の妄想力と私の容姿を復讐に利用することにした。
佐藤真、佐藤正義、佐藤祥子への復讐のシナリオは、すべて父が考えた。内容は十二年前の事件を再現して、佐藤真にタイムスリップをしたと思わせること。そして事件の被害に遭った美香ちゃんとともに、監禁された場所から脱出を目指すことだ。
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