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告白、あるいは彼女の罪
真 side 1
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この階段を昇降するのは、これで何回目になるだろう。普段からろくに運動をしないせいか、疲労が蓄積された私の足は小さな悲鳴をあげていた。
シンと静まり返る二階を通り過ぎ、私たちはあっという間に三階へ到着した。
初めてそこに足を踏み入れた潤美とショウコは、それぞれが手にする懐中電灯によって照らされたあの人形たちを目にして、短い悲鳴をあげた。潤美は「さっき食べた乾パンを吐きそうだわ」と顔を顰め、ショウコは腰が抜けたのかその場で尻餅をついた。
あの人形には近づきたくない。全員がそう思った。私と鈴木は扉のストッパー代わりにしていた丸テーブルを中に運び入れると、扉を閉めてからそのテーブルを横に倒して扉の前に立てかけた。こんな即席の籠城に意味はないのかもしれない。誰にも見られることなく武藤を攫い、通り抜けられるはずのない屋上から突き落として、顔が潰れてしまうほど残忍に殺した犯人だ。これからどんな手を使ってくるかもわからない。
ふと、私は本当に武藤が屋上から突き落とされたのか、疑問に思った。転落死した人間を実際に目にしたことがないとはいえ、ここは高層ビルではない。四階程度の高さから落ちたとして、それで誰だかわからぬほど人の顔は潰れるものだろうか?
まさか、顔が潰れるほど殴り殺されてから突き落とされたのか? だが、彼の悲鳴を耳にした時、他に妙な音は聞こえなかった。当時、雨が降っていたにせよ、顔が潰れるほど人を殴るのなら嫌でも音が耳に入るだろう。
しかも彼が突き落とされたのは、悲鳴があがってから間もなくだ。その刹那ともいえるほどの間で人の顔を潰すことは、はたして可能なのか?
平の件もある。いったい何が彼を人ならざるものにさせてしまったというのか。きっかけも、予兆も、まったく感じられなかった。
こうも不思議なことが立て続けに起こると、本当に魔法でも使って武藤は殺され、平は豹変してしまったのではないかと思ってしまう。
あり得ない。あり得るわけがない。それでも今は、馬鹿馬鹿しい答えを頭が追い求めてしまうんだ。
「……さん。真さん」
「え?」
「大丈夫ですか?」
鈴木に呼ばれて、倒した丸テーブルを見つめたまま、自分が呆けていることに気がついた。大丈夫ではない。だが、やはり私は日本人だった。鈴木に「大丈夫」と言って、彼とともに美香たちのもとへ戻った。
私たちは、転がる椅子を人数分持ってきて、円を作り、それぞれ腰を下ろした。多少のガタつきと汚れはあるものの、腐ってはいない。直接、地べたに尻をつけるよりはマシだった。ソファもあるが、それは例の人形たちを越えた向こう側だったから、持ってくるのを諦めた。もはや何かを運ぶ体力がない。それ以上に、あれに近づきたくなかった。
丸テーブルで封鎖した扉から一番近いところに私が座り、そこから時計回りに鈴木、潤美、ショウコ、美香が座った。
一階で、ああだこうだと意見を交わしていた頃とは違い、今は誰もが口を閉ざしていた。鈴木は天井を見上げて何かを考え、潤美は頭を抱えて憂いに沈み、ショウコは皿のような目でどこか遠くを見つめ、美香は俯いて大人しく座っていた。
中は暗い。異様なほど。明かり代わりに、懐中電灯を自分たちから少し離れた位置の丸テーブル上に置くと、こちらを照らすようにした。それでも、空間の不気味さは拭えない。気持ちもどんどん沈んでいく。
とてもじゃないが、「諦めずにここから脱出しよう」と、彼らを鼓舞することはできなかった。私自身からも、気力がだいぶ削がれていた。
それからどのくらいの時間が経ったのだろう。しばしの間、私は思考を放棄していた。三十分、いや十分も経っていないのかもしれない。美香に時間を尋ねたかったが、夜の海のような目で佇む彼女に、声をかけることができなかった。
私は美香を守りたい。そして、美香とともに生きてここから出たいだけなのに、どうして彼女はこんなにも、悲しげな表情を浮かべるのだろう。
「私たち、これから……どうなるのかしら?」
潤美が擦れた声で、誰にというわけでもなく尋ねた。そんなこと、わかるはずがない。それを彼女もわかっていて呟いたのだろう。鈴木が天井を見上げたまま「そうですねぇ」と言うものの、遅々として返事がないことに彼女は癇癪を起こさなかった。
「潤美さんが望む答えではないと思いますけれど、乾パンはまだありますから、少なくとも絶食はしません。カロリーの面では大丈夫だと思います。問題は水分ですね。人間は水なしじゃ生きられないって言いますから、この状態が数日も続くようなら、何とかして水をゲットしたいものですね」
乾パンの入った缶は三階まで持ってきていた。美香が襲われた時に半分ほど中身を落としてしまったが、缶の中に残っていたものはまだ食べられる。貴重なエネルギー源だ。
だが、鈴木の言うように水はない。集中力が低下しているのも、どことなく頭が痛いのも、水分不足が原因だろう。
「水なんて、外に出られないんだから、確保なんてできないじゃない」
「そうですね。だから……」
鈴木は天井から潤美に視線をやり、
「ここから一刻も早く、脱出したいですね」
と、にこやかかつ真剣な眼差しで言った。鈴木はまだ、諦めていないようだった。
もしや十二年前、脱出に成功した人物は鈴木なのか? 彼は一貫して、ここからの脱出に向けて行動していた。多少気に障る言動はあったものの、すべてが脱出のために考え、発言していたことだ。
もはやこの状況では、頼れる人間は鈴木しかいない。力の面でもそうだ。彼は見た目に反して力が強い。若さがあって、体力もある。この不屈の精神は、どこからくるのだろう。私は彼を羨んだ。
一方、潤美は複雑な表情を浮かべつつ、
「ねえ。気になっていたんだけど……」
と、視線を鈴木からショウコへやった。
「あのおばさん、ずっと鬼、鬼って言っているけれど、何か知っているのかしら?」
「ああ、それ。私もさっきから気になっていたんですよねぇ」
薬の効能が切れたのか、それを上回る出来事が起きたせいか、以前よりも酷くなってしまったショウコは、「私のせいじゃない。鬼のせい」と、繰り返しぶつぶつ言っていた。
ショウコの言う鬼とはいったい何なのか。今、起きているこの状況とその鬼は、いったいどんな関係があるのか。
もはや、涙すら枯れ果ててしまうほど弱っている彼女を憐れんで、そっとしておくという選択肢はない。
私は椅子から腰を上げると、ショウコの前で体を屈めて彼女と視線を合わせた。彼女にしてみれば、私が突然現れたように見えたのか、やや遅れてから椅子の上で飛び跳ねた。
私は気にせず、
「ショウコさん。あなたはずっと、鬼と言っていますね。その鬼とはいったい何ですか? 何か知っているのなら、教えてください」
と、彼女に尋ねた。言葉は丁寧でありつつも、わざと高圧的な言い方をした。
ショウコは真っ赤に腫らした瞼を限界まで開くと、これまでと同様に首を振った。
「何もっ、何も知りませんっ。私は、何もっ、何も知らないんですっ」
「ショウコさんっ」
「いやああっ」
語気を強めて名前を呼ぶも、ショウコは悲鳴をあげて顔を覆った。
私はそんなショウコを腹立たしく思った。ただ泣くばかりで動かない。鬼だ、鬼だと言うくせに教えない。ここから出たいくせに協力しない。何も知らないの一点張りだ。
自ら動かない女は嫌いだ。泣くだけの女も。己の不運を嘆くだけの女も。私はギリギリと、上下の歯と歯を軋り合わせた。
そんな私の中の負の感情が、目に見えて周りに伝わったようだ。背後から鈴木が、私の肩にポンと手を乗せた。
「余裕がなくなるのも、苛立つ気持ちもわかります。でも、こんな状態の人間を問い詰めても、これ以上は吐きませんよ」
鈴木の言うことは一理あった。ただカチカチと歯を鳴らすだけの人間を問い詰めたところで、悲鳴と涙以外は返ってこない。しかしそれは、私たちがこれ以上は追及しないと、彼女がわかっているからこそともいえた。
そこに気づいたのだろう潤美が、
「じゃあ、拷問でもする?」
と、冷めた目でショウコを見た。
この階段を昇降するのは、これで何回目になるだろう。普段からろくに運動をしないせいか、疲労が蓄積された私の足は小さな悲鳴をあげていた。
シンと静まり返る二階を通り過ぎ、私たちはあっという間に三階へ到着した。
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あの人形には近づきたくない。全員がそう思った。私と鈴木は扉のストッパー代わりにしていた丸テーブルを中に運び入れると、扉を閉めてからそのテーブルを横に倒して扉の前に立てかけた。こんな即席の籠城に意味はないのかもしれない。誰にも見られることなく武藤を攫い、通り抜けられるはずのない屋上から突き落として、顔が潰れてしまうほど残忍に殺した犯人だ。これからどんな手を使ってくるかもわからない。
ふと、私は本当に武藤が屋上から突き落とされたのか、疑問に思った。転落死した人間を実際に目にしたことがないとはいえ、ここは高層ビルではない。四階程度の高さから落ちたとして、それで誰だかわからぬほど人の顔は潰れるものだろうか?
まさか、顔が潰れるほど殴り殺されてから突き落とされたのか? だが、彼の悲鳴を耳にした時、他に妙な音は聞こえなかった。当時、雨が降っていたにせよ、顔が潰れるほど人を殴るのなら嫌でも音が耳に入るだろう。
しかも彼が突き落とされたのは、悲鳴があがってから間もなくだ。その刹那ともいえるほどの間で人の顔を潰すことは、はたして可能なのか?
平の件もある。いったい何が彼を人ならざるものにさせてしまったというのか。きっかけも、予兆も、まったく感じられなかった。
こうも不思議なことが立て続けに起こると、本当に魔法でも使って武藤は殺され、平は豹変してしまったのではないかと思ってしまう。
あり得ない。あり得るわけがない。それでも今は、馬鹿馬鹿しい答えを頭が追い求めてしまうんだ。
「……さん。真さん」
「え?」
「大丈夫ですか?」
鈴木に呼ばれて、倒した丸テーブルを見つめたまま、自分が呆けていることに気がついた。大丈夫ではない。だが、やはり私は日本人だった。鈴木に「大丈夫」と言って、彼とともに美香たちのもとへ戻った。
私たちは、転がる椅子を人数分持ってきて、円を作り、それぞれ腰を下ろした。多少のガタつきと汚れはあるものの、腐ってはいない。直接、地べたに尻をつけるよりはマシだった。ソファもあるが、それは例の人形たちを越えた向こう側だったから、持ってくるのを諦めた。もはや何かを運ぶ体力がない。それ以上に、あれに近づきたくなかった。
丸テーブルで封鎖した扉から一番近いところに私が座り、そこから時計回りに鈴木、潤美、ショウコ、美香が座った。
一階で、ああだこうだと意見を交わしていた頃とは違い、今は誰もが口を閉ざしていた。鈴木は天井を見上げて何かを考え、潤美は頭を抱えて憂いに沈み、ショウコは皿のような目でどこか遠くを見つめ、美香は俯いて大人しく座っていた。
中は暗い。異様なほど。明かり代わりに、懐中電灯を自分たちから少し離れた位置の丸テーブル上に置くと、こちらを照らすようにした。それでも、空間の不気味さは拭えない。気持ちもどんどん沈んでいく。
とてもじゃないが、「諦めずにここから脱出しよう」と、彼らを鼓舞することはできなかった。私自身からも、気力がだいぶ削がれていた。
それからどのくらいの時間が経ったのだろう。しばしの間、私は思考を放棄していた。三十分、いや十分も経っていないのかもしれない。美香に時間を尋ねたかったが、夜の海のような目で佇む彼女に、声をかけることができなかった。
私は美香を守りたい。そして、美香とともに生きてここから出たいだけなのに、どうして彼女はこんなにも、悲しげな表情を浮かべるのだろう。
「私たち、これから……どうなるのかしら?」
潤美が擦れた声で、誰にというわけでもなく尋ねた。そんなこと、わかるはずがない。それを彼女もわかっていて呟いたのだろう。鈴木が天井を見上げたまま「そうですねぇ」と言うものの、遅々として返事がないことに彼女は癇癪を起こさなかった。
「潤美さんが望む答えではないと思いますけれど、乾パンはまだありますから、少なくとも絶食はしません。カロリーの面では大丈夫だと思います。問題は水分ですね。人間は水なしじゃ生きられないって言いますから、この状態が数日も続くようなら、何とかして水をゲットしたいものですね」
乾パンの入った缶は三階まで持ってきていた。美香が襲われた時に半分ほど中身を落としてしまったが、缶の中に残っていたものはまだ食べられる。貴重なエネルギー源だ。
だが、鈴木の言うように水はない。集中力が低下しているのも、どことなく頭が痛いのも、水分不足が原因だろう。
「水なんて、外に出られないんだから、確保なんてできないじゃない」
「そうですね。だから……」
鈴木は天井から潤美に視線をやり、
「ここから一刻も早く、脱出したいですね」
と、にこやかかつ真剣な眼差しで言った。鈴木はまだ、諦めていないようだった。
もしや十二年前、脱出に成功した人物は鈴木なのか? 彼は一貫して、ここからの脱出に向けて行動していた。多少気に障る言動はあったものの、すべてが脱出のために考え、発言していたことだ。
もはやこの状況では、頼れる人間は鈴木しかいない。力の面でもそうだ。彼は見た目に反して力が強い。若さがあって、体力もある。この不屈の精神は、どこからくるのだろう。私は彼を羨んだ。
一方、潤美は複雑な表情を浮かべつつ、
「ねえ。気になっていたんだけど……」
と、視線を鈴木からショウコへやった。
「あのおばさん、ずっと鬼、鬼って言っているけれど、何か知っているのかしら?」
「ああ、それ。私もさっきから気になっていたんですよねぇ」
薬の効能が切れたのか、それを上回る出来事が起きたせいか、以前よりも酷くなってしまったショウコは、「私のせいじゃない。鬼のせい」と、繰り返しぶつぶつ言っていた。
ショウコの言う鬼とはいったい何なのか。今、起きているこの状況とその鬼は、いったいどんな関係があるのか。
もはや、涙すら枯れ果ててしまうほど弱っている彼女を憐れんで、そっとしておくという選択肢はない。
私は椅子から腰を上げると、ショウコの前で体を屈めて彼女と視線を合わせた。彼女にしてみれば、私が突然現れたように見えたのか、やや遅れてから椅子の上で飛び跳ねた。
私は気にせず、
「ショウコさん。あなたはずっと、鬼と言っていますね。その鬼とはいったい何ですか? 何か知っているのなら、教えてください」
と、彼女に尋ねた。言葉は丁寧でありつつも、わざと高圧的な言い方をした。
ショウコは真っ赤に腫らした瞼を限界まで開くと、これまでと同様に首を振った。
「何もっ、何も知りませんっ。私は、何もっ、何も知らないんですっ」
「ショウコさんっ」
「いやああっ」
語気を強めて名前を呼ぶも、ショウコは悲鳴をあげて顔を覆った。
私はそんなショウコを腹立たしく思った。ただ泣くばかりで動かない。鬼だ、鬼だと言うくせに教えない。ここから出たいくせに協力しない。何も知らないの一点張りだ。
自ら動かない女は嫌いだ。泣くだけの女も。己の不運を嘆くだけの女も。私はギリギリと、上下の歯と歯を軋り合わせた。
そんな私の中の負の感情が、目に見えて周りに伝わったようだ。背後から鈴木が、私の肩にポンと手を乗せた。
「余裕がなくなるのも、苛立つ気持ちもわかります。でも、こんな状態の人間を問い詰めても、これ以上は吐きませんよ」
鈴木の言うことは一理あった。ただカチカチと歯を鳴らすだけの人間を問い詰めたところで、悲鳴と涙以外は返ってこない。しかしそれは、私たちがこれ以上は追及しないと、彼女がわかっているからこそともいえた。
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