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歪な再会
真 side 1
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十二年前に恋人が拉致、監禁被害に遭った。そして今は私が拉致被害に遭い、見知らぬ廃墟で監禁されている。それも見知らぬ人間たちと一緒に。はたしてこれは偶然なのか?
得体の知れない恐怖が、背後からにじり寄るようで、嫌な汗が額に滲んだ。
十二年前の新聞を机の上に広げて、懐中電灯の光を当てながら総合面を眺める。題字は有名な全国紙のものが刷られてある。見出しを読むと、官僚の汚職についてでかでかと記されているのが印象的で、それ以外は特に関心を得るようなものはないように思った。八十代の高齢者が交通事故に遭い、命を落としたという不幸が小さく載っているくらいだ。
ふと、美香のことについて何か記されているのではないかと思い新聞を捲ったが、彼女のことは何も記されていない。当たり前か。五月二十三日はまだ、私の傍に彼女がいた。
一通り捲った後、新聞を閉じた。他にも日付の異なる新聞が、破られたものも含めて方々に散っている。西暦はどれも二〇一〇年。わさわざ古い新聞紙を犯人が置いたのか、十二年前で時を止めた証なのかはわからない。
しかしそれがわかったところで、この状況を打開することはできない。せめて工具、あるいはそれに代わるものがあれば、窓からの脱出も可能になるかもしれないのに。いや、そういった類は監禁に対して用意周到な犯人がすべて取り去ってしまっているだろうか。
「まだだ、落ち着け……まだ絶望するな」
呟いてから短く息を吸い、ゆっくりと長く吐き出した。思考を止めるな。まだ調べていない場所がある。諦めるのはあらゆるすべてをやり尽くしてからだ。
私は新聞紙の海を渡って再び裏側の廊下に出ると、さらに隣の「1」の部屋を調べるため引き戸を開けた。そこには、あのウルミがいて、私同様に中を調べているようだった。
ウルミがファイルを広げながらため息をついた。
「はあ。難しい本ばっかりね。こんなのばかり読んでいたら、頭が痛くなるってのよ」
言いながら、一人きびきびと手を動かしている。私を除く五人の中で、行動力があるのはこのウルミと鈴木だけか。
「そっち、どうだった? やばくない?」
ウルミが私に気づき、なぜか自慢げに尋ねてきた。あの新聞紙の山のことを言っているのだろう。私は「ああ、やばかったよ」とそっけなく答えた。
こちらの部屋は今しがた調べた個室と変わらず、机と椅子、それから開いた空のロッカーがある。そして新聞紙の代わりに何かのファイルや蔵書のようなものがいくつか積まれるようにして置いてあった。足の踏み場もない隣よりは過ごしやすく、また調べやすそうに感じた。
「ねえ、眩しいんだけど」
私が向ける懐中電灯の光がウルミを照らし、彼女は鬱陶しそうに訴えた。
慌てて照明を下に逸らし、「すまない」とだけ残して、一番奥のカーテンで仕切られた部屋の方にそそくさと移動した。狭い個室だ。私が一緒になって調べたとしても窮屈なだけだ。何よりまだ彼女らを信用できない。
カーテンを手で流して辺りを照らすと、そこにはガラス戸が割れて悲惨な状態となっている薬品保管庫のような棚と、中のウレタンが剥き出しとなった診察台のようなベッド二台が、壁側に沿うようにあった。
やはりそうかと、私は確信する。ここは診療所……クリニックだ。そしてこの部屋は「処置室」の名のとおり、患者に対する処置を行うための場として使われていたのだろう。
となると、ここと事務所の間に存在する三部屋は診察室か。既視感があったのは、私が最も身近に接する施設だったからだ。
まだ三階部分を確認していないからクリニックではなく病院の可能性も捨てきれないが、この規模だ。医療に関する施設であることは間違いない。
さっそく中を調べようと床を照らすと、細かいガラス片が撒菱のように散乱していた。これは薬品保管庫の割られたガラス戸か。靴下を履いているし、気をつけて歩けばもしかしたら、と一歩を踏み出しそうになるも、寸でのところで引っ込めた。たとえ砂のように細かくとも、ガラスは危険だ。特に脚は手よりも使う。
パッと見たところ、保管庫の中は空だ。薬品や医療道具の類が入っているようには見えない。せめてスリッパでもあれば中に入れるのだが、仕方がない。他を調べよう。
私は辿ってきた廊下を戻り、「3」の診察室からロビーに出た。辺りを見渡すと、ソファに座っていた三人は依然として、その場から動いていないようだった。
鈴木の姿はない。どこか別の場所を調べ始めているのだろうか。
懐中電灯を握る手に一層力を籠める。何にせよ、警戒心だけは緩めないようにしなければ。
私は階段へと歩を進めた。向かって右手にある処置室とは反対の、階段左側の壁には、切り裂かれた風景画が額縁に飾ってある。さらに左角には一枚扉があり、男女を表すピクトグラムの下に「化粧室」と印字された札が貼ってあった。二階の方は「WC」だったが、こちらは日本語表記なのだなと思いながら、念のため確認しようと扉を開けた。
中は何のことはない、便座の上がった洋式トイレが一つあるだけだ。長年放置されたそこは直視したくないほどの汚物に塗れており、水栓のレバーハンドルを引くのをためらってしまうほどだった。悪臭の元はここからだったのか。
せめて換気くらいはできないのかと、白衣の袖口で鼻を覆いながら個室の上側を照らすと、壁に取りつけられた引き違いの小窓を見つけた。有刺鉄線は巻かれていない。
犯人もこの不衛生さに耐えられなかったのだろうかと一瞬思ったが、それは違うとすぐにわかった。この小窓は幼い子どもがなんとか通れるほどのサイズだ。私のような男性はもちろん、この中で最も痩躯のウルミでさえここを通り抜けることは不可能だ。
それでも換気はできる。私はクレセント錠を回して小窓を開いた。同時にポツ、ポツ、と冷たい水が差し込んだ。雨だ。それも大粒の。この窓は外へと通じていた。
窓の向こうが外だとわかった瞬間、私の口は自然と叫んでいた。
「おーい! 誰か! 聞こえるか!? おーい!」
もしかしたら、犯人が外にいるかもしれないという危機感はあった。それでも、私は叫ばずにはいられなかった。たとえ犯人がいたとしても、運よく通行人が気づいて通報してくれるかもしれない。そんな微かな希望が湧いたからだ。
しかし私の希望はあっけなく砕かれる。この大粒の雨は、一瞬で激しい豪雨へと変わってしまったからだ。
必死の叫びがけたたましい雨音に掻き消されてしまう。くそっ。もう少し早くここを開けていたら、誰かに気づいてもらえたかもしれないのに。
がっくりと肩を落とし、窓の下枠に手を落とした。瞬間、ねちゃっとした何かの粘液が手のひらについた。
「うわああっ」
一気に全身が粟立ち、その場で叫んだ私は、手を振り払いながら部屋を出ると、すぐさま扉を閉めた。
「くそっ」
悪態を吐きながら、汚れた手を白衣の表面で拭った。実際の汚れは大したこともないのだろうが、何度擦りつけても不快感が拭えない。普段は患者の吐瀉物さえ動じない私でも、得体の知れないものは我慢がならない。
全身が汚れていくような気さえした私は、せっかく纏った白衣を脱ぎ捨てた。
走ったわけでもないのに息があがる。誰かが「ククッ」と引き攣るように小さく笑った。声域からして太った男性だろう。私の取り乱しようが滑稽に見えたらしい。私は彼の方を睨みながら、「何だ」と低い声を出した。
案の定、太った男性の口元は弧を描いていた。睨まれたことで驚いたのか、彼は肩を震わすと気まずそうにして、私からサッと顔を逸らした。
そこへ、異常な事態と察したらしいウルミが診察室「1」からロビーへと駆け込んできた。
「何なに? どうしたの? 何かあったの?」
「わ、私は何もっ、し、知りませんっ。見てませんっ」
私へと投げかけられた質問に、なぜかすすり泣いていた女性がバッと顔を上げてウルミに答えた。
「おばさんには聞いてないわよ」
ウルミが冷ややかな目で女性を見下ろすと、彼女は「ごめんなさい」と念仏のように唱えながら俯いてしまった。
「それで、大丈夫なの?」
口調は強いが、ウルミなりに心配をしてくれているようだ。私は素直に答えた。
「ああ……大丈夫だ」
「そう……まったく、驚かさないでよね」
ウルミはすぐに踵を返し、「1」の診察室へ戻っていった。
十二年前に恋人が拉致、監禁被害に遭った。そして今は私が拉致被害に遭い、見知らぬ廃墟で監禁されている。それも見知らぬ人間たちと一緒に。はたしてこれは偶然なのか?
得体の知れない恐怖が、背後からにじり寄るようで、嫌な汗が額に滲んだ。
十二年前の新聞を机の上に広げて、懐中電灯の光を当てながら総合面を眺める。題字は有名な全国紙のものが刷られてある。見出しを読むと、官僚の汚職についてでかでかと記されているのが印象的で、それ以外は特に関心を得るようなものはないように思った。八十代の高齢者が交通事故に遭い、命を落としたという不幸が小さく載っているくらいだ。
ふと、美香のことについて何か記されているのではないかと思い新聞を捲ったが、彼女のことは何も記されていない。当たり前か。五月二十三日はまだ、私の傍に彼女がいた。
一通り捲った後、新聞を閉じた。他にも日付の異なる新聞が、破られたものも含めて方々に散っている。西暦はどれも二〇一〇年。わさわざ古い新聞紙を犯人が置いたのか、十二年前で時を止めた証なのかはわからない。
しかしそれがわかったところで、この状況を打開することはできない。せめて工具、あるいはそれに代わるものがあれば、窓からの脱出も可能になるかもしれないのに。いや、そういった類は監禁に対して用意周到な犯人がすべて取り去ってしまっているだろうか。
「まだだ、落ち着け……まだ絶望するな」
呟いてから短く息を吸い、ゆっくりと長く吐き出した。思考を止めるな。まだ調べていない場所がある。諦めるのはあらゆるすべてをやり尽くしてからだ。
私は新聞紙の海を渡って再び裏側の廊下に出ると、さらに隣の「1」の部屋を調べるため引き戸を開けた。そこには、あのウルミがいて、私同様に中を調べているようだった。
ウルミがファイルを広げながらため息をついた。
「はあ。難しい本ばっかりね。こんなのばかり読んでいたら、頭が痛くなるってのよ」
言いながら、一人きびきびと手を動かしている。私を除く五人の中で、行動力があるのはこのウルミと鈴木だけか。
「そっち、どうだった? やばくない?」
ウルミが私に気づき、なぜか自慢げに尋ねてきた。あの新聞紙の山のことを言っているのだろう。私は「ああ、やばかったよ」とそっけなく答えた。
こちらの部屋は今しがた調べた個室と変わらず、机と椅子、それから開いた空のロッカーがある。そして新聞紙の代わりに何かのファイルや蔵書のようなものがいくつか積まれるようにして置いてあった。足の踏み場もない隣よりは過ごしやすく、また調べやすそうに感じた。
「ねえ、眩しいんだけど」
私が向ける懐中電灯の光がウルミを照らし、彼女は鬱陶しそうに訴えた。
慌てて照明を下に逸らし、「すまない」とだけ残して、一番奥のカーテンで仕切られた部屋の方にそそくさと移動した。狭い個室だ。私が一緒になって調べたとしても窮屈なだけだ。何よりまだ彼女らを信用できない。
カーテンを手で流して辺りを照らすと、そこにはガラス戸が割れて悲惨な状態となっている薬品保管庫のような棚と、中のウレタンが剥き出しとなった診察台のようなベッド二台が、壁側に沿うようにあった。
やはりそうかと、私は確信する。ここは診療所……クリニックだ。そしてこの部屋は「処置室」の名のとおり、患者に対する処置を行うための場として使われていたのだろう。
となると、ここと事務所の間に存在する三部屋は診察室か。既視感があったのは、私が最も身近に接する施設だったからだ。
まだ三階部分を確認していないからクリニックではなく病院の可能性も捨てきれないが、この規模だ。医療に関する施設であることは間違いない。
さっそく中を調べようと床を照らすと、細かいガラス片が撒菱のように散乱していた。これは薬品保管庫の割られたガラス戸か。靴下を履いているし、気をつけて歩けばもしかしたら、と一歩を踏み出しそうになるも、寸でのところで引っ込めた。たとえ砂のように細かくとも、ガラスは危険だ。特に脚は手よりも使う。
パッと見たところ、保管庫の中は空だ。薬品や医療道具の類が入っているようには見えない。せめてスリッパでもあれば中に入れるのだが、仕方がない。他を調べよう。
私は辿ってきた廊下を戻り、「3」の診察室からロビーに出た。辺りを見渡すと、ソファに座っていた三人は依然として、その場から動いていないようだった。
鈴木の姿はない。どこか別の場所を調べ始めているのだろうか。
懐中電灯を握る手に一層力を籠める。何にせよ、警戒心だけは緩めないようにしなければ。
私は階段へと歩を進めた。向かって右手にある処置室とは反対の、階段左側の壁には、切り裂かれた風景画が額縁に飾ってある。さらに左角には一枚扉があり、男女を表すピクトグラムの下に「化粧室」と印字された札が貼ってあった。二階の方は「WC」だったが、こちらは日本語表記なのだなと思いながら、念のため確認しようと扉を開けた。
中は何のことはない、便座の上がった洋式トイレが一つあるだけだ。長年放置されたそこは直視したくないほどの汚物に塗れており、水栓のレバーハンドルを引くのをためらってしまうほどだった。悪臭の元はここからだったのか。
せめて換気くらいはできないのかと、白衣の袖口で鼻を覆いながら個室の上側を照らすと、壁に取りつけられた引き違いの小窓を見つけた。有刺鉄線は巻かれていない。
犯人もこの不衛生さに耐えられなかったのだろうかと一瞬思ったが、それは違うとすぐにわかった。この小窓は幼い子どもがなんとか通れるほどのサイズだ。私のような男性はもちろん、この中で最も痩躯のウルミでさえここを通り抜けることは不可能だ。
それでも換気はできる。私はクレセント錠を回して小窓を開いた。同時にポツ、ポツ、と冷たい水が差し込んだ。雨だ。それも大粒の。この窓は外へと通じていた。
窓の向こうが外だとわかった瞬間、私の口は自然と叫んでいた。
「おーい! 誰か! 聞こえるか!? おーい!」
もしかしたら、犯人が外にいるかもしれないという危機感はあった。それでも、私は叫ばずにはいられなかった。たとえ犯人がいたとしても、運よく通行人が気づいて通報してくれるかもしれない。そんな微かな希望が湧いたからだ。
しかし私の希望はあっけなく砕かれる。この大粒の雨は、一瞬で激しい豪雨へと変わってしまったからだ。
必死の叫びがけたたましい雨音に掻き消されてしまう。くそっ。もう少し早くここを開けていたら、誰かに気づいてもらえたかもしれないのに。
がっくりと肩を落とし、窓の下枠に手を落とした。瞬間、ねちゃっとした何かの粘液が手のひらについた。
「うわああっ」
一気に全身が粟立ち、その場で叫んだ私は、手を振り払いながら部屋を出ると、すぐさま扉を閉めた。
「くそっ」
悪態を吐きながら、汚れた手を白衣の表面で拭った。実際の汚れは大したこともないのだろうが、何度擦りつけても不快感が拭えない。普段は患者の吐瀉物さえ動じない私でも、得体の知れないものは我慢がならない。
全身が汚れていくような気さえした私は、せっかく纏った白衣を脱ぎ捨てた。
走ったわけでもないのに息があがる。誰かが「ククッ」と引き攣るように小さく笑った。声域からして太った男性だろう。私の取り乱しようが滑稽に見えたらしい。私は彼の方を睨みながら、「何だ」と低い声を出した。
案の定、太った男性の口元は弧を描いていた。睨まれたことで驚いたのか、彼は肩を震わすと気まずそうにして、私からサッと顔を逸らした。
そこへ、異常な事態と察したらしいウルミが診察室「1」からロビーへと駆け込んできた。
「何なに? どうしたの? 何かあったの?」
「わ、私は何もっ、し、知りませんっ。見てませんっ」
私へと投げかけられた質問に、なぜかすすり泣いていた女性がバッと顔を上げてウルミに答えた。
「おばさんには聞いてないわよ」
ウルミが冷ややかな目で女性を見下ろすと、彼女は「ごめんなさい」と念仏のように唱えながら俯いてしまった。
「それで、大丈夫なの?」
口調は強いが、ウルミなりに心配をしてくれているようだ。私は素直に答えた。
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