25 / 76
第一章 勇者追放
第二十四話 殺す
しおりを挟む
相対するアギト達とドラニコス達。
しかし実際には、アギトと勇者パーティという構図だろうか?
セシルとカイロルが続こうと前に出ようとするが、アギトがそれを制止する。
「悪いが手出ししないでくれ。あいつらは全部俺が殺す」
「そうかい。だがな、殺すことは見逃せねぇ。冒険者は殺人集団じゃないんでな」
そういうセシルの眼に当てられて、多少は頭が冷えたのか。
「…………ああ、そうだったな。なら半殺しにするから手を出すな」
アギトは誰かに介入されずに、勇者パーティを倒したかった。
そこだけは譲れないと、言わんばかりの表情を浮かべている。
しかし無茶振りにも程があると、セシルは思う。
勇者がどこまで腐っていようが、その実力は本物である。
第一あれほどの余裕。
合成魔獣が殺されても、まだなんとかなると思っているらしい。
「わかった。だがヤバくなったらアタシらは無条件で突っ込むからな」
「頼む」
「やってこいアギト」
勝てるかどうかも解らない戦いに行かせてよいものか?
その判断は完全にできていないが、 しかし、仲間のことを信じていたいセシルの心が決断させた。
アギトが前に出ると、ドラニコスは不敵に笑った。
「ふはははは!! まさか荷物持ちごときが俺とやりあうというのか? 力だけは自信があるそうだが、魔力がない奴が勇者に勝てるわけがねぇだろうに。どうせなら雑魚ども全員でかかってこい。どうせ殺すんだからよ」
「五月蝿いっていってんだろ。耳が腐ってんのか豚野郎。それとも言葉が理解できないのか」
「…………ああ?」
「不愉快極まるんだよてめぇの鳴き声は。その舌の根を抜き取ってやるから、待ってろ」
「はっ! 屑の分際が俺とすぐに戦えると思っているのか?」
その言葉を合図に、エレーミアがドラニコス達の壁となるかのように前へ踏み出した。
「ふん……私の騎士剣術をみせて」
剣を構えた時には、すでにアギトは女騎士を間合いへとつめていた。
「へ? あ、この!!」
遅い。
対応も把握も。
そう言わんばかりにアギトの太刀が素早く右に払われる。
鍔迫り合うこともなく、エレーミアのロングソードは火花と金属音を奏でて、折れた先端部位の刀身が床に転がった。
「…………なっ、ぐはっ!?」
武器を無力化すると、続いて容赦なく蹴りを繰り出す。
鎧の上から腹部に突き刺さる衝撃が、彼女の内臓を幾つか潰し、吐血させながら床に倒した。
仰向けになるエレーミアの姿に、ドラニコスは叫ぶ。
「エレーミア!!」
「あ、がはっ、どら、にこ」
潰される。
顔面に目掛けての踏みつけ。
草薙アギトは脚力の全てを込める勢いで、エレーミアの顔を粉砕せしめた。
「アギトっ…………」
苦い顔になるセシル。
しかし、止めることはできない。
敬意はどうあれ、やられていたのはアギト達であり、報復する権利はある。
さらに言えば、今の彼に制止の言葉など耳にはいらないだろう。
その時のアギトは無愛想な表情だった。
いつもと変わらない、怖いくらいに普段通りの目付き。
それがどうしても畏怖させる。
彼にとって、こんなこと些細だと思うほどに、怒りに満ち足りているのだから。
やられたエレーミアにリーデシアが続く。
こいつはヤバイ。
ドラニコスの脅威になる。
そんな思考から来た、特攻じみた突撃は、魔法の効果を付与した鞭で行う。
まるで蛇のようなしなりを見せつけて、放たれる一撃がアギトの太刀に巻き付いた。
「武器を抑えたわ! ドラニコス! 今のう、ぎゃあ!!」
言いかけたところに、アギトが太刀を放り投げ、腰に差していた鞘を抜き取って振り下ろした。
頭を殴られたリーデシアは意外な打撃に混乱する。
敵の誰かが横槍をいれたのか?
そうとも考えた。
たしかに、流石にまずいと感じた冒険者の何人かが反応し、踏み込みかけていた。
けれど、助けがさしこまれることはなく、アギト自身ですべて解決していたのだ。
なによりも、鞘で殴り付けるというのは誰も考えたことのない発想だった。
その武術には息を飲まざるおえない。
厳密に言えば、ユグドラシェル大陸出身者には馴染みのない、東方武術の一端ではあるが。
ともあれ、頭部を激しく揺らされたリーデシアはふらつくと、更に殴打が叩きつけられた。
右左と交互に横からの打撃に、彼女はすぐに膝を屈する。
しかし倒れることをアギトはよしとしない。
空を舞う顎にむけて今度は蹴りあげ、胸ぐらを掴み、鞘を握りしめた拳で殴った。
勇者パーティの女魔法士も、顔面が変形し、この時点で気絶していた。
「リーデシア!! き、貴様ぁあ!!」
ドラニコスも怒りが溢れた。
自らの女達をここまで傷つけられ、我慢できるわけがない。
そんな正義感を胸に宿して。
ドラニコスは次元空間に収納していた武器を手に取る。
輝かしい栄光によって構築されているといっても、過言ではないほどに美しいランス。
その切っ先をアギトへと向けた。
「赦さん……断じて! お前は決めたぞ……ヒナノの目の前でなぶり殺しにしてやる!!」
ぐったりとしたリーデシアを放り捨て、ついでにその右腕を踏み砕き、鞭に送られている魔力を切断する。
単なる硬い縄になったそれを切り捨てて、アギトの太刀はドラニコスに向けられた。
「やってみろよ」
挑発に応える形だが、勇者は止まらない。
飛び出したランスの刺突が閃光と同じ速度で放たれて、アギトの心臓に目掛けて迫る。
寸前で、回避に成功。
鞘を囮にしてくるりと身体を横に回し、受け流すようにして凌いだ。
結果的に盾にされた鞘は粉砕し、ドラニコスは戦闘不能の二人を拾い上げることに成功した。
強い。
勇者の名前は伊達でなかった。
セシル達が素直に認める一方で、アギトの反応はほぼ無いに等しい。
「運がいいな。しかし、次はうまくいかせねぇ。カリン、二人の治療を頼む」
「はい! 二人ともしっかり!!」
聖職者カリンは頷いて治癒魔法を発動する。
横にされた二人の負傷が徐々に治っていくが、ダメージそのものは無くならない。
それを見ることなく、アギトは応えた。
「そうだな。次はお前潰すからな」
太刀を大上段に構えると、それを背負うようにしながら、身を低くする。
クラウチングスタートのような体勢で、灰色の瞳は真っ直ぐに向けた。
「どんなことをしても無意味だ! 俺のほうが速いんだよ!! 神槍ヴァル・デ・バラの錆びになることを、幸福に思いながら死ねぇえ!!」
再び、ドラニコスは突撃した。
さながら砲弾のような勢いで。
神槍の名に恥じぬ攻撃力を、あらゆる防御を無意味だろう。
ましてや太刀で受け止めるなど不可能に近い。
絶体絶命は確実で、最早どうにかできることはない。
しかし、セシル達が手を伸ばした、その瞬間である。
アギトが、吠えたのだ。
しかし実際には、アギトと勇者パーティという構図だろうか?
セシルとカイロルが続こうと前に出ようとするが、アギトがそれを制止する。
「悪いが手出ししないでくれ。あいつらは全部俺が殺す」
「そうかい。だがな、殺すことは見逃せねぇ。冒険者は殺人集団じゃないんでな」
そういうセシルの眼に当てられて、多少は頭が冷えたのか。
「…………ああ、そうだったな。なら半殺しにするから手を出すな」
アギトは誰かに介入されずに、勇者パーティを倒したかった。
そこだけは譲れないと、言わんばかりの表情を浮かべている。
しかし無茶振りにも程があると、セシルは思う。
勇者がどこまで腐っていようが、その実力は本物である。
第一あれほどの余裕。
合成魔獣が殺されても、まだなんとかなると思っているらしい。
「わかった。だがヤバくなったらアタシらは無条件で突っ込むからな」
「頼む」
「やってこいアギト」
勝てるかどうかも解らない戦いに行かせてよいものか?
その判断は完全にできていないが、 しかし、仲間のことを信じていたいセシルの心が決断させた。
アギトが前に出ると、ドラニコスは不敵に笑った。
「ふはははは!! まさか荷物持ちごときが俺とやりあうというのか? 力だけは自信があるそうだが、魔力がない奴が勇者に勝てるわけがねぇだろうに。どうせなら雑魚ども全員でかかってこい。どうせ殺すんだからよ」
「五月蝿いっていってんだろ。耳が腐ってんのか豚野郎。それとも言葉が理解できないのか」
「…………ああ?」
「不愉快極まるんだよてめぇの鳴き声は。その舌の根を抜き取ってやるから、待ってろ」
「はっ! 屑の分際が俺とすぐに戦えると思っているのか?」
その言葉を合図に、エレーミアがドラニコス達の壁となるかのように前へ踏み出した。
「ふん……私の騎士剣術をみせて」
剣を構えた時には、すでにアギトは女騎士を間合いへとつめていた。
「へ? あ、この!!」
遅い。
対応も把握も。
そう言わんばかりにアギトの太刀が素早く右に払われる。
鍔迫り合うこともなく、エレーミアのロングソードは火花と金属音を奏でて、折れた先端部位の刀身が床に転がった。
「…………なっ、ぐはっ!?」
武器を無力化すると、続いて容赦なく蹴りを繰り出す。
鎧の上から腹部に突き刺さる衝撃が、彼女の内臓を幾つか潰し、吐血させながら床に倒した。
仰向けになるエレーミアの姿に、ドラニコスは叫ぶ。
「エレーミア!!」
「あ、がはっ、どら、にこ」
潰される。
顔面に目掛けての踏みつけ。
草薙アギトは脚力の全てを込める勢いで、エレーミアの顔を粉砕せしめた。
「アギトっ…………」
苦い顔になるセシル。
しかし、止めることはできない。
敬意はどうあれ、やられていたのはアギト達であり、報復する権利はある。
さらに言えば、今の彼に制止の言葉など耳にはいらないだろう。
その時のアギトは無愛想な表情だった。
いつもと変わらない、怖いくらいに普段通りの目付き。
それがどうしても畏怖させる。
彼にとって、こんなこと些細だと思うほどに、怒りに満ち足りているのだから。
やられたエレーミアにリーデシアが続く。
こいつはヤバイ。
ドラニコスの脅威になる。
そんな思考から来た、特攻じみた突撃は、魔法の効果を付与した鞭で行う。
まるで蛇のようなしなりを見せつけて、放たれる一撃がアギトの太刀に巻き付いた。
「武器を抑えたわ! ドラニコス! 今のう、ぎゃあ!!」
言いかけたところに、アギトが太刀を放り投げ、腰に差していた鞘を抜き取って振り下ろした。
頭を殴られたリーデシアは意外な打撃に混乱する。
敵の誰かが横槍をいれたのか?
そうとも考えた。
たしかに、流石にまずいと感じた冒険者の何人かが反応し、踏み込みかけていた。
けれど、助けがさしこまれることはなく、アギト自身ですべて解決していたのだ。
なによりも、鞘で殴り付けるというのは誰も考えたことのない発想だった。
その武術には息を飲まざるおえない。
厳密に言えば、ユグドラシェル大陸出身者には馴染みのない、東方武術の一端ではあるが。
ともあれ、頭部を激しく揺らされたリーデシアはふらつくと、更に殴打が叩きつけられた。
右左と交互に横からの打撃に、彼女はすぐに膝を屈する。
しかし倒れることをアギトはよしとしない。
空を舞う顎にむけて今度は蹴りあげ、胸ぐらを掴み、鞘を握りしめた拳で殴った。
勇者パーティの女魔法士も、顔面が変形し、この時点で気絶していた。
「リーデシア!! き、貴様ぁあ!!」
ドラニコスも怒りが溢れた。
自らの女達をここまで傷つけられ、我慢できるわけがない。
そんな正義感を胸に宿して。
ドラニコスは次元空間に収納していた武器を手に取る。
輝かしい栄光によって構築されているといっても、過言ではないほどに美しいランス。
その切っ先をアギトへと向けた。
「赦さん……断じて! お前は決めたぞ……ヒナノの目の前でなぶり殺しにしてやる!!」
ぐったりとしたリーデシアを放り捨て、ついでにその右腕を踏み砕き、鞭に送られている魔力を切断する。
単なる硬い縄になったそれを切り捨てて、アギトの太刀はドラニコスに向けられた。
「やってみろよ」
挑発に応える形だが、勇者は止まらない。
飛び出したランスの刺突が閃光と同じ速度で放たれて、アギトの心臓に目掛けて迫る。
寸前で、回避に成功。
鞘を囮にしてくるりと身体を横に回し、受け流すようにして凌いだ。
結果的に盾にされた鞘は粉砕し、ドラニコスは戦闘不能の二人を拾い上げることに成功した。
強い。
勇者の名前は伊達でなかった。
セシル達が素直に認める一方で、アギトの反応はほぼ無いに等しい。
「運がいいな。しかし、次はうまくいかせねぇ。カリン、二人の治療を頼む」
「はい! 二人ともしっかり!!」
聖職者カリンは頷いて治癒魔法を発動する。
横にされた二人の負傷が徐々に治っていくが、ダメージそのものは無くならない。
それを見ることなく、アギトは応えた。
「そうだな。次はお前潰すからな」
太刀を大上段に構えると、それを背負うようにしながら、身を低くする。
クラウチングスタートのような体勢で、灰色の瞳は真っ直ぐに向けた。
「どんなことをしても無意味だ! 俺のほうが速いんだよ!! 神槍ヴァル・デ・バラの錆びになることを、幸福に思いながら死ねぇえ!!」
再び、ドラニコスは突撃した。
さながら砲弾のような勢いで。
神槍の名に恥じぬ攻撃力を、あらゆる防御を無意味だろう。
ましてや太刀で受け止めるなど不可能に近い。
絶体絶命は確実で、最早どうにかできることはない。
しかし、セシル達が手を伸ばした、その瞬間である。
アギトが、吠えたのだ。
3
お気に入りに追加
681
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
異世界で双子の勇者の保護者になりました
ななくさ ゆう
ファンタジー
【ちびっ子育成冒険ファンタジー! 未来の勇者兄妹はとってもかわいい!】
就活生の朱鳥翔斗(ショート)は、幼子をかばってトラックにひかれ半死半生の状態になる。
ショートが蘇生する条件は、異世界で未来の勇者を育てあげること。
異世界に転移し、奴隷商人から未来の勇者兄妹を助け出すショート。
だが、未来の勇者アレルとフロルはまだ5歳の幼児だった!!
とってもかわいい双子のちびっ子兄妹を育成しながら、異世界で冒険者として活動を始めるショート。
はたして、彼は無事双子を勇者に育て上げることができるのか!?
ちびっ子育成冒険ファンタジー小説開幕!!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
1話2000~3000文字前後になるように意識して執筆しています(例外あり)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
カクヨムとノベリズムにも投稿しています
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
食いつなぎ探索者〜隠れてた【捕食】スキルが悪さして気付いたらエロスキルを獲得していたけど、純愛主義主の俺は抗います。
四季 訪
ファンタジー
【第一章完結】十年前に突如として現れたダンジョン。
そしてそれを生業とする探索者。
しかしダンジョンの魔物も探索者もギルドも全てがろくでもない!
失職を機に探索者へと転職した主人公、本堂幸隆がそんな気に食わない奴らをぶん殴って分からせる!
こいつ新人の癖にやたらと強いぞ!?
美人な相棒、男装麗人、オタクに優しいギャルにロリっ娘に○○っ娘!?
色々とでたらめな幸隆が、勇名も悪名も掻き立てて、悪意蔓延るダンジョンへと殴り込む!
え?食ったものが悪すぎて生えてきたのがエロスキル!?
純愛主義を掲げる幸隆は自分のエロスキルに抗いながら仲間と共にダンジョン深層を目指していく!
本堂 幸隆26歳。
純愛主義を引っ提げて渡る世間を鬼と行く。
エロスキルは1章後半になります。
日間ランキング掲載
週刊ランキング掲載
なろう、カクヨムにも掲載しております。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる