剣と魔法の世界で、拳のみで最強になりました

見た目とステータス

なぜNPCであるナーガは、今俺の前に膝を就き挨拶をしているのだ？まさかラノベなんかで言う、異世界転移ってやつか？いや、でも俺はさっき、おもいっきりログインしたばかりだ、アップデートもなかったのになぜなんだ？

「我が君よ、如何されましたか？何処か具合でも？」

考えてる最中にいきなり質問されてビックリしたが、とりあえず状況把握をしなければいけないな…

「いや、問題ない。それよりもナーガよ。」

「はい」

「すまないが、今から緊急召集をする。今からそうだな…一時間後にお前達[四方鬼神徒(フォース・アポストル)]と、各階の[守護鬼将(ガーディアン・ロード)]を玉座の間に集めよ。それと[アサシン]のチタイを周辺調査に向かわせろ。」

「御意のままに」

そう言うと、ナーガはスッと反転し各元NPCを呼びに行った。

さてと、この一時間の間に自分の見た目とステータスを確認しよう
まず見た目だが鬼神なだけあって額から伸びる鋭利な角が２本と、口には鋭利な犬歯が２本
髪は背中まで伸びており色は黒に近い赤
体は筋骨粒々で身長は約2mってとこか、まだ人に近いが一番の問題が腕だ。
なんと両腕合わせて４本ある、体の見た目はランクアップしないとわからないのはわかるが、ランクアップして初めて自分の姿を見た時は
(何処のゲームのキャラだ！
あれか？惑星よりもデカイ敵の指を体全身で受け止めろと？無理を言いなさんなよ？
それともあれか？何処ぞの悪魔超人の出来損ないか？)
と思ったほどだ。

まぁ、腕のことは置いといて
服装だが、ズボンはよく鳶職の人などが履いているニッカポッカ風のズボンで靴は、下駄である
上半身に至っては着れないために肩に羽織る形で、はっぴに似たものを着けている。
４本の腕には、武器兼防具として籠手を装備しているが、見た目が無双してる風魔一族の頭領が着ける様なもの形である

最後にステータスだが、このような状態だ

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名前:凱空

種族:鬼神王

庇護:鬼神王の庇護

Lv:1000

HP:56932

MP:43285

物理攻撃:49235

特殊攻撃:29431

物理防御:50327

特殊防御:31072

俊敏性:63581

装備(上):鬼神王の羽衣

装備(下):百鬼夜行の袴

装備(腕)不動明王の籠手×4

装備(靴):魑魅魍魎の下駄

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となっている…改めて見ると完全に近接戦闘特化型であるのがよく分かる。自分でも馬鹿なんだろうかと思うほどだが、これで最強になってたのだ、仕方がないだろう。
さて、すでに30分は回っているためそろそろ玉座の間に向かうとしよう。