DT腐男子の妄想録

風枝ちよ

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家庭教師と保健体育

攻め目線

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「今日は、お母さんはいないのかな?」

俺は、生徒に質問した。
いつもはお母さんがお菓子を持ってくるのに、今日は来なかったからっていうのもあるけど……

「はい。仕事で遅くなるって……」
「ふうん?じゃあ、お父さ……いや、ごめん」

“お父さん”と言おうとして、やめた。

生徒の家は、母子家庭だ。
生徒が小さい頃、お父さんが浮気していたのがバレて、家を出て行ったらしい。

「あ、気にしてないですよ」
「そっか……」
「でも、どうして聞くんですか?」
「ちょっとね」

ヤバいヤバい。
俺の計画が失敗したら困る。

「ど、どんどん解こう!ほら、ここはね、円周角の定理で、」

俺は慌てて誤魔化した。

「お、ここあってる!でも、ここ違うね。カン違いじゃない?」
「ホントだ。気をつけないと……」

生徒は、飲み込みが早い。
教えたところは、すぐに理解する。

そして、美少年、なんだよな。
俺はいつの間にか、生徒に対して恋心とも呼べないような淡い思いを抱いていた。

一緒にいると、ドキドキする。
生徒の前では、格好つけたくなる。
気を引きたい、と思う。

恋。

そう気づいたとき同時に、絶望感を味わった。
俺は、男だ。
これは、絶対に叶わない恋なんだ。

でも、恋してしまったものは、すぐには消せない。

俺は、とてもモヤモヤした気持ちを抱えている。

「大丈夫?ぼーっとしてたみたいだけど」
「は、はい!大丈夫です」
「きつかったら言ってね」
「はい。ありがとうございます」

こういう時も、だめだ。
気遣いしたときに、俺を心配させたくなくて“大丈夫”と言う。
さらに、誰もいない家で2人っきりという状況を、意識してしまう。
そして、絶対に叶わない恋ということを思い出し、辛くなる。

「次の問題いこうか。次は、相似だね。苦手だったっけ?」
「そうですね、少し……」
「相似っていうのは、」

生徒は、頭がいい。
今まで悪かったのは、頭が悪かったんじゃなくて、やってなかっただけなんだ。
家庭教師を始めてから、成績が上がったらしい。

ふと、生徒の顔が赤くなる。
生徒が頭を少し振る。
少しして、顔がかなり赤くなる。

ブンブンブンッ

頭を振りまくっている。
下半身を見ると、股間あたりがはちきれそうになっていた。

これは、妄想しているな。
計画がうまくいきそうだ。

「だ、大丈夫?」
「はぁっ、はぁっ、………大丈夫、です」
「今日は珍しくあまり集中できてないね」
「すみません……」
「別の勉強しようか」
「別の、勉強?」

俺はそこでニヤリと笑い、

「保健体育だよ」

高らかに宣言した。



「………んっ…///」
「あれ、気持ちよくなってるの?ダメだよ。大事な勉強なんだから」
「…で、でもっ……//」

クチュクチュクチュ
俺は生徒の後ろに立っている。
俺は生徒の後ろから手を伸ばし、チンコをさすっている。

「集中して」
「ムリですっ///」

ヤバい、暴走してしまいそう……

「ここが、陰茎だね。いい?」
「はぁっ……は、はい///」

クチュクチュクチュ
我慢汁が、卑猥な音を立てる。

「ここは睾丸だね」
「……っ!//」

金玉を揉む。

「ちょっと暗くて見にくいね。向き変えようか」
「え?」

生徒の椅子は回るようになっている。
クルッと180度回転させ、部屋の中央に脚を向ける。
俺と向かい合う形になる。

「勉強を続けるよ。お、もう陰毛が生えてるんだね」
「み、見ないで……//」

ギンギンになったチンコを、俺は優しく撫でる。

「美味しそう……食べていい?」

パクッ
亀頭を口に含む。

「………!!///」
「おいひい……」
「いやっ……やめ、て……//」
「はい、やめます」

ここで突き放すのが俺の計画。

俺は椅子を回転させ、元に戻した。

「問題の続き解こうか。ほら、早く」

さらに急かす。

「どうしたの?言わないとわかんないよ?」

俺は、生徒が言うのを待つ。
卑猥なコトバを。

ドSだ。

自分でも、そう思う。

「何もない?だったら良いけど」
「あ、の……//」
「何?」
「舐めて、ください………//」
「どこを?」

生徒の赤くなった顔を見る。
俺は今、盛大にニヤついているんだろうな。。

「チ、チン、コ………///」

生徒の顔は、ゆでダコのようになっている。

「よく言えました」

俺はまた椅子を回し、向かい合わせる。

ペロッ
裏スジを舐める。

「……あっ!!!!///」

ビクッと、竿が震える。

ハムハム
金玉を甘噛みする。

「あうっ……///」

カウパーと俺の唾液で、ドロドロになる。

ジュボッ
肉棒を、口に吸い込む。

「……ぅ…////」

根元まで咥える。

ジュポジュポジュポ
出したり、入れたり、出したりする。

「…ぁんっ……//」
「ほうへふほ?ひーほ?」
「ぁ……咥えたまま、喋らない、で………///」

絶頂へと、駆け上らせる。

「……うあぁっ!////」

ドピュッ!!
俺の口の中に、精子がなだれ込む。

「ご、ごめん、なさい……//」

ゴックン

「ん?全然いいよ?むしろ大歓迎」

この味、大好きだ。

「ののの飲んだんですか?!」
「うん。なんで?」
「いやだって、汚いでしょ!?」
「おいしいよ?」
「そんな……///」

ガチャ
玄関が開く音がした。

「お母さん帰ってきたみたいだね。問題の続きしようか」

俺は椅子をもとどおりにする。
生徒は、赤い顔のまま、問題に向かう。

「次のテストでいい点取ったら、もっとすごいコトしてあげる」

俺は耳元でボソッと言った。
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