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家庭教師と保健体育
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「今日は、お母さんはいないのかな?」
家庭教師が、そんなことを聞いてきた。
たぶん、いつもはお母さんがお菓子を持ってくるのに、今日は来なかったからだろう。
「はい。仕事で遅くなるって……」
「ふうん?じゃあ、お父さ……いや、ごめん」
“お父さん”と言おうとして、言い淀んだ。
うちは、母子家庭だ。
僕が小さい頃(と言っても覚えてないから聞いた話なんだけど)、お父さんは、浮気していたのがバレて、家を出て行ったらしい。
「あ、気にしてないですよ」
「そっか……」
「でも、どうして聞くんですか?」
「ちょっとね」
………?
「ど、どんどん解こう!ほら、ここはね、円周角の定理で、」
誤魔化されたみたいだけど、僕は問題を解いた。
「お、ここあってる!でも、ここ違うね。カン違いじゃない?」
「ホントだ。気をつけないと……」
先生は、とても優しい。
間違ったところは僕がわかるまで教えてくれる。
そして、イケメン、なんだよね。
僕はいつの間にか、先生に対して恋心とも呼べないような淡い思いを抱いていた。
一緒にいると、ドキドキする。
先生の前では、格好つけたくなる。
気を引きたい、と思う。
恋。
そう気づいたとき同時に、絶望感を味わった。
僕は、男だ。
これは、絶対に叶わない恋なんだ。
でも、恋してしまったものは、すぐには消せない。
僕は、とてもモヤモヤした気持ちを抱えている。
「大丈夫?ぼーっとしてたみたいだけど」
「は、はい!大丈夫です」
「きつかったら言ってね」
「はい。ありがとうございます」
こういう時も、だめだ。
さりげない気遣い。
さらに、誰もいない家で2人っきりという状況を、意識してしまう。
そして、絶対に叶わない恋ということを思い出し、辛くなる。
「次の問題いこうか。次は、相似だね。苦手だったっけ?」
「そうですね、少し……」
「相似っていうのは、」
先生は教え方がとても上手い。
すうっと頭に入ってくる。
家庭教師を始めてから、成績が上がったんだよね。
でも今日は、集中できない。
親が家にいないから、つい、先生とのデートを、想像してしまう。
映画を観て、ゴハン食べながら感想言い合って、ショッピングしたりして、最後別れるときに、チ、チチチ、チュー!!!
うわあぁぁああぁっっ!!!!!!!
考えるだけで、顔が赤くなる。
ダメだ、集中しないと!
頭を振って、妄想を追い出す。
えーーっと、この問題は中点連結定理を使って、
中点連結定理?
チューテンレンケツテーリ?
チュー?
わああぁあぁぁっっ!!!!!
違う違う違う違う違う違う違う違うぅぅうぅ!!!!
何を考えてるんだ僕は!!!
中点連結定理で興奮するなんて!!
集中しないと!!!!!
ブンブンブンッ
頭をもげそうなくらい振りまくる。
煩悩を吹き飛ばす。
「だ、大丈夫?」
「はぁっ、はぁっ、………大丈夫、です」
「今日は珍しくあまり集中できてないね」
「すみません……」
「別の勉強しようか」
「別の、勉強?」
先生はそこでニヤリと笑い、
「保健体育だよ」
高らかに宣言した。
「………んっ…///」
「あれ、気持ちよくなってるの?ダメだよ。大事な勉強なんだから」
「…で、でもっ……//」
クチュクチュクチュ
僕は椅子に座っている。
先生は僕の後ろから手を伸ばし、チンコをさすっている。
「集中して」
「ムリですっ///」
今日の先生、なんか変だ。
「ここが、陰茎だね。いい?」
「はぁっ……は、はい///」
クチュクチュクチュ
我慢汁が、卑猥な音を立てる。
「ここは睾丸だね」
「……っ!//」
金玉を揉まれる。
「ちょっと暗くて見にくいね。向き変えようか」
「え?」
僕の椅子は回るようになっている。
クルッと180度回転し、部屋の中央に脚が向く。
先生と向かい合う形になる。
「勉強を続けるよ。お、もう陰毛が生えてるんだね」
「み、見ないで……//」
ギンギンになったチンコを、先生は優しく撫でる。
「美味しそう……食べていい?」
パクッ
亀頭を口に含まれる。
「………!!///」
「おいひい……」
「いやっ……やめ、て……//」
「はい、やめます」
え?
先生は椅子を回転させ、元に戻した。
「問題の続き解こうか。ほら、早く」
えぇっ??
「どうしたの?言わないとわかんないよ?」
そうか、先生は僕に言わせようとしてるんだ。
卑猥なコトバを。
それを見て、楽しむんだ。
ドSだ。
恥ずかしいから言いたくない。
でも、言わないと、このチンコがおさまらない。
「何もない?だったら良いけど」
「あ、の……//」
「何?」
「舐めて、ください………//」
「どこを?」
ニヤニヤしながら、僕の赤くなった顔を見ている。
「チ、チン、コ………///」
顔から湯気が出そうだ。
「よく言えました」
先生はまた椅子を回し、向かい合わせる。
ペロッ
裏スジを舐められる。
「……あっ!!!!///」
ビクッと、竿が震える。
ハムハム
金玉を甘噛みされる。
「あうっ……///」
カウパーと先生の唾液で、ドロドロになる。
ジュボッ
肉棒が、先生の口に吸い込まれる。
「……ぅ…////」
根元まで咥えられ、味わったことのない快感が全身を襲う。
ジュポジュポジュポ
出たり、入ったり、出たりする。
「…ぁんっ……//」
「ほうへふほ?ひーほ?」
「ぁ……咥えたまま、喋らない、で………///」
絶頂へと、駆け上る。
「……うあぁっ!////」
ドピュッ!!
先生の口の中に、出してしまった。
「ご、ごめん、なさい……//」
ゴックン
「ん?全然いいよ?むしろ大歓迎」
え?“ゴックン”?
「ののの飲んだんですか?!」
「うん。なんで?」
「いやだって、汚いでしょ!?」
「おいしいよ?」
「そんな……///」
ガチャ
玄関が開く音がした。
「お母さん帰ってきたみたいだね。問題の続きしようか」
先生が椅子をもとどおりにする。
僕は、衝撃が消えないまま問題に向かう。
「次のテストでいい点取ったら、もっとすごいコトしてあげる」
先生が耳元でボソッと言った。
家庭教師が、そんなことを聞いてきた。
たぶん、いつもはお母さんがお菓子を持ってくるのに、今日は来なかったからだろう。
「はい。仕事で遅くなるって……」
「ふうん?じゃあ、お父さ……いや、ごめん」
“お父さん”と言おうとして、言い淀んだ。
うちは、母子家庭だ。
僕が小さい頃(と言っても覚えてないから聞いた話なんだけど)、お父さんは、浮気していたのがバレて、家を出て行ったらしい。
「あ、気にしてないですよ」
「そっか……」
「でも、どうして聞くんですか?」
「ちょっとね」
………?
「ど、どんどん解こう!ほら、ここはね、円周角の定理で、」
誤魔化されたみたいだけど、僕は問題を解いた。
「お、ここあってる!でも、ここ違うね。カン違いじゃない?」
「ホントだ。気をつけないと……」
先生は、とても優しい。
間違ったところは僕がわかるまで教えてくれる。
そして、イケメン、なんだよね。
僕はいつの間にか、先生に対して恋心とも呼べないような淡い思いを抱いていた。
一緒にいると、ドキドキする。
先生の前では、格好つけたくなる。
気を引きたい、と思う。
恋。
そう気づいたとき同時に、絶望感を味わった。
僕は、男だ。
これは、絶対に叶わない恋なんだ。
でも、恋してしまったものは、すぐには消せない。
僕は、とてもモヤモヤした気持ちを抱えている。
「大丈夫?ぼーっとしてたみたいだけど」
「は、はい!大丈夫です」
「きつかったら言ってね」
「はい。ありがとうございます」
こういう時も、だめだ。
さりげない気遣い。
さらに、誰もいない家で2人っきりという状況を、意識してしまう。
そして、絶対に叶わない恋ということを思い出し、辛くなる。
「次の問題いこうか。次は、相似だね。苦手だったっけ?」
「そうですね、少し……」
「相似っていうのは、」
先生は教え方がとても上手い。
すうっと頭に入ってくる。
家庭教師を始めてから、成績が上がったんだよね。
でも今日は、集中できない。
親が家にいないから、つい、先生とのデートを、想像してしまう。
映画を観て、ゴハン食べながら感想言い合って、ショッピングしたりして、最後別れるときに、チ、チチチ、チュー!!!
うわあぁぁああぁっっ!!!!!!!
考えるだけで、顔が赤くなる。
ダメだ、集中しないと!
頭を振って、妄想を追い出す。
えーーっと、この問題は中点連結定理を使って、
中点連結定理?
チューテンレンケツテーリ?
チュー?
わああぁあぁぁっっ!!!!!
違う違う違う違う違う違う違う違うぅぅうぅ!!!!
何を考えてるんだ僕は!!!
中点連結定理で興奮するなんて!!
集中しないと!!!!!
ブンブンブンッ
頭をもげそうなくらい振りまくる。
煩悩を吹き飛ばす。
「だ、大丈夫?」
「はぁっ、はぁっ、………大丈夫、です」
「今日は珍しくあまり集中できてないね」
「すみません……」
「別の勉強しようか」
「別の、勉強?」
先生はそこでニヤリと笑い、
「保健体育だよ」
高らかに宣言した。
「………んっ…///」
「あれ、気持ちよくなってるの?ダメだよ。大事な勉強なんだから」
「…で、でもっ……//」
クチュクチュクチュ
僕は椅子に座っている。
先生は僕の後ろから手を伸ばし、チンコをさすっている。
「集中して」
「ムリですっ///」
今日の先生、なんか変だ。
「ここが、陰茎だね。いい?」
「はぁっ……は、はい///」
クチュクチュクチュ
我慢汁が、卑猥な音を立てる。
「ここは睾丸だね」
「……っ!//」
金玉を揉まれる。
「ちょっと暗くて見にくいね。向き変えようか」
「え?」
僕の椅子は回るようになっている。
クルッと180度回転し、部屋の中央に脚が向く。
先生と向かい合う形になる。
「勉強を続けるよ。お、もう陰毛が生えてるんだね」
「み、見ないで……//」
ギンギンになったチンコを、先生は優しく撫でる。
「美味しそう……食べていい?」
パクッ
亀頭を口に含まれる。
「………!!///」
「おいひい……」
「いやっ……やめ、て……//」
「はい、やめます」
え?
先生は椅子を回転させ、元に戻した。
「問題の続き解こうか。ほら、早く」
えぇっ??
「どうしたの?言わないとわかんないよ?」
そうか、先生は僕に言わせようとしてるんだ。
卑猥なコトバを。
それを見て、楽しむんだ。
ドSだ。
恥ずかしいから言いたくない。
でも、言わないと、このチンコがおさまらない。
「何もない?だったら良いけど」
「あ、の……//」
「何?」
「舐めて、ください………//」
「どこを?」
ニヤニヤしながら、僕の赤くなった顔を見ている。
「チ、チン、コ………///」
顔から湯気が出そうだ。
「よく言えました」
先生はまた椅子を回し、向かい合わせる。
ペロッ
裏スジを舐められる。
「……あっ!!!!///」
ビクッと、竿が震える。
ハムハム
金玉を甘噛みされる。
「あうっ……///」
カウパーと先生の唾液で、ドロドロになる。
ジュボッ
肉棒が、先生の口に吸い込まれる。
「……ぅ…////」
根元まで咥えられ、味わったことのない快感が全身を襲う。
ジュポジュポジュポ
出たり、入ったり、出たりする。
「…ぁんっ……//」
「ほうへふほ?ひーほ?」
「ぁ……咥えたまま、喋らない、で………///」
絶頂へと、駆け上る。
「……うあぁっ!////」
ドピュッ!!
先生の口の中に、出してしまった。
「ご、ごめん、なさい……//」
ゴックン
「ん?全然いいよ?むしろ大歓迎」
え?“ゴックン”?
「ののの飲んだんですか?!」
「うん。なんで?」
「いやだって、汚いでしょ!?」
「おいしいよ?」
「そんな……///」
ガチャ
玄関が開く音がした。
「お母さん帰ってきたみたいだね。問題の続きしようか」
先生が椅子をもとどおりにする。
僕は、衝撃が消えないまま問題に向かう。
「次のテストでいい点取ったら、もっとすごいコトしてあげる」
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