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美術部
攻め目線
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「ちわーっす!」
「美術室では静かにしようね?」
美術室に入ると、今日も先輩がカンバスに向かっている。
「わかったっす!」
俺の声に、先輩が少し迷惑そうな顔になる。
「で、先輩にお願いがあるんすけど」
「……何?」
先輩の目を見る。
先輩の目はすごく綺麗で、風景とかはこの人の目にはどう見えているんだろう。
多分俺なんかとは見え方が違うんだろうな。
「ちんこ見せてくださいっす!!」
先輩の顔が歪む。
「何?」
「ちんこっす! ちんこが見たいんすよ」
自分の見ればいいんじゃない? って顔をする。
自分のだと意味ないんすよ。
「自分のだとよくわかんないじゃないすか」
「なんで見たいの?」
「今度の作品で描こうと思うんすよ」
哀れみの視線。
蔑むような、避けるような。
凍るような、凍らせるような。
「だから、見せてくださいっす!」
先輩は色々迷ってたっぽいんだけど、俺が推したせいかわかんないけど、とにかく先輩のちんこが見られることになった。
俺すげえ。
「先輩のちんこって、綺麗っすね……」
先輩の赤い顔を下から覗く。
「早く終わらせてよ……///」
「まだ見てたいっす!」
スケッチブックと4Bの鉛筆を取り出す。
新しいままの紙に、先輩のちんこをなぞる。
鉛筆が紙を削る音が美術室の中に響く。
「ノーマル状態じゃなくて覚醒状態も見ときたいっすね」
何言ってるか自分でもわかってない。
「フェラしたら勃つんすかね?」
舌をチロ、と出す。
「嫌、なんすか……?」
「嫌じゃ、ないけど」
「ならいいじゃないすか!」
先輩のちんこを掴む。
れろ、と舌を這わせる。
「ん……っ///」
先輩の甘い声が鼻から抜ける。
「あれ、気持ちいいんすか?」
「…そんなこと、ないけど……っ!////」
れろれろ、と何度も舌を行き来させると、先輩のちんこが勃ち上がってくる。
「ちんこは気持ちいいって言ってるっすよ?」
「……ぁんっ!////」
クチュ、と先端を舐めると、先輩のちんこが跳ねる。
ちょっと可愛い、と脳が思う。
クチュクチュ、と舐める。
「ぁ……はんっ////」
「こんくらいでいいすかね」
チュパ、と音を立てて唇を離す。
大きくなったちんこを見ながら、スケッチブックに鉛を落としていく。
「裏ってこんななってるんすね……」
裏に出てる血管を視線で辿って、紙に写す。
「後ろも見ていいすか?」
「え?」
「後ろっす、後ろ」
先輩の身体は見た目以上に軽くて、簡単に動く。
「後ろも描くの…?」
「描かないわけないじゃないすか」
後ろも眺めて、スケッチブックに形をなぞる。
「……ひぁんっ!////」
触ると、柔らかく指が沈む。
「意外に柔いんすね」
「ん……ひゃふっ!?////」
舌を這わせるとピチョ、と水音がして。
「なんで、舐めてるの……っ///」
「ん? 参考になるじゃないすか」
何言ってるんだろ。
俺の中の常識的な部分は、変態的で非常識な欲望に掻き消される。
「ぁ…ゃんっ///」
ヌプ……ッ
「あひゃんっ!////」
先輩の中はあったかくて、柔らかく包まれて。
「なんで挿れてるの……///」
「参考っすね」
サンコーって言っておけば大丈夫な気がしていた。
俺は神。
中が絡んでくる。
「ん……ぁん…はぁっ////」
気付いたら入っていて、俺の理性はもう仕事してない。
「ゃっ! …んぁ……ぁっ////」
腰を動かすと先輩の中が吸い付いてくる。
現実味なんてないはずなのに、俺のちんこは先輩の中をきっぱりと感じている。
「ゃ……////」
奥を突く。
何が参考なのかよくわかんなくて、挿れていいのかもわかってなくて、ただ気持ちよくて。
俺のちんこは先輩の中に突き刺さっている。
奥をまた突く。
「ぁんっ!////」
ぐ、と深く入って。
中がきゅっと締め付けて。
「……んぁああっ!//////」
俺と先輩は、同時に絶頂を迎える。
意味わからないままに、俺は頭を白に染める。
俺の白を先輩に注ぐ。
「ちわーっす!」
後日。
また俺の声に先輩がうんざりした顔になる。
今日は大きめの封筒を持っている。
「もうちょっと静かにできないかな?」
「了解っす!!」
眉間の皺。
「つか先輩、聞いてほしいんすけど」
「どうしたの?」
「作品、完成したんすよ」
先輩の顔が少しだけ緩む。
「見せて?」
「でもなんか不完全っていうか、なんかアレなんすよ」
なんかアレって日本語変だな。
「いいから」
先輩が封筒を奪う。
中から紙の束を取り出して眺める。
『んっ…優馬ダメだってぇ……///』
『吹雪の肌って綺麗だな……///』
『んっ! ゃあんっ!////』
『吹雪……っ!///』
先輩の顔が、喜ばなきゃいけないのと嫌悪感に挟まれて複雑に歪む。
「どうすか?」
「モザイク入ってるけど?」
「モザイク入れないと消されるんで」
参考のために見た意味はなかった。
「けど、他は結構うまくないすか?」
「他は、ね」
先輩は優しく微笑む。
こういう表情を描いてみたい、と思った。
そのためには参考を見ねば。
「美術室では静かにしようね?」
美術室に入ると、今日も先輩がカンバスに向かっている。
「わかったっす!」
俺の声に、先輩が少し迷惑そうな顔になる。
「で、先輩にお願いがあるんすけど」
「……何?」
先輩の目を見る。
先輩の目はすごく綺麗で、風景とかはこの人の目にはどう見えているんだろう。
多分俺なんかとは見え方が違うんだろうな。
「ちんこ見せてくださいっす!!」
先輩の顔が歪む。
「何?」
「ちんこっす! ちんこが見たいんすよ」
自分の見ればいいんじゃない? って顔をする。
自分のだと意味ないんすよ。
「自分のだとよくわかんないじゃないすか」
「なんで見たいの?」
「今度の作品で描こうと思うんすよ」
哀れみの視線。
蔑むような、避けるような。
凍るような、凍らせるような。
「だから、見せてくださいっす!」
先輩は色々迷ってたっぽいんだけど、俺が推したせいかわかんないけど、とにかく先輩のちんこが見られることになった。
俺すげえ。
「先輩のちんこって、綺麗っすね……」
先輩の赤い顔を下から覗く。
「早く終わらせてよ……///」
「まだ見てたいっす!」
スケッチブックと4Bの鉛筆を取り出す。
新しいままの紙に、先輩のちんこをなぞる。
鉛筆が紙を削る音が美術室の中に響く。
「ノーマル状態じゃなくて覚醒状態も見ときたいっすね」
何言ってるか自分でもわかってない。
「フェラしたら勃つんすかね?」
舌をチロ、と出す。
「嫌、なんすか……?」
「嫌じゃ、ないけど」
「ならいいじゃないすか!」
先輩のちんこを掴む。
れろ、と舌を這わせる。
「ん……っ///」
先輩の甘い声が鼻から抜ける。
「あれ、気持ちいいんすか?」
「…そんなこと、ないけど……っ!////」
れろれろ、と何度も舌を行き来させると、先輩のちんこが勃ち上がってくる。
「ちんこは気持ちいいって言ってるっすよ?」
「……ぁんっ!////」
クチュ、と先端を舐めると、先輩のちんこが跳ねる。
ちょっと可愛い、と脳が思う。
クチュクチュ、と舐める。
「ぁ……はんっ////」
「こんくらいでいいすかね」
チュパ、と音を立てて唇を離す。
大きくなったちんこを見ながら、スケッチブックに鉛を落としていく。
「裏ってこんななってるんすね……」
裏に出てる血管を視線で辿って、紙に写す。
「後ろも見ていいすか?」
「え?」
「後ろっす、後ろ」
先輩の身体は見た目以上に軽くて、簡単に動く。
「後ろも描くの…?」
「描かないわけないじゃないすか」
後ろも眺めて、スケッチブックに形をなぞる。
「……ひぁんっ!////」
触ると、柔らかく指が沈む。
「意外に柔いんすね」
「ん……ひゃふっ!?////」
舌を這わせるとピチョ、と水音がして。
「なんで、舐めてるの……っ///」
「ん? 参考になるじゃないすか」
何言ってるんだろ。
俺の中の常識的な部分は、変態的で非常識な欲望に掻き消される。
「ぁ…ゃんっ///」
ヌプ……ッ
「あひゃんっ!////」
先輩の中はあったかくて、柔らかく包まれて。
「なんで挿れてるの……///」
「参考っすね」
サンコーって言っておけば大丈夫な気がしていた。
俺は神。
中が絡んでくる。
「ん……ぁん…はぁっ////」
気付いたら入っていて、俺の理性はもう仕事してない。
「ゃっ! …んぁ……ぁっ////」
腰を動かすと先輩の中が吸い付いてくる。
現実味なんてないはずなのに、俺のちんこは先輩の中をきっぱりと感じている。
「ゃ……////」
奥を突く。
何が参考なのかよくわかんなくて、挿れていいのかもわかってなくて、ただ気持ちよくて。
俺のちんこは先輩の中に突き刺さっている。
奥をまた突く。
「ぁんっ!////」
ぐ、と深く入って。
中がきゅっと締め付けて。
「……んぁああっ!//////」
俺と先輩は、同時に絶頂を迎える。
意味わからないままに、俺は頭を白に染める。
俺の白を先輩に注ぐ。
「ちわーっす!」
後日。
また俺の声に先輩がうんざりした顔になる。
今日は大きめの封筒を持っている。
「もうちょっと静かにできないかな?」
「了解っす!!」
眉間の皺。
「つか先輩、聞いてほしいんすけど」
「どうしたの?」
「作品、完成したんすよ」
先輩の顔が少しだけ緩む。
「見せて?」
「でもなんか不完全っていうか、なんかアレなんすよ」
なんかアレって日本語変だな。
「いいから」
先輩が封筒を奪う。
中から紙の束を取り出して眺める。
『んっ…優馬ダメだってぇ……///』
『吹雪の肌って綺麗だな……///』
『んっ! ゃあんっ!////』
『吹雪……っ!///』
先輩の顔が、喜ばなきゃいけないのと嫌悪感に挟まれて複雑に歪む。
「どうすか?」
「モザイク入ってるけど?」
「モザイク入れないと消されるんで」
参考のために見た意味はなかった。
「けど、他は結構うまくないすか?」
「他は、ね」
先輩は優しく微笑む。
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