DT腐男子の妄想録

風枝ちよ

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暗黒なる闇の戦士の休息

攻め目線

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今日はいる、かな?
オレはりんがいるはずの教室を覗く。
……いた。
近くの子に話しかけて呼んでもらう。
凛は何かを書いていたノートを閉じて歩いてくる。

「じゃ、行くか!」

オレはごく自然に歩き出す。
凛は慌ててついて行く。



「やっぱ屋上って気持ちいいよなぁ?」

前髪が風に吹かれる。
ファサ、とむしろうざったいんだけどな。

「何しに、来たんですか」
「ちょっとさ、君に話があって」

オレは凛のほうを向いた。
凛が緊張したような、困惑したような表情で見返してくる。

「何、ですか」
「好きな人とか……いる?」
「いない、です」

いない、のか。
てっきりいると思ってた。
昼休みいつも同じ人と遊んでるみたいだし。

「……先輩は、いるんですか?」

凛が訊いてきた。
棒読みなのは緊張してるからだよな?

「オレはいるよ?」
「どんな人ですか?」
「んーと……初めて見たときになんかぐっと来たっていうか、」

ぶっちゃけ一目惚れなんだけどね、と言う。
なんつーか好きになったんだよな。
そうですか、と凛は機械みたいな返事をする。

「話、終わったんですか?」
「終わってねーよ! むしろこれからが本題っつーか……」

自分の顔が赤くなるのがわかった。

「だからだな、オレはお前のことが、す

びゅう、と風が吹いた。
銀杏の真っ黄色な葉がパラパラと舞い堕ちる。
地面に敷き詰められていた葉たちも舞い上がって、空いっぱいに黄色が広がる。
オレは風に押されて、よろめいた。
凛も風に吹かれてよろめく。
凛はオレを支えようと手を伸ばす。
バランスを崩して倒れそうになる。
オレは凛を助けようとして、一緒に倒れこむ。
ふたりはどす、と屋上に倒れた。
目の前に凛の顔がある。

「……ぇ」
「…………っ!////」

ごめん、とかすまない、の前に、オレは戸惑って凛を見る。
凛の顔が赤くなる。
オレの手が凛の股間に当たっていて、凛の股間は微かに膨らんでいて。

「違うんです……////」

凛はそっと声を出した。
何が違うんだよ。

「……触っても、いいか?」

凛が答える前に、オレは手を動かす。
ズボンの上からスリスリとれる。
凛の股間が膨らんでいく。

「……んっ…///」
「脱がすよ」

凛のズボンとパンツを下ろす。
膨れた股間が顔を出す。
手のひらで凛の股間を包む。
先端から透明な液が垂れて、クチュ、と音を立てる。

「ぁっ…ゃんっ……はぁっ////」

クチュクチュクチュ
手を上下に動かす。
凛の顔がだらしなく緩む。

「…ゃあっ……せんぱ……んあっ!////」
「こっちも……いいかな」

凛の入口の周りをグリグリと押す。

「ひゃんっ…そこ、は……っ!///」

ヌプ…と指を中に入れる。
中はあったかい。
凛が嫌そうな、でも少しだけ気持ちいいような顔をする。

「……ぁっ…ゃんっ!////」

指を中で動かす。
凛の腰が幾度か跳ねて、声が漏れる。

「そろそろ、挿れるぞ」

ズボンを下ろす。
パンツも下げると、オレの膨らんだ股間が風に当たった。
股間を凛の入口に当てる。
クチュ、と音が出る。

「……んっ!////」

少しずつ中に入れていく。
凛は恥ずかしそうな顔になって、何かを我慢していて。
凛はぎゅっと目を瞑る。

「ごめん……大丈夫か?」

凛は微かに首を動かす。
よかった。
オレはズチュ、とゆっくり腰を動かす。

「んっ……ふっ…はぁんっ///」

ズチュッと中を擦る。
液体が音を立てる。

「ひゃ……ぁあんっ!////」

ず、と奥を突く。
中がいやらしく絡みついてくる。
ず、ず、ず。

「ぁっ…やぁっ……ひぁんっ////」

絡みつかれて、オレの股間は大きさを増す。
凛の股間から透明な液がトロトロと零れる。

「……凛///」

ふと、名前を呼んでいた。
凛が切ないような顔になる。
ズチュ、とまた突く。

「……すき、だ…………////」

奥を突くとねっとりと絡みつく。

「すきだ、凛……っ!///」

凛の奥を突く。
強くつよく。

「あっ…ゃんっ! ……ぁあんっ////」

すきだ、すきだ、と呟く。
昂ぶる。
パチュ、と腰を打つ。

「ぁっ……ゃっ…はぁっ////」

オレのがまた大きくなる。
凛の股間もビクンと跳ねて。

「ゃんっ……ぁああんっ!//////」
「……っ!////」

オレの熱を、凛の中に注ぐ。
凛の股間からも白い液が迸る。
グチュ、と中が音を立てる。



「凛。……好きだ」

オレは顔を赤くして、でもできるだけ真っ直ぐに凛を見て、言う。
風が柔らかく通り過ぎる。

「……ありがとう、ございます」

凛は俯いて視線を逸らす。
凛の視線の先で葉っぱがくるくるくるくる。
くるくる廻っている。

「返事、聞いてもいいか?」
「…………魔界の盟約に従ったら、考えてやろう」
「え?」

これはあれか…?
厨二病、とかいうやつか……?
すぅ、とオレは意を決して息を吸う。
右手を高く掲げる。
凛の驚いた顔。
オレだって恥ずいんだよ。

「魔界の盟約に従い……我、汝を我が従僕とせん……」

凛が驚いて目を見開いて。
……少し引いてる。
自分だってしてるんだろ。

「これで、いいか…?」

戸惑って訊く。
凛はもっと戸惑った顔をする。

「従僕より永遠とわなる下僕げぼくのがしっくりくるのだが……あ。しっくりきます」
「下僕でいいの?」
「はい!」

凛はきっぱりとした笑顔になる。
下僕でいいのか。
風が吹いて、銀杏の葉がパラパラと堕ちる。
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