DT腐男子の妄想録

風枝ちよ

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ヤバい夜這い

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隣で先輩が寝ている。
あーもう鎮まれ僕の本能。
やっちゃいけないってわかってるのに。
社会的生命を無視した本能は僕の身体を動かして先輩の近くに。
……寝てる。
なんでこんなにかっこいいの。
止まれって僕の身体。
理性が叫ぶ。
でも。
駄目なのに。
先輩が悪いんですよ?
舌が僕の制御下から離れて動き出す。

ピチャピチャ……

すいません先輩。
全ては舌が、本能が、先輩が悪いんです。
先輩の責任なんです。

ピチャ…ピチャピチャ……

先輩の頭が微妙に動く。

「ん…起きたかな。起きてないよね? 寝ろ」

寝ろ。
せっかくこんなに可愛い後輩が耳を舐めてやってんだろうが!!
喜べ!!!
舌が伸びる。
先輩の形のいい耳の輪郭をなぞる。
甘いような塩っぱいような。

ピチャピチャ

先輩がぴくぴくする。
さっき寝ろっつっただろうが何起きてきてんだよ舐めるぞ!
寝てるフリの寝顔もかっこいいなぁ。
舐めたい。

「先輩……起きてますよね?」
「うん」
「耳、気持ちいいですか?」
「気持ち悪くはないね」

できれば耳以外のところも舐めてほしい、みたいな顔をする。

「耳以外のところも舐めてほしいんですか? 先輩は変態ですね」

僕は先輩のズボンを下ろそうとする。
先輩が止めて、小声で言う。

「まってお前、他のやつ起きるだろ」

先輩は小心者だなぁ。
後輩が頑張ってるのにそれに応えないんですか。

「声抑えてれば大丈夫ですよ」

僕は先輩のズボンを脱がす。
先輩の下半身が起き上がっている。

「もう勃ってるじゃないですか……変態」

ピチャ、と音を立てて舐める。
変な味。
かっこいいのに下半身は汚いんですね。
先輩は僕の尻を掴む。

「ひゃんっ!///」
「紫陽花、声でかいぞ」
「ん……だって…///」

先輩が穴を舐める。
羞恥が僕の顔を赤くする。

「んっ…んん……///」

舌が中に入ってくる。
先輩の温もりが中を暖める。
熱が伝わっている。

「せんぱ、…ぁんっ///」

脳が飛ぶ。
穴が締まって先輩の舌を余計に感じてしまう。

「もう…今度は僕の番ですからね」

僕は先輩の上に馬乗りになる。
先輩の下半身を自分の穴に当てる。
クチュ、と音が出る。

「ほら、気持ちいいですか?」

クチュクチュ、と僕は腰を動かして先輩の下半身の先端を責める。
僕の穴がキュンキュンと鳴く。
先輩の下半身を欲しがっている。

「挿れたい、ですか……?」
「挿れたい…頼む」

先輩が切なく言う。
やっぱり挿れてほしいんですねー。
先輩はそういう人間だったんですねー。
後輩に切なく挿れてと頼むようなそんな卑屈で卑怯で卑猥な人間だったんですねー。
きもちわる。

「そんなに挿れたいんですか……この変態が」

罵倒してあげると先輩は切なくニヤける。
ほんとに変態。

「ん……ひぁっ////」

腰をゆっくり下ろす。
下半身が入ってくる。

「んっ…どう、ですか?///」
「動かないとわからない、かなぁ」

え。
なにこの先輩。
動かなくてもわかるよね?
わかんないの?
何なの?
糞なの?
糞か。
この糞野郎が。
…………糞が。
腰を動かす。
一度上に引き、落とす。
グチュ、と音が出る。
液が溢れる。

「んっ……気持ちいいんでしょ///」
「スライドとかしたら?」

前後に腰を動かす。
グチョグチョ、と液が出る。

「早くイってくださいよぉ……ぁん///」
「紫陽花のほうが先にイくんじゃね?」
「そんなわけ、な、……ぁはっ////」

グチュッグチュッ……

「んっ…ふっ……あぁんっ/////」
「イきそう?」
「なわけ、……んっ…!!///////」

ビクン、と腰が震える。
中を先輩の下半身が抉る。

「イった?」
「イってない……です///」
「そうか?」

先輩は上半身を起こす。
奥に下半身が入って、僕の中が削られる。
先輩は僕の身体を倒す。

「僕が責めたかったのに……///」
「変態だな」

先輩が腰を押し込む。
グチュ、と液が混ざる。

「んっ……ふ////」

グチュグチュグチュ

「ぁん…ぁ……はぁっ////」

腰を打つ。
先輩の下半身が僕の奥を突く。

「んっ…きもちい、……ぁっ////」

奥を突いて拡げて。

「ぁ…ゃんっ……/////」
「ヤバい、出そう……///」
「はぁんっ…来てくださ、い……っ/////」

先輩の下半身が膨らむ。

「出る…っ/////」
「はぁっ…ぁんんっ//////」

ビクン、と体が痙攣する。
先輩の下半身から白が中に爆ぜる。



「気持ちよかった、ですか?」
「まあな」
「合宿の夜に後輩襲うなんて最悪ですね」
「お前が襲ってきたんだろ」

変態じゃないですか、そんなの。

「だからお前は変態なんだよ」
「むぅ……」
「んで、」
「ふぇ?」
「もっかい、するか?」
「……変態ですね」

ふたりの変態は仲良く繋がったのでした。
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