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番外編:過去編 5人の想い出
穏やかな木のように。
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僕はタツキ。小学一年生だ。幼馴染みの、ユウトと、アカネ、ミツキ、ヒトシが同じクラスだ。クラスに五人一緒だったと聞いたときは、とてもはしゃいだ。何て運がいいんだ。
夏休みには、自由研究の一環として、虫取りに行った。ほしいのは、カブトムシとクワガタだ。それぞれ、雄と雌、一匹ずつ掴まえられた。そして、ひときわ大きいくぬぎの木の下で誓ったんだ。
「これからも、ずっと友達でいよう!絶対だからね。」
「うん!破ったら、針1億本飲ます!」
「指切りゲンマン、ハリセンボンのーます!」
みんなでそんな約束を、交わした。
夏休みには、自由研究の一環として、虫取りに行った。ほしいのは、カブトムシとクワガタだ。それぞれ、雄と雌、一匹ずつ掴まえられた。そして、ひときわ大きいくぬぎの木の下で誓ったんだ。
「これからも、ずっと友達でいよう!絶対だからね。」
「うん!破ったら、針1億本飲ます!」
「指切りゲンマン、ハリセンボンのーます!」
みんなでそんな約束を、交わした。
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