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第一章
16.日々の行動って大事だよな
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「呼んできたぞ駆」
「あぁ、ありがとうな響」
響の後ろから出てきた響に礼を言う。
「じゃあ俺は本読んでるから透、弘またな。あっ、連絡先の交換はまた後でもいいか?」
「オッケー。大丈夫だよ」
「うん。」
そして俺が移動しようとすると
「ってちょっと待って!駆無視とか酷くないか!?」
「っち」
響が俺に声をかけてきた。さらっとスルーできないかと思ったがさすがに無理だったか。
「いや、舌打ちとか鬼か!?」
「気のせいだろ。細かい事を気にしてるとハゲるぞ?」
別に意識してやった訳じゃない。ついつい出したしまっただけだ。だからセーフだ(暴論)。
「いやいや、そんな訳ないだろ。今明らかに舌打ちしたよな。てか流石に禿げはしないだろ」
「響お前一体何やらかしたんだ?」
「え!何で俺がやらしかた前提!?」
「いや駆と響だとしたら。なぁ?」
響が援護射撃をしてくれる。よしもっと言ってやれ
「ひっでぇな。なぁなぁ、弘~こいつらの俺の扱いが酷くね?」
響は響で弘に援護を求めている。というかお前も弘と仲良いのかよ。いや、こいつらの性格なら納得だな
「えーっと、ごめん。僕よく分かんないや」
「えーそこは慰めてくれよ。くっそ~俺の味方は誰もいないのかよ。」
期待してた弘に援護をしてもらえず悲嘆する響。俺としてはどうでもいいのでほったらかして座る為に空いてる席に移動する。
響の近くに座る事になるカウンター席は避けて、近くにあった四人席に座る事にした。店の端にある席に座ろうかとも思ったがわざわざ移動するのが面倒なのでやめておいた
それと座る位置は少しだけ気をつけた。位置によっては読んでる本が見えかねないから透達から見て俺の背中が見えない位置になるようにした。
俺が席に着いて鞄を隣に下ろすと響が近づいてきて俺が座ってる席のテーブルにグラスを置く。
「ほい、これ俺のサービスな。新作のすももジュースだ。桃よりも酸っぱいけど暑いこの季節には飲みやすいと思うぞ」
「あぁ、そうか。」
そういえばサービスするとか何とか言ってたな。透がいる事に驚いて完成に忘れてたな。
「それじゃあ俺は本を読から早く戻ったらどうだ?」
「別にお客は少ないから店の心配はしなくて大丈夫だぞ」
「いや、そう言う意味じゃねよ。」
BLを読みたいのにお前がいたら読めねぇだろが。てか今日一日の行動を振り返ってみて普通に話しかけられるお前の精神に驚きだわ
「本読むのに邪魔だって言ってんだよ」
「えー酷くね?てか何読むんだ?この前教えてくれた盾の英雄の成り上がりとかか?」
「………」
面倒くせえからもう無視する事にした。
「おーい。か~け~る」
「………」
「なぁなぁ、かけ………あ、すいません。大人しく戻ります」
さすがにうざかったので睨んだら静かになってカウンター席に戻っていく
「はぁ」
ようやく静かになってゆっくりと本を読めそうなので鞄から本を取り出そうとしたらテーブルのグラスが目についた。
響がさっき出したやつだな。確かすもものジュースだったか?てか桃じゃなくてすももって珍しいな。
まぁ出されたものを残すのは悪いし、喉も渇いてるからもらうか
「うまい」
響が言ってたとおり確かに桃と比べると酸っぱいけど今の暑い季節だと後味がスッキリしていて飲みやすい。
それに赤い色が綺麗で女子人気出そうだな。まぁ、帳は人が少ない事が多いからあんまり意味がない気もするけどな
すももジュースを飲んで喉も潤ったので鞄からBLを取り出す。
これは昼に図書館で読んだのとは別の作品だ。これはアニメ化もされている作品で俺も結構気に入ってるから結構嬉しかったんだよな。
この作品なら昼間に読んだのと違って変に意識が途切れる事はないだろう。それにエロ描写がないからもし万が一に知り合いに見られてもパッと見じゃBLだとバレないだろうからそう言った事を心配しないで済む。
「あぁ、ありがとうな響」
響の後ろから出てきた響に礼を言う。
「じゃあ俺は本読んでるから透、弘またな。あっ、連絡先の交換はまた後でもいいか?」
「オッケー。大丈夫だよ」
「うん。」
そして俺が移動しようとすると
「ってちょっと待って!駆無視とか酷くないか!?」
「っち」
響が俺に声をかけてきた。さらっとスルーできないかと思ったがさすがに無理だったか。
「いや、舌打ちとか鬼か!?」
「気のせいだろ。細かい事を気にしてるとハゲるぞ?」
別に意識してやった訳じゃない。ついつい出したしまっただけだ。だからセーフだ(暴論)。
「いやいや、そんな訳ないだろ。今明らかに舌打ちしたよな。てか流石に禿げはしないだろ」
「響お前一体何やらかしたんだ?」
「え!何で俺がやらしかた前提!?」
「いや駆と響だとしたら。なぁ?」
響が援護射撃をしてくれる。よしもっと言ってやれ
「ひっでぇな。なぁなぁ、弘~こいつらの俺の扱いが酷くね?」
響は響で弘に援護を求めている。というかお前も弘と仲良いのかよ。いや、こいつらの性格なら納得だな
「えーっと、ごめん。僕よく分かんないや」
「えーそこは慰めてくれよ。くっそ~俺の味方は誰もいないのかよ。」
期待してた弘に援護をしてもらえず悲嘆する響。俺としてはどうでもいいのでほったらかして座る為に空いてる席に移動する。
響の近くに座る事になるカウンター席は避けて、近くにあった四人席に座る事にした。店の端にある席に座ろうかとも思ったがわざわざ移動するのが面倒なのでやめておいた
それと座る位置は少しだけ気をつけた。位置によっては読んでる本が見えかねないから透達から見て俺の背中が見えない位置になるようにした。
俺が席に着いて鞄を隣に下ろすと響が近づいてきて俺が座ってる席のテーブルにグラスを置く。
「ほい、これ俺のサービスな。新作のすももジュースだ。桃よりも酸っぱいけど暑いこの季節には飲みやすいと思うぞ」
「あぁ、そうか。」
そういえばサービスするとか何とか言ってたな。透がいる事に驚いて完成に忘れてたな。
「それじゃあ俺は本を読から早く戻ったらどうだ?」
「別にお客は少ないから店の心配はしなくて大丈夫だぞ」
「いや、そう言う意味じゃねよ。」
BLを読みたいのにお前がいたら読めねぇだろが。てか今日一日の行動を振り返ってみて普通に話しかけられるお前の精神に驚きだわ
「本読むのに邪魔だって言ってんだよ」
「えー酷くね?てか何読むんだ?この前教えてくれた盾の英雄の成り上がりとかか?」
「………」
面倒くせえからもう無視する事にした。
「おーい。か~け~る」
「………」
「なぁなぁ、かけ………あ、すいません。大人しく戻ります」
さすがにうざかったので睨んだら静かになってカウンター席に戻っていく
「はぁ」
ようやく静かになってゆっくりと本を読めそうなので鞄から本を取り出そうとしたらテーブルのグラスが目についた。
響がさっき出したやつだな。確かすもものジュースだったか?てか桃じゃなくてすももって珍しいな。
まぁ出されたものを残すのは悪いし、喉も渇いてるからもらうか
「うまい」
響が言ってたとおり確かに桃と比べると酸っぱいけど今の暑い季節だと後味がスッキリしていて飲みやすい。
それに赤い色が綺麗で女子人気出そうだな。まぁ、帳は人が少ない事が多いからあんまり意味がない気もするけどな
すももジュースを飲んで喉も潤ったので鞄からBLを取り出す。
これは昼に図書館で読んだのとは別の作品だ。これはアニメ化もされている作品で俺も結構気に入ってるから結構嬉しかったんだよな。
この作品なら昼間に読んだのと違って変に意識が途切れる事はないだろう。それにエロ描写がないからもし万が一に知り合いに見られてもパッと見じゃBLだとバレないだろうからそう言った事を心配しないで済む。
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