ゴーストキッチン『ファントム』
レストランで働く俺は突然職を失う。
しかし縁あって「ゴーストキッチン」としてレストランを始めることにした。
本来「ゴーストキッチン」というのは、心霊なんかとは何の関係もないもの。
簡単に言えばキッチン(厨房)の機能のみを持つ飲食店のこと。
店では料理を提供しない、お客さんへ食べ物を届けるのはデリバリー業者に任せている。
この形態は「ダークキッチン」とか「バーチャルキッチン」なんかの呼び方もある。
しかし、数か月後、深夜二時になると色々な訳アリの客が注文をしてくるようになった。
訳アリの客たち・・・なんとそのお客たちは実は未練を持った霊達だ!!
そう、俺の店は本当の霊(ゴースト)達がお客様として注文する店となってしまった・・・
俺と死神運転手がキッチンカーに乗って、お客の未練を晴らして成仏させるヘンテコ・レストランの物語が今始まる。
しかし縁あって「ゴーストキッチン」としてレストランを始めることにした。
本来「ゴーストキッチン」というのは、心霊なんかとは何の関係もないもの。
簡単に言えばキッチン(厨房)の機能のみを持つ飲食店のこと。
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