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2章 宇宙へ
第10話 逃走犯
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白い蒸気が捕まっている男の口の中に入った。
大男はうめき声を上げた。
そして近くの宇宙警察管のレーザー銃を掴んだ。
「あっ!こいつ何をするんだ!」
警察官と大男は揉み合いになった。
大男は手錠をかけられているのに、怪力で警察管を持ち上げ、叩き落とした。
怪力で手錠を壊し、外した。
「うわ!ジル!あの大男、手錠を壊しちゃった。暴れている!」
「キュー。隠れろ。巻き込まれると危ない」
大男は叩きつけた警官のレーザーガンを奪い逃走した。
辺りは騒然となり、アナウンスが響いた。
(ただ今、凶悪犯が銃を持って逃走中。皆さん、部屋に戻り避難してください。繰り返します・・)
コングがやってきた。
「何があったんだ?ジル」
「コング。大男が銃を奪って、逃走している。俺達の前で起きたんだ。ちいは?」
「部屋にいる。怖がっている」
「キュー。ちいの所へ行ってくれ。一人じゃかわいそうだ」
「分かった。ジル。いってくる」
「これは部屋までの地図だ」コングは地図を渡した。
「じゃあ、急いで行ってくる!」
ジルとコングは武器を持ってなかった。
ここでの武器の所持は禁止されているとアシュタールが預かっているのだ。
そこへ、ショーン捜査官がやってきた。
宇宙警察と話している。
「君たちは?一般人かね」ショーンがコング達に尋ねた。
「何か力になれないかと。戦闘なら慣れている」
「うむ・・しかし・・」
「ショーン捜査官!男の身元が分かりました。シリウス星人のバックヤーという男です。サマース星で強盗を繰り返したらしいです」
「そうか。そいつに黒の魔族の魂が乗り移ったのか。これは厄介だぞ」
「黒の魔族・・黒の魔族がいるのか?」コングが聞いた。
「そうだ。魂となり、人に乗り移る事で活動している。黒の魔族のエイリアンもいるが、魂だけのやつらもいるんだ」
そこへアシュタールがやってきた。
「アシュタール様!」ショーンが頭を下げた。
「大変な事になりましたね。ただでさえ、凶悪な人物に黒の魔族の魂」
「はい。今、宇宙警察が追っております」
「アシュタールさん。武器を返してくれませんか?俺達も戦います」とジル。
「う~ん。もし、あなた達の武器で一般の方が怪我をされると、重い罪になるのですよ」
「何もできないのか・・」ジルはしょげた。
「この人たちは誰です?アシュタール様」
「戦闘のプロです。あのマウル星の魔族、バロンを倒したチームです」
「え!あのバロンを!そりゃすげー。よし。このバッチを渡すよ。特別捜査官の称号バッチだ。これを持っていれば、武器の所持も認められる。アシュタール様、良いですよね?」
「うむ。良いでしょう」
「ほい。バッチだ。派手に暴れてくれ!」
ジルとコングは特別捜査管になってしまった。
「もう2人分も貰えるかい?まだ仲間がいるのでね」とジル。
「まだいるのかい?では2人分」
大男はうめき声を上げた。
そして近くの宇宙警察管のレーザー銃を掴んだ。
「あっ!こいつ何をするんだ!」
警察官と大男は揉み合いになった。
大男は手錠をかけられているのに、怪力で警察管を持ち上げ、叩き落とした。
怪力で手錠を壊し、外した。
「うわ!ジル!あの大男、手錠を壊しちゃった。暴れている!」
「キュー。隠れろ。巻き込まれると危ない」
大男は叩きつけた警官のレーザーガンを奪い逃走した。
辺りは騒然となり、アナウンスが響いた。
(ただ今、凶悪犯が銃を持って逃走中。皆さん、部屋に戻り避難してください。繰り返します・・)
コングがやってきた。
「何があったんだ?ジル」
「コング。大男が銃を奪って、逃走している。俺達の前で起きたんだ。ちいは?」
「部屋にいる。怖がっている」
「キュー。ちいの所へ行ってくれ。一人じゃかわいそうだ」
「分かった。ジル。いってくる」
「これは部屋までの地図だ」コングは地図を渡した。
「じゃあ、急いで行ってくる!」
ジルとコングは武器を持ってなかった。
ここでの武器の所持は禁止されているとアシュタールが預かっているのだ。
そこへ、ショーン捜査官がやってきた。
宇宙警察と話している。
「君たちは?一般人かね」ショーンがコング達に尋ねた。
「何か力になれないかと。戦闘なら慣れている」
「うむ・・しかし・・」
「ショーン捜査官!男の身元が分かりました。シリウス星人のバックヤーという男です。サマース星で強盗を繰り返したらしいです」
「そうか。そいつに黒の魔族の魂が乗り移ったのか。これは厄介だぞ」
「黒の魔族・・黒の魔族がいるのか?」コングが聞いた。
「そうだ。魂となり、人に乗り移る事で活動している。黒の魔族のエイリアンもいるが、魂だけのやつらもいるんだ」
そこへアシュタールがやってきた。
「アシュタール様!」ショーンが頭を下げた。
「大変な事になりましたね。ただでさえ、凶悪な人物に黒の魔族の魂」
「はい。今、宇宙警察が追っております」
「アシュタールさん。武器を返してくれませんか?俺達も戦います」とジル。
「う~ん。もし、あなた達の武器で一般の方が怪我をされると、重い罪になるのですよ」
「何もできないのか・・」ジルはしょげた。
「この人たちは誰です?アシュタール様」
「戦闘のプロです。あのマウル星の魔族、バロンを倒したチームです」
「え!あのバロンを!そりゃすげー。よし。このバッチを渡すよ。特別捜査官の称号バッチだ。これを持っていれば、武器の所持も認められる。アシュタール様、良いですよね?」
「うむ。良いでしょう」
「ほい。バッチだ。派手に暴れてくれ!」
ジルとコングは特別捜査管になってしまった。
「もう2人分も貰えるかい?まだ仲間がいるのでね」とジル。
「まだいるのかい?では2人分」
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