6 / 14
2章 宇宙へ
第6話 アシュタール
しおりを挟む
「コング!」ちいとキューは歓喜した。
「大丈夫か?」ジルも心配した。
「よく来たな。アーリー、やるな」ドラゴンが言った。
「う~。疲れた~」
「ここは何だ。ドラゴン?」コングが言った。
「ここは神の国だ。時期に誰か来る。俺は運ぶのが仕事。じゃあな」ドラゴンは飛び立とうとした。
「ま、待ってくれ!なんの説明もないのか?」コングが狼狽した。
ドラゴンが無情にも飛び去ってしまった。
コング、キュー、ちい、ジルは薄暗い宮殿の前で立ちすくんだ。
アーリーは涙ぐんでいる。
「どうした。アーリー」コングが聞いた。
「僕の役目は終わりました。皆さんと会えるのも最後かも・・」
「え!アーリー、どこ行くの?また会えるでしょ?」ちいが言った。
「皆さん、元気で。ありがとう。いつか、僕の事が懐かしくなったら・・ホイッスルを思い出して。夢の中で会えると思うから」アーリーは翼を広げ、羽ばたいて行った。
「アーリーどうしたのだろう?別れみたいに・・」キューが言った。
「ホイッスル・・吹いてみようかしら」ちいはホイッスルを吹いてみた。
しばらく、笛の音の余韻が残る。
アーリーが降りてきた。羽ばたいて。
「いや、早いでしょ・・吹くの・・」アーリーは気まずそうだ。
「アーリー、元気でな。またな」ジルが行った。
「もう、会えない感じなんだよ。じゃ~ね~。今度こそ」
アーリーは再び羽ばたいて行った。
「また吹こうかしら」
「もう、やめとけ。彼も困るよ」ジルが言った。
「あれ、あれは星?」ちいは遠くに光る地球に似た星を指さした。
「ホントだ。なんかあるね」ジルが言った。ジルは星を見たことがなかった。
「あれは、あなた達の星、マウル星だ」
突然、宮殿の中から人が現れた。
民族衣装のような姿の人だ。
「そなた達の勇気、見事である。私はアシュタールと言います。付いてきてください。案内する」
「うむ。付いて行こう」
4人は宮殿の内部に入った。
大きな扉があった。
大きな音を立てて、扉が開いた。
「どうぞ。皆さん中へ」
皆が扉に入ると、ズシンと衝撃があり、振動した。
「むむむ!これは!」コングが側の柱につかまった。
「エレベーターね!小さい小窓から、昇っているのが見えるわ!」
「そう宇宙エレベーターです。ドラゴンがマウル星の大気圏を出た所まで、来てくれました。後はこの宇宙エレベーターで我々の基地まで移動します
「おい!ちんぷんかんぷんだぞ!俺は神の国でフルーツをつまみながら、女の人が踊っている所を、寝そべって過ごせると思ったのだぞ!」コングが言った。
「コング・・そんな考えを・・」キューが言った。
「よかろう。宇宙エレベーターは到着まで少々時間がかかる。説明しましょう。たしかに宮殿が無事な時は、あなたが言ったような楽園のような所はあった。だが過去だ。今はない。攻撃されたのだ。あなた達事は知っています。黒の国の魔物を撃退された。早くからあなた達に来てもらいたく、時間と空間をコントロールしていました。アーリーも神の鳥です。あなた達を助ける為、私達が送り込みました」
「アーリーは無事?」キューが言った。
「大丈夫。もう役目が終わって神の所へ行きました。ここまで皆さんが到着するまでの役目の鳥です。黒の国のボス、バロンは宇宙の支配者の手先です。宇宙にはまだまだ大元の悪がおる。今、我々は大事な局面にいる。黒の魔族、ジリア―族星人が宇宙を支配している」
「あの・・ここは地球ってありますか?私の住んでいる地球は・・」
「ちいさんですね。あなたは違う宇宙から来たのです。ミンク―の国とあなたのいた地球。まったく違う宇宙です。宇宙はたくさんあります」
「火星、水星、月とかも?」
「そうです。違う宇宙です。だが、あなたの銀河系の宇宙にも我々は精通しています。多くの仲間がいます。そして・・」
ド、ドドン!エレベーターが激しく揺れた。
「まずい。上昇中に敵の攻撃が来てしまった」アシュタールが外と見て言った。
「エレベーターを停止せねば・・」
小窓から爆発している炎が見える。
コングはマスターブレードを肩からおろし、握りしめた。
ジルも弓矢をだした。
「大丈夫か?」ジルも心配した。
「よく来たな。アーリー、やるな」ドラゴンが言った。
「う~。疲れた~」
「ここは何だ。ドラゴン?」コングが言った。
「ここは神の国だ。時期に誰か来る。俺は運ぶのが仕事。じゃあな」ドラゴンは飛び立とうとした。
「ま、待ってくれ!なんの説明もないのか?」コングが狼狽した。
ドラゴンが無情にも飛び去ってしまった。
コング、キュー、ちい、ジルは薄暗い宮殿の前で立ちすくんだ。
アーリーは涙ぐんでいる。
「どうした。アーリー」コングが聞いた。
「僕の役目は終わりました。皆さんと会えるのも最後かも・・」
「え!アーリー、どこ行くの?また会えるでしょ?」ちいが言った。
「皆さん、元気で。ありがとう。いつか、僕の事が懐かしくなったら・・ホイッスルを思い出して。夢の中で会えると思うから」アーリーは翼を広げ、羽ばたいて行った。
「アーリーどうしたのだろう?別れみたいに・・」キューが言った。
「ホイッスル・・吹いてみようかしら」ちいはホイッスルを吹いてみた。
しばらく、笛の音の余韻が残る。
アーリーが降りてきた。羽ばたいて。
「いや、早いでしょ・・吹くの・・」アーリーは気まずそうだ。
「アーリー、元気でな。またな」ジルが行った。
「もう、会えない感じなんだよ。じゃ~ね~。今度こそ」
アーリーは再び羽ばたいて行った。
「また吹こうかしら」
「もう、やめとけ。彼も困るよ」ジルが言った。
「あれ、あれは星?」ちいは遠くに光る地球に似た星を指さした。
「ホントだ。なんかあるね」ジルが言った。ジルは星を見たことがなかった。
「あれは、あなた達の星、マウル星だ」
突然、宮殿の中から人が現れた。
民族衣装のような姿の人だ。
「そなた達の勇気、見事である。私はアシュタールと言います。付いてきてください。案内する」
「うむ。付いて行こう」
4人は宮殿の内部に入った。
大きな扉があった。
大きな音を立てて、扉が開いた。
「どうぞ。皆さん中へ」
皆が扉に入ると、ズシンと衝撃があり、振動した。
「むむむ!これは!」コングが側の柱につかまった。
「エレベーターね!小さい小窓から、昇っているのが見えるわ!」
「そう宇宙エレベーターです。ドラゴンがマウル星の大気圏を出た所まで、来てくれました。後はこの宇宙エレベーターで我々の基地まで移動します
「おい!ちんぷんかんぷんだぞ!俺は神の国でフルーツをつまみながら、女の人が踊っている所を、寝そべって過ごせると思ったのだぞ!」コングが言った。
「コング・・そんな考えを・・」キューが言った。
「よかろう。宇宙エレベーターは到着まで少々時間がかかる。説明しましょう。たしかに宮殿が無事な時は、あなたが言ったような楽園のような所はあった。だが過去だ。今はない。攻撃されたのだ。あなた達事は知っています。黒の国の魔物を撃退された。早くからあなた達に来てもらいたく、時間と空間をコントロールしていました。アーリーも神の鳥です。あなた達を助ける為、私達が送り込みました」
「アーリーは無事?」キューが言った。
「大丈夫。もう役目が終わって神の所へ行きました。ここまで皆さんが到着するまでの役目の鳥です。黒の国のボス、バロンは宇宙の支配者の手先です。宇宙にはまだまだ大元の悪がおる。今、我々は大事な局面にいる。黒の魔族、ジリア―族星人が宇宙を支配している」
「あの・・ここは地球ってありますか?私の住んでいる地球は・・」
「ちいさんですね。あなたは違う宇宙から来たのです。ミンク―の国とあなたのいた地球。まったく違う宇宙です。宇宙はたくさんあります」
「火星、水星、月とかも?」
「そうです。違う宇宙です。だが、あなたの銀河系の宇宙にも我々は精通しています。多くの仲間がいます。そして・・」
ド、ドドン!エレベーターが激しく揺れた。
「まずい。上昇中に敵の攻撃が来てしまった」アシュタールが外と見て言った。
「エレベーターを停止せねば・・」
小窓から爆発している炎が見える。
コングはマスターブレードを肩からおろし、握りしめた。
ジルも弓矢をだした。
0
あなたにおすすめの小説
おっとりドンの童歌
花田 一劫
児童書・童話
いつもおっとりしているドン(道明寺僚) が、通学途中で暴走車に引かれてしまった。
意識を失い気が付くと、この世では見たことのない奇妙な部屋の中。
「どこ。どこ。ここはどこ?」と自問していたら、こっちに雀が近づいて来た。
なんと、その雀は歌をうたい狂ったように踊って(跳ねて)いた。
「チュン。チュン。はあ~。らっせーら。らっせいら。らせらせ、らせーら。」と。
その雀が言うことには、ドンが死んだことを(津軽弁や古いギャグを交えて)伝えに来た者だという。
道明寺が下の世界を覗くと、テレビのドラマで観た昔話の風景のようだった。
その中には、自分と瓜二つのドン助や同級生の瓜二つのハナちゃん、ヤーミ、イート、ヨウカイ、カトッぺがいた。
みんながいる村では、ヌエという妖怪がいた。
ヌエとは、顔は鬼、身体は熊、虎の手や足をもち、何とシッポの先に大蛇の頭がついてあり、人を食べる恐ろしい妖怪のことだった。
ある時、ハナちゃんがヌエに攫われて、ドン助とヤーミがヌエを退治に行くことになるが、天界からドラマを観るように楽しんで鑑賞していた道明寺だったが、道明寺の体は消え、意識はドン助の体と同化していった。
ドン助とヤーミは、ハナちゃんを救出できたのか?恐ろしいヌエは退治できたのか?
トウシューズにはキャラメルひとつぶ
白妙スイ@1/9新刊発売
児童書・童話
白鳥 莉瀬(しらとり りぜ)はバレエが大好きな中学一年生。
小学四年生からバレエを習いはじめたのでほかの子よりずいぶん遅いスタートであったが、持ち前の前向きさと努力で同い年の子たちより下のクラスであるものの、着実に実力をつけていっている。
あるとき、ひょんなことからバレエ教室の先生である、乙津(おつ)先生の息子で中学二年生の乙津 隼斗(おつ はやと)と知り合いになる。
隼斗は陸上部に所属しており、一位を取ることより自分の実力を磨くことのほうが好きな性格。
莉瀬は自分と似ている部分を見いだして、隼斗と仲良くなると共に、だんだん惹かれていく。
バレエと陸上、打ちこむことは違っても、頑張る姿が好きだから。
まぼろしのミッドナイトスクール
木野もくば
児童書・童話
深夜0時ちょうどに突然あらわれる不思議な学校。そこには、不思議な先生と生徒たちがいました。飼い猫との最後に後悔がある青年……。深い森の中で道に迷う少女……。人間に恋をした水の神さま……。それぞれの道に迷い、そして誰かと誰かの想いがつながったとき、暗闇の空に光る星くずの方から学校のチャイムが鳴り響いてくるのでした。
あだ名が245個ある男(実はこれ実話なんですよ25)
tomoharu
児童書・童話
え?こんな話絶対ありえない!作り話でしょと思うような話からあるある話まで幅広い範囲で物語を考えました!ぜひ読んでみてください!数年後には大ヒット間違いなし!!
作品情報【伝説の物語(都道府県問題)】【伝説の話題(あだ名とコミュニケーションアプリ)】【マーライオン】【愛学両道】【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】【トモレオ突破椿】など
・【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】とは、その話はさすがに言いすぎでしょと言われているほぼ実話ストーリーです。
小さい頃から今まで主人公である【紘】はどのような体験をしたのかがわかります。ぜひよんでくださいね!
・【トモレオ突破椿】は、公務員試験合格なおかつ様々な問題を解決させる話です。
頭の悪かった人でも公務員になれることを証明させる話でもあるので、ぜひ読んでみてください!
特別記念として実話を元に作った【呪われし◯◯シリーズ】も公開します!
トランプ男と呼ばれている切札勝が、トランプゲームに例えて次々と問題を解決していく【トランプ男】シリーズも大人気!
人気者になるために、ウソばかりついて周りの人を誘導し、すべて自分のものにしようとするウソヒコをガチヒコが止める【嘘つきは、嘘治の始まり】というホラーサスペンスミステリー小説
隣のじいさん
kudamonokozou
児童書・童話
小学生の頃僕は祐介と友達だった。空き家だった隣にいつの間にか変なじいさんが住みついた。
祐介はじいさんと仲良しになる。
ところが、そのじいさんが色々な騒動を起こす。
でも祐介はじいさんを信頼しており、ある日遠い所へ二人で飛んで行ってしまった。
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる